Select Language

Exinity、MT5認定プログラムを活用

Exinity、MT5認定プログラムを活用

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.18 11:53
Exinity、MT5認定プログラムを活用

update 2022.04.18 11:53

MT5取引プラットフォームに関連した専門性の向上を模索

海外FXブローカーのFXTMやAlpariを運営するExinity Group【以下、Exinityと称す】が、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】のMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームに関連したスキル向上と知識拡充をサポートする認定プログラムを受講したことが明らかになった。[1]

2020年1月、MetaQuotesは取引プラットフォーム管理スタッフ向けのMT5アドミニストレーターと、顧客管理スタッフ向けのMT5マネージャー、取引オペレーション管理スタッフ向けのMT5ディーラーという3種類の認定プログラムを開始した。試験は2段階で構成されており、第1次のオンラインテストは80項目にわたり、合格ラインは70%になる。受講者は2回無料でテストを受けることが可能だ。第2次のビデオ面談は30分ほどを要し、300ドルの費用がかかる。最終的に試験を合格した者には、MetaQuotesから公式認定証が授与される仕組みとなっており、3種類ある認定プログラムは、いずれもMetaQuotesの公式App Storeから受講することができるという。

MT5認定プログラムを受講したExinityのグローバルTPA部門ヘッドを務めるAlexander Anokhin氏と、取引プラットフォームオペレーション部門アドミニストレーションチームリーダーを務めるAnton Prikhodko氏、取引プラットフォームインテグレーション部門ヘッドを務めるRoman Kovalenko氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我が社は取引プラットフォームに関するスムーズな業務運営に注力しておりますので、今回、MT5に関する知識をテストするまたとない機会に挑戦する決断をいたしました。私は2週間かけて業務後にテストへ向けた準備を行いました。同取引プラットフォームのヘルプ項目には必要とする全ての情報が含まれておりますが、私はテストコンピューターへの全機能のインストール・設定や、バックテストに多くの時間を要しました。オンラインテストは難解でしたが、無事に我が社が設定した目標を達成し、DDoS攻撃(複数のコンピューターから標的のサーバーに大量の処理負荷を与えることでサービス停止状態へ追い込む手法)対策など、業務に活かせるテクニカルスキルの向上を図ることができました。私は同僚に対して、日々の業務の習熟度をテストするMT5認定プログラムの受講を推奨します。

Alexander Anokhin, Head of Global TPA of Exinity - MetaQuotesより引用

私はMT5内蔵の文書や情報を活用し、1週間ほどMT5認定プログラムテストの準備を行いました。同プログラムのビデオ面談は少し難しかったですが、私は既知情報のアップデートに加え、新たな知識を得ることができました。同取引プラットフォームに関して包括的に情報をアップデートした場合、MT5認定プログラムは必ず役立つでしょう。

Anton Prikhodko, Trading Platforms Operations - Administration Team Leader of Exinity - MetaQuotesより引用

我が社はMT5認定プログラムを通じ、同取引プラットフォームに関する業務スキルをテストすると共に、MT5に関連した従業員の専門性を示す公式認定証を取得することは有益であると考えております。私はテストに向けた準備に対して力を入れ、不慣れな分野や計算の意味合いに関して深く勉強した他、ビデオ面談に関しても十分な対策を取りました。オンラインテストでは、私がこれまでに経験したことのない理論的な問いが含まれていた一方、ビデオ面談で問われる内容は日常業務よりも平易なものでした。同プログラムの勉強を通じて、私は業務に活かすことができるいくつかの気付きを得ることができました。

Roman Kovalenko, Head of Trading Platforms Integration of Exinity - MetaQuotesより引用

世界180か国に300万人以上の顧客基盤を有するExinity Groupは、MT5認定プログラムを活用して専門性の向上を図り、充実した顧客対応サービスを提供することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.12.28

出典元:

ニュースコメント

MT5の機能強化を推進するMetaQuotes

創業20周年を迎えたMetaQuotesは、更なるグローバル投資家の囲い込みを図るべく、MT5の機能強化を推進している。定期的に同取引プラットフォームのアップデートを実施している他、MetaQuotesはヘッジファンド向けにMT5のターンキーソリューションをリリースしており、実際にBesst Point Capital HouseやBorsaといった機関投資家の採用が拡大している状況だ。また、MetaQuotesは学習システムを改良すると共に、Cloudflareが開発したリバースプロキシを導入し、DDoS攻撃対策とネットワーク環境の改善を試みている。更に、Fintezaの広告分析サービスの提供を開始するなど、MT5上において利用できる機能の強化を強力に推し進めている。金融サービスプロバイダーにとって取引プラットフォームは、競合他社との大きな差別化要因となり得ることから、各社がこぞって機能改善を図っている分野だ。MetaQoutesが旧版のMetaTrader4(MT4)に続いてMT5でも市場を席巻すべく、画期的なソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2020.12.28

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

メタマスク等の利用が規制対象に?金融庁がDEXの規制を議論

暗号資産WGでの議論を発端に、SNS上で「DEX利用が非合法化されるのでは?」といった投稿が話題になっています。本記事では、金融庁で議論されたDEX規制の現状や、SNSで広まる情報の真偽、海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.10.28 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

PayPayを使って海外FXとの入出金が可能に?Binance JapanとPayPayが提携を発表

Binance JapanとPayPayが業務提携を発表し、PayPayマネーを使った仮想通貨購入サービスの提供などが検討されています。本記事では、Binance JapanとPayPayの提携内容や、PayPayを使った海外FXとの入出金フローなどを解説します。
update2025.10.17 19:00

XMはゴールド(XAUUSD)のスプレッドも広い?ボーナス取引で実質お得

XMTradingのゴールド(XAUUSD)はスプレッドこそ狭くないものの、スワップフリー口座や豪華ボーナス、約定スピードの速さで十分に利用の検討余地があると言えます。当記事ではXMTradingでゴールド取引が向いている・向いていないトレーダーを他社と比較しながら解説していきます。
update2025.10.22 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

Exnessでシステムエラーによる入出金の不具合が発生?SNSでも報告が相次ぐ

2025年10月、海外FX業者Exnessで入出金エラーが発生し、SNSでも不具合報告が相次ぎました。銀行振込やbitwalletで送金できない事例が確認されており、復旧後も不安の声が続いています。
update2025.10.16 19:00

SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

2025年以降、SwiftTraderで出金拒否・遅延の報告がSNSで相次いでいます。本記事では報告されている出金トラブルのほか、GEMFOREXとの類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。
update2025.10.16 19:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル