Select Language

Capital Index、SteelEyeと提携

Capital Index、SteelEyeと提携

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.18 14:42
Capital Index、SteelEyeと提携

update 2022.04.18 14:42

レポーティング規制への対応を推進

英国・ロンドンを拠点とする海外FX・CFDブローカーのCapital Index(UK)Limited(本社:King William House 2A Eastcheap London EC3M 1AE[1])は1月7日、金融商品市場規則(Markets in Financial Instruments Regulation)【以下、MiFIRと称す】及び欧州市場インフラ規則2.2(European Market Infrastructure Regulation 2.2)【以下、EMIR2.2と称す】において求められるレポーティング規制に対応すべく、コンプライアンス及びデータ分析サービスを提供するSteelEye(本社:5TH FLOOR, 55 STRAND, LONDON, WC2N 5LR[2])とパートナーシップ契約を締結した。[3]

CMEグループが2020年11月30日までに、Abide FinancialとNEX Regulatory Reportingのサービスを停止すると発表したことを受け、多くの金融サービスプロバイダーがMiFIR及びEMIR2.2で求められるレポーティング規制に対応した代替サービスの利用を模索しているという。今回の提携を通じて、Capital IndexはSteelEyeのレポーティングシステムを活用すると共に、規制環境の変化に応じて全ての規制への対応を図る方針だ。

両社の提携に際し、Capital IndexのCEOを務めるMatthew Wright氏とSteelEyeのCEOを務めるMatt Smith氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

SteelEyeは各規制に対応したコンプライアンスソリューションを提供するだけなく、データやテクノロジーサービスにも注力しております。今回の提携は我が社のニーズを全て満たすものであり、同社と協働してEMIR2.2及びMiFIRで求められるレポーティングソリューションを活用することを楽しみにしております。

Matthew Wright, CEO of Capital Index - SteelEyeより引用

CMEグループが規制対応レポーティング事業の閉鎖を発表した際、我々は多くの企業が即座に代替サービスの利用を求めると見込み、極力効果的且つシームレスにサービスの拡充を図りたいと考えておりました。我が社はCapital Indexと提携し、レポーティングプロセスにおいて付加価値を提供することを喜ばしく思っております。

Matt Smith, CEO of SteelEye - SteelEyeより引用

金融サービスプロバイダー各社が効率的なレポーティングソリューションの活用を模索する中、SteelEyeは積極的に顧客基盤の拡大を図っている。例えば、Ardent FinancialがSteelEyeのソリューションを採用した他、Gold-iがSteelEyeと提携し、顧客のシステムとSteelEyeのレグテックソリューションをリアルタイムに統合するサービスを提供している。

Capital IndexはSteelEyeと提携し、先進的なコンプライアンスツールを活用することで、効率的に規制対応を推進することが期待できそうだ。

release date 2021.01.11

出典元:

ニュースコメント

レグテックソリューションに脚光

Capital Indexは英国金融行動監視機構(FCA)の規制下において、個人投資家や機関投資家を対象に、FXとCFD、及びスプレッドベッティング取引サービスを提供している。同社ではスプレッドや最低預入金額、最小取引サイズなどに差異を持たせ、アドバンスト口座とプロ口座、及びブラック口座という3種類の口座タイプを用意している。取引プラットフォームに関しては、グローバル投資家から根強い人気を誇るMetaTrader4 (MT4)を導入しており、最大レバレッジ30倍の取引が可能だ。他方で、グローバル当局が多岐にわたる規制策を講じる中、Capital Index以外にも多くの金融サービスプロバイダーがレグテックソリューションの活用を推進している。例えば、eToroがNICE Actimizeのソリューションを採用した他、MetaQuotesは出資先のSumsubと協働して新たなレグテックソリューションの提供を模索している。多くの金融サービスプロバイダーが効率的な規制対応を模索する中、レグテック企業が革新的なソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.01.11

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル