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Alpha FX、取引アップデートを公表

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update 2022.07.27 11:19
Alpha FX、取引アップデートを公表

update 2022.07.27 11:19

マルタ法人の営業開始まで欧州投資家へのサービス提供が不可能となる模様

英国・ロンドンを拠点とするFXサービスプロバイダーのAlpha FX Group plc(本社:Brunel Building 2 Canalside Walk London W2 1DG[1])【以下、Alpha FXと称す】は1月12日、最新の取引アップデートにおいて、同社の完全子会社であるマルタ法人が営業を開始するまで、EU圏内の顧客に対してサービスの提供ができなくなることを明らかにした。[2]

Alpha FXが公表した取引アップデートによると、同社はEU圏内のデリバティブ取引を行う顧客を対象に、リバース・ソリシテーション(投資家主導の販売活動)手法を用いてサービスの提供を試みるという。同マーケティング手法に関しては、EU加盟各国によりエンフォースメント(法執行)が異なるため、Alpha FXとしてはマルタ法人が業務を開始するまで、顧客からの注文を受けることができないとのことだ。同社は既にマルタ法人の開設準備をほぼ完了している他、同国の金融サービス当局よりノー・オブジェクション・レター(異議なし証明書)を取得しているが、ブレグジットの結果によって必要とされる手続きが変わってくるため、マルタ法人の営業開始を留めていたという。

取引アップデートの公表に際し、Alpha FXの創業者兼CEOを務めるMorgan Tillbrook氏は以下のようにコメントしている。

2020年は困難な一年でありましたが、我々は引き続き全ての事業領域で力強い成長を遂げることができました。我が社の成功には人材が必要不可欠であり、困難に立ち向かっていくチームを大変誇らしく思っております。この時期に成長を遂げたことは、将来大きくプラスに働くと確信しております。

Morgan Tillbrook, Founder & CEO of Alpha FX - London Stock Exchangeより引用

尚、ブレグジットを巡っては、多くの金融サービスプロバイダーが新たな拠点の開設や経営資源をシフトする動きを見せている。例えば、Interactive Brokersがアイルランド法人を設立し、欧州事業の拡大を模索している。またFXCMがCySECよりライセンスを取得した他、Pepperstoneがドイツ法人を始動し、それぞれ欧州市場の顧客開拓を進めている。2020年12月31日、英国がEUから完全離脱したことから、Alpha FXが早期にマルタ法人の営業を開始し、更なる顧客基盤の拡大を図ることに期待したい。

release date 2021.01.14

出典元:

ニュースコメント

組織を刷新して業績拡大を図るAlpha FX

Alpha FXはチームの半分ほどを占めるパートナーが共同所有する経営体制を敷き、法人や金融機関を対象にしたFXリスク管理とグローバル決済、送金・受け取り関連ソリューションをグローバルに提供している。特にFXリスク管理に関しては、ヘッジングやプライシング、及び決済機能の提供に加え、レポーティングや分析サービスも手掛けている。同社の業績面に目を転じると、2020年は営業収益が前年比で増加する一方、純利益が減少するまちまちの結果となった。またAlpha FXは2020年5月、BetfairのエンジニアであったJames Carey氏をテクノロジー部門のディレクターとして採用した他、2020年11月にはAlpha FXの社外取締役を務めていたMatt Knowles氏を戦略アドバイザーとして任用し、テクノロジー面の強化や組織全体で連携した戦略立案、及び新規投資の推進を図っている状況だ。組織の刷新と共にマルタ法人の営業開始が見込まれる中、Alpha FXが更なる業績拡大に向けて如何なるソリューションを提供するか今後も注目したい。


Date

作成日

2021.01.14

Update

最終更新

2022.07.27

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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