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Integralとリフィニティブ、パートナーシップ契約を延長

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update 2021.08.31 15:31
Integralとリフィニティブ、パートナーシップ契約を延長

update 2021.08.31 15:31

FXall上でIntegralのプライスエンジンを活用可能

FX関連ソリューションを提供するIntegral Development Corp.(本社:3000 El Camino Real 2 Palo Alto Square, 6th Floor Palo Alto, CA 94306 USA[1])【以下、Integralと称す】と、金融情報会社Refinitiv(本社:5 Canada Square London E14 5AQ United Kingdom[2])【以下、リフィニティブと称す】は、複数年にわたるパートナーシップ契約を更新したことを発表した。[3]

これにより、リフィニティブの顧客は同社のマルチディーラープラットフォーム(MDPs)である、FXall上でIntegralのプライスエンジンを継続して利用し、流動性供給に加えてFXのスポットやアウトライト及びスワップといった各種取引に関連したプライシング機能を活用することができるという。尚、FXallはアセットマネージャーや法人、銀行、ブローカーディーラー、ヘッジファンドなど180行及び2,300人以上の機関投資家に利用されている。

パートナー契約の延長に際し、IntegralのCEOを務めるHarpal Sandhu氏とリフィニティブのトレーディング部門共同ヘッドを務めるNeill Penney氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は、業界トップクラスのMDPsを有するリフィニティブとパートナー契約を延長したことを喜ばしく思っております。

Harpal Sandhu, CEO of Integral - Integralより引用

Integralとパートナー契約を更新したことは、両社の長期的な関係性を強化するものであり、我が社のプライスエンジンを用いたFXallを利用するリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)にメリットをもたらすでしょう。

Neill Penney, Co-Head of Trading at Refinitiv - Integralより引用

Integralはリフィニティブ以外にも積極的に提携戦略を推進している。例えば、IntegralはIsrael Discount Bankと提携した他、IntegralはStraits Financialと提携している。そして今回、Integralはリフィニティブとパートナー契約を更新し、多くの市場参加者が利用するFXall上でソリューションを提供することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.10.30

出典元:

ニュースコメント

FX Inside 7.0を活用した顧客取引の拡大に期待が高まるIntegral

2020年9月、Integralは次世代型シングルディーラープラットフォーム(GUI)の最新版となるFX Inside 7.0をリリースした。リクイディティアグリゲーション(流動性集約)機能を強化した同プラットフォームは、海外FXブローカーや銀行、アルゴリズム取引を手掛ける法人顧客などを対象にしており、HTML5に対応したブラウザやモバイル端末を介して利用することができる。また、クラウドベースの環境を構築する同ツールは、アセットクラスの分散やポストトレード、リサーチ、市場データ関連ソリューションを提供する他、FXのスポットやアウトライト、スワップ取引、NDF(為替先渡取引)、貴金属、CFDなど、マルチアセットに対応したストリーミング要求(RFS)モード及び取引執行可能ストリーミング価格(ESP)モードでの取引執行をサポートしている。更に、250社以上のリクイディティプロバイダーが参加する、FX市場のECNとして機能するOpen Currency Exchange(OCX)や、同社が運営するFXスポット取引施設であるTrueFXにおいてもFX Inside 7.0が活用されているという。2020年10月、Integralは9月のFX取引高が拡大したことを明らかにした。同社がニーズに即した多岐にわたる機能を搭載しているFX Inside 7.0を活用し、更に顧客取引を拡大させることに期待したい。


Date

作成日

2020.10.30

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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