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IntegralとユーロネクストFX、9月のFX取引高が拡大

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update 2021.08.31 15:31
IntegralとユーロネクストFX、9月のFX取引高が拡大

update 2021.08.31 15:31

市場のボラティリティ拡大が追い風に

FX市場のボラティリティが高まったことにより、FX関連ソリューションを提供するIntegral Development Corp.(本社:3000 El Camino Real 2 Palo Alto Square, 6th Floor Palo Alto, CA 94306 USA[1])【以下、Integralと称す】と、FXマッチングシステムを提供するEuronext FX(本社:15th floor 180 Maiden Ln New York, NY 10038 USA[2])【以下、ユーロネクストFXと称す】は、9月のFX取引高が拡大したことを発表した。[3]

Integralの9月の平均日次取引高(ADV)は410億ドルとなり、前年同月比では10%増、前月比で見ても3%増と堅調な結果であった。足元において、同社は次世代型シングルディーラープラットフォーム(GUI)の最新版となるFX Inside 7.0をリリースし、リクイディティアグリゲーション(流動性集約)ソリューションの提供を強化している。同プラットフォームは、海外FXブローカーや銀行、アルゴリズム取引を手掛ける法人顧客などを対象にしており、HTML5に対応したブラウザやモバイル端末を介して利用することができる。

ファストマッチ(FastMatch)からブランド名を刷新したユーロネクストFXの9月の総取引高は4,590億ドルとなり、前月の3,970億ドルから18%増加した他、2019年9月の4,100億ドルから17%の拡大に成功した。また同社を通じた機関投資家のFX取引動向に関しては、ADVが213億ドルとなり、8月の189億ドルから12.6%増加したことに加え、2019年9月の191億ドルと比較しても11.7%増と好調な結果であった。

良好な月次業績を発表したIntegralとユーロネクストFXが、更なる顧客取引の拡大に向けてサービス拡充を図ることに期待したい。

release date 2020.10.05

出典元:

ニュースコメント

ユーロネクストFXの次なる一手に注目

ユーロネクストFXの親会社であるユーロネクストは新3か年戦略プランを発表した際、商品ラインナップの拡充に加え、コーポレートサービスとFX、先進的なデータ関連ビジネスに注力する意向を示していた。重点注力分野の一つであるFX事業においては、ユーロネクストFXの取引高が低迷していたものの、足元では回復傾向を示している。ボラティリティ拡大の恩恵を享受していることに加え、2019年9月にユーロネクストFXはシンガポールに進出した他、2020年2月にはCruxと提携するなど、積極的なサービス拡充が奏功している模様だ。他方で、機関投資家向けのFXプラットフォームを提供するCLSやトムソンロイター(Thomson Reuters)なども、9月の取引高が大幅増加しているという。11月には世界中の投資家が注目する米大統領選挙を控えており、今後も市場のボラティリティが高まると予想される。ユーロネクストFXが継続的に顧客取引を拡大するため、如何なるソリューションを提供するか注目したい。


Date

作成日

2020.10.05

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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