Select Language

ActivTrades、ルクセンブルクでライセンスを取得

ActivTrades、ルクセンブルクでライセンスを取得

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.18 11:57
ActivTrades、ルクセンブルクでライセンスを取得

update 2022.04.18 11:57

ブレグジット移行期間終了後のスムーズなサービス移行を模索

英国・ロンドンを拠点とする海外FXブローカーのActivTrades(本社:1 Thomas More Square London E1W 1YN United Kingdom[1])は、ブレグジットの移行期間終了後におけるスムーズなサービス移行を図るべく、傘下のルクセンブルク法人であるActivTrades Europe SA(登録番号:B232167)がライセンスを取得したことを発表した。[2]

ActivTradesは、既に拠点を設けているイタリア・ミラノとブルガリア・ソフィアに併せ、ルクセンブルク法人もサービスの提供を開始することで、欧州顧客の獲得拡大を目指す方針だ。欧州市場の新たな拠点となる同法人は、ミラノとソフィアオフィスからのサポートを受けるという。一方、英国・ロンドンのシンボルであるタワーブリッジ(Tower Bridge)から程近くに位置する同社の英国法人は、引き続き本社機能を維持し、バハマ・ナッソー(Nassau)オフィスと共に英国及びグローバル顧客へサービスを提供するとのことだ。

ライセンスの取得に際し、ActivTradesのCEOを務めるAlex Pusco氏は以下のようにコメントしている。

ブレグジットの移行期間終了後においても、我が社にとって欧州は常に重要な市場であります。ブレグジットにより、我々は欧州のお客様に最高のサービスを提供すべく新たな拠点の開設を模索しておりましたが、大陸欧州の中心として戦略的なポジションを確立すると共に、金融分野における長年の歴史を誇るルクセンブルクを選択することは合理的と言えるでしょう。

Alex Pusco, CEO of ActivTrades - LeapRateより引用

足元の数ヶ月間において、世界中の金融サービスプロバイダーがブレグジットの影響から欧州顧客を保護するための取り組みを強化している。直近では、Interactive Brokersがアイルランドで新法人を立ち上げた他、Monexがルクセンブルクに新オフィスを開設している。またPepperstoneがCySECよりライセンスを取得し、欧州事業の拡大を模索している。そして今回、ActivTradesがルクセンブルクでライセンスを取得し、大陸欧州向けのサービスを拡充することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.12.28

出典元:

ニュースコメント

足元好調なActivTradesの次なる一手に注目

2001年に創業したActivTradesは、140か国を超えるグローバル顧客を対象に、FXやインデックス、コモディティなど、1,000種類以上の金融商品を提供している。取引プラットフォームは同社独自のActivTraderに加え、MetaTrader4とMetatrader5を導入し、幅広い顧客層の獲得を試みている。また、ActivTradesはIBM Cloudが構築したスケーラブルで信頼性の高い取引インフラを導入しており、低レイテンシーのコネクティビティと迅速な取引執行サービスの提供に強みを持つ。同社の平均執行速度は0.004秒以下であると共に、93.6%の取引が注文通りに約定しているという。FX取引サービスに関しては、50種類以上の通貨ペアを0.5pipsからのスプレッドで提供している。ActivTradesの業績動向に目を転じると、2019年度業績は落ち込んだものの、2020年は市場のボラティリティが大きく拡大したことにより、2020年度上半期決算は過去最高を達成している。同社が良好な業績の維持・拡大に向けて如何なるソリューションを提供するか今後も注目したい。


Date

作成日

2020.12.28

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

海外FXがオンラインカジノ規制の影響を受ける理由とは?出金できなくなるリスクも

2025年以降、オンラインカジノ規制の影響と見られる海外FX業者の国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル