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GMO英国子会社、FXエージェンシー取引サービスを提供開始

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update 2021.08.31 15:31
GMO英国子会社、FXエージェンシー取引サービスを提供開始

update 2021.08.31 15:31

最適化されたプライシングソリューションを提供

金融サービスプロバイダーであるGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の英国子会社GMO-Z.com Trade UK Limited(本社:8 Devonshire Square London EC2M 4PL[1])【以下、GMO英国子会社と称す】は9月28日、プライムブローカレッジサービスの拡充を図るべく、FXエージェンシー取引サービスの提供を開始した。[2]

GMO英国子会社によると、同社の機関投資家向けブランドであるZ.com Global Marketsが新サービスを提供するという。また同社は、既に複数顧客がこのサービスの利用を開始する予定であり、向こう数か月の間に更なる顧客基盤の拡大を図ると述べている。

新サービスの提供に際し、GMO英国子会社のチーフストラテジーオフィサーを務めるRamy Soliman氏は以下のようにコメントしている。

FXエージェンシー取引サービスは、小規模のヘッジファンドやティア2・3の銀行といった機関投資家の高度なニーズに対応できると確信しております。我々はティア1(トップクラス)の銀行やECN方式を採用する有力リクイディティプロバイダー(流動性供給業者)との強固な関係性を活用すると共に、経験豊富なチームと強力なテクノロジーソリューションでサポートすることで、カスタマイズされた流動性を供給し、プライシングの最適化を図ることができると考えております。

Ramy Soliman, chief strategy officer at GMO-Z.com - GMO-Z.comより引用

尚、足元では他の金融サービスプロバイダーも、顧客ニーズの高い流動性関連ソリューションの提供を積極化している。直近では、スイスクォートがoneZeroと提携した他、FXCM ProがDevexpertsと提携し、それぞれ流動性供給機能の向上を模索している。そして今回、GMO英国子会社が機関投資家ニーズに対応したエージェンシー取引サービスを開始することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.09.30

出典元:

ニュースコメント

機関投資家ビジネスを推進するGMO英国子会社

2019年11月、GMO英国子会社はZ.com Global Marketsを立ち上げた。同社は英国金融行動監視機構(FCA)規制下において、海外FXブローカーやヘッジファンド、アセットマネージャー、銀行、マーケットメイカー(値付け業者)を対象にしたプライムオブプライム【以下、PoPと称す】サービスを開始している。Z.com Global Marketsを通じたPoPサービスは、LD4やNY4及びTY3といったグローバルデータセンターに加え、FIX APIバージョン4.4や複数のOSに対応したGUIを活用し、競争力の高いプライシングや包括的なポストトレードシステムなどを提供している。また新たに始めたFXエージェンシー取引サービスは、STP方式を採用しており、優れた約定力が期待できる。リテールFX分野において世界最大規模の取引高を誇るGMOクリック証券と共にGMOインターネット株式会社の傘下に収まるGMO英国子会社が、今後も機関投資家のニーズにマッチした革新的なソリューションを提供することに期待したい。


Date

作成日

2020.09.30

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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