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IS InvestmentとIntegral、パートナーシップ契約を延長

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update 2022.07.22 10:34
IS InvestmentとIntegral、パートナーシップ契約を延長

update 2022.07.22 10:34

単一システムでのCFDとレバレッジド商品の組み入れが可能に

トルコ最大の投資銀行であるIS Investment(本社:Levent Mahallesi, Meltem Sokak İş Kuleleri Kule 2 Kat:13 No:10/14 34330 Beşiktaş İSTANBUL[1])と、FX関連ソリューションを提供するIntegral Development Corp.(本社:3000 El Camino Real 2 Palo Alto Square, 6th Floor Palo Alto, CA 94306 USA[2])【以下、Integralと称す】は、長期にわたるパートナーシップ契約を延長したことを発表した。[3]

IS Investmentは各顧客層に対応した様々な商品の開発及び販売促進を図るべく、既にIntegralのプライスエンジンを活用していたが、今回パートナー契約を更新したことにより、単一システム上でCFDとレバレッジド商品を組み入れることができるようになるという。

契約延長に際し、IS Investmentの国際資本市場部門マネージャーを務めるCuneyt Akdemir氏とIntegralのCEOを務めるHarpal Sandhu氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

スイスフランのフラッシュクラッシュのような困難な局面を通じて、Integralのカスタマイズ可能なテクノロジーを活用した高品質な顧客サービスの提供が、如何に付加価値を提供しているか強く認識しております。我々は同社との10年来の戦略的パートナーシップを通じて、カスタマイズされたFXアグリゲーション(流動性集約)やデリバティブを活用したヘッジング、CFDといった事業領域の拡大を推進しております。

Cuneyt Akdemir, Manager at IS Investment's international capital markets - Integralより引用

我々はIS Investmentとの長期的な関係性の構築を歓迎すると共に、同社が単一システムを通じてFXやCFD、金属商品を提供するためのサポートができることを大変喜ばしく思っております。我が社のテクノロジーがFXやCFD取引サイクル全体にカスタマイズ可能なソリューションを提供することで、IS Investmentは競争上の優位性を発揮し業容拡大を図れるでしょう。

Harpal Sandhu, CEO at Integral - Integralより引用

尚、2020年9月、Integralは次世代型シングルディーラープラットフォーム(GUI)の最新版となるFX Inside 7.0をリリースした。リクイディティアグリゲーション機能を強化した同プラットフォームは、海外FXブローカーや銀行、アルゴリズム取引を手掛ける法人顧客などを対象にしており、HTML5に対応したブラウザやモバイル端末を介して利用することができる。また、クラウドベースの環境を構築する同ツールは、アセットクラスの分散やポストトレード、市場データ関連ソリューションを提供する他、FXのスポットやスワップ取引、NDF、貴金属、CFDなど、マルチアセットに対応したストリーミング要求(RFS)モード及び取引執行可能ストリーミング価格(ESP)モードでの取引執行をサポートしている。更に、250社以上のリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)が参加し、FX市場のECNとして機能するOpen Currency Exchange(OCX)や、同社が運営するFXスポット取引施設であるTrueFXにおいてもFX Inside 7.0が活用されているという。

IS InvestmentはIntegralとの提携を延長し、商品ラインナップの拡充を図ることで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.01.14

出典元:

ニュースコメント

一流金融機関から高い信頼を勝ち取るIntegral

1993年に創業したIntegralは、米国のパロアルトやニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポール、インドのバンガロールにオフィスを設け、FXワークフロー管理や取引執行関連の革新的なソリューションを提供する金融テクノロジープロバイダーだ。UBSやバンクオブアメリカなど、200社を超えるティア1(トップクラス)の金融機関とパートナー関係を構築していることから、同社が誇るクラウドベースのテクノロジーソリューションが、名だたるグローバルプレーヤーから高い信頼を勝ち取っているとうかがえる。Integralは積極的な提携戦略を通じたサービスの拡充を図っており、例えば、Integralとスイスクォートが契約を延長した他、Integralとリフィニティブも契約を延長している。また、IntegralはStraits Financialと提携し、電子FX業務フローの自動化と取引テクノロジーの導入をサポートしている。2021年1月、Integralが公表した2020年度12月期の平均日次取引高(ADV)は、前年同期比33.6%増、前月比では1.5%増と堅調な結果であった。テクノロジードリブンなソリューションの提供が活発化する中、今後も多くの海外FXブローカーが同社のテクノロジー活用を進めることが見込まれる。


Date

作成日

2021.01.14

Update

最終更新

2022.07.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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