Select Language

Pepperstone、ドイツ法人が始動

Pepperstone、ドイツ法人が始動

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.18 14:58
Pepperstone、ドイツ法人が始動

update 2022.04.18 14:58

ドイツ語圏での顧客開拓に注力する方針

オーストラリア最大のリテールFXブローカーであるPepperstone Group Limited(本社:Level16, Tower One, 727 Collins Street, Melbourne, VIC 3008, Australia[1])【以下、Pepperstoneと称す】は、4か月ほど前にドイツ連邦金融監督局(Die Bundesanstalt für Finanzdien Stleistungsaufsicht, BaFin)よりライセンスを取得したドイツの子会社であるPepperstone GmbH【以下、Pepperstoneドイツ法人と称す】が、サービスの提供を開始したことを発表した。[2]

Pepperstoneは本拠地のオーストラリアにおけるプレゼンス拡大に加え、グローバル市場の開拓を積極的に推進する方針だ。2020年に創業10周年を迎えた同社は、既にドバイとケニアで金融サービスライセンスを取得している他、11月にPepperstoneはCySECよりライセンスを取得している。今回、サービスの提供を開始したPepperstoneドイツ法人は、ダッハ(DACH)と呼ばれるドイツとオーストリア、スイスのドイツ語圏において顧客開拓に注力するという。

新法人の始動に際し、PepperstoneのグループCEOを務めるTamas Szabo氏とPepperstoneドイツ法人のゼネラルマネージャーを務めるTobias Reichert氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

ドイツ法人の努力のおかげで、我が社はドイツ語圏のお客様とより緊密な関係性を構築することができます。ドイツは欧州で最も魅力的な国の一つであり、現地の投資家に我々の専門性やテクノロジーを提供することを楽しみにしております。

Tamas Szabo, Group CEO of Pepperstone - Finance Magnatesより引用

我々は洗練された市場であるドイツとオーストリアに参入し、最良執行やプライシングといった顧客ニーズにマッチしたサービスの提供を開始します。ドイツにおいて、我が社が有する専門性の高いチームが結束し、お客様の取引をサポートしていく考えであります。

Tobias Reichert, General Manager of Pepperstone GmbH - Finance Magnatesより引用

Pepperstoneドイツ法人がドイツ語圏の各国市場における特有のニーズへ的確に対応することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.12.10

出典元:

ニュースコメント

市場が固唾を呑むブレグジット交渉

ブレグジット情勢に鑑み、Pepperstoneのみならず、他の金融サービスプロバイダーも大陸欧州に新たなビジネス拠点を設けている。直近では、ゴールドマンサックスがフランスに株式取引ハブを開設する方針を示している他、JPモルガンチェースやバンクオブアメリカ・メリルリンチといった大手金融機関も、英国から経営資源のシフトを進めている。また、INTLはGIROXXを買収し、ブレグジット後を見据えた継続的なサービスの提供を試みている状況だ。ブレグジットによって欧州の規制環境が大きく変化すると見られており、特に、パスポーティング制度を活用して大陸欧州でサービスを提供する英国金融行動監視機構(FCA)規制下の企業に甚大な影響を及ぼすと予想されている。ブレグジットの移行期間が終了する2020年末までは、これらの企業がクロスボーダーの金融サービスを提供することが可能だ。しかしながら、ブレグジット交渉がまとまらず、コンティンジェンシープランが準備されていなければ、欧州各国を拠点とする投資家は英国市場と分断されることになる。交渉が難航しているブレグジット動向に目を転じると、12月9日に英国とEU首脳が直接会談したという。依然として複数の分野において両者の間に大きな相違が見られる中、市場の注目が集まるトップ会談の行方はどうなったのか、続報が気になるところだ。


Date

作成日

2020.12.10

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨USUALの将来性は?RWA活用のステーブルコインプロトコルを解説

仮想通貨USUALは、ステーブルコインプロトコル「Usual」のガバナンストークンです。Usualは、BlackRockなどからRWA(現実資産)を集約してステーブルコインを発行し、その収益をコミュニティに再分配するプロトコルとして注目を集めています。
update2024.11.20 20:00

Milton Marketsが2024年11月より最大100%分入金ボーナスを開催

Milton Marketsで期間限定の100%入金分ボーナスキャンペーンが開催されます。当記事では100%入金分ボーナスの概要や、注意点を中心に解説していきましょう。
update2024.11.20 19:30

スマホ版MT4のやさしい使い方ガイド~iPhone&Androidの基本操作~

この記事では、優先的に押さえておきたいMT4アプリの機能を5つのグループにまとめ、iPhone版とAndroid版での使い方を解説します。「基本操作を手っ取り早く確認したい!」という方はぜひご活用ください。
update2024.11.20 19:00

ZoomexがクリプトバトルZを開催!毎週開催の取引大会で現物USDTやボーナスを獲得

2024年11月1日、海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、取引大会シリーズ「クリプトバトルZ」を開催しました。ラウンドごとの特典総額は3,480ドル相当です。当記事では、クリプトバトルZの詳細や参加方法、注意点を解説します。
update2024.11.15 20:00

ゴールドラッシュXMは本当に儲かるのか?ほぼ破綻リスクゼロのEAの実力は

ゴールドラッシュXMのランディングページで謳われている「1ヵ月で取引資金が2倍に」、「破綻リスクはほぼゼロ」という宣伝文句に違わぬ実力が備えられているのか、フォワードテスト・バックテストを実施して検証しました。
update2024.11.14 20:30

Titan FXがブラックフライデーキャンペーンを開催!取引でキャッシュバックが付与

Titan FXが、2024年11月25日(月)からブラックフライデーキャンペーンを開催します。今回のキャンペーンでは、FX通貨ペア銘柄またはゴールドを1ロット取引するごとに500円のキャッシュバックが付与されます。
update2024.11.14 20:00

XMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小!どのくらい狭くなったか検証

2024年10月25日にXMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小しました。この記事では、BTCUSDとETHUSDのスプレッドの計測結果やほかのFX業者と比較した結果を解説します。
update2024.11.14 19:30

Milton Marketsが11月の1万円FXチャレンジとXリポストキャンペーンを開催!

Milton Marketsで、11月の1万円チャレンジが開催されます。この記事では、開催期間や上位入賞の条件、これまでの1万円チャレンジと変わった点などを解説します。
update2024.11.14 19:00

XMTradingがお歳暮プロモを開催!100%入金ボーナスを付与

海外FX業者のXMTradingが2024年10月15日から11月15日までお歳暮プロモを開催することを発表しました。キャンペーン期間中に対象口座へ入金すると、100%の入金ボーナスが付与されます。新規・既存ユーザーの両方が対象です。
update2024.11.12 19:30

Zoomexがあったか冬支度応援キャンペーンを開催!総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券がもらえる

Zoomex(ズーメックス)が、あったか冬支度応援キャンペーンを開催しました。各種条件をクリアすると、総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券を獲得できます。キャンペーン開催期間は、2024年11月19日〜11月25日までです。
update2024.11.07 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル