Select Language

独立系運用会社Besst Point Capital House、MT5をリリース

独立系運用会社Besst Point Capital House、MT5をリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.12.23 13:07
独立系運用会社Besst Point Capital House、MT5をリリース

update 2022.12.23 13:07

マルチマーケットに対応した取引プラットフォームを活用

独立系運用会社のBesst Point Capital House Ltd.(本社:6th floor Ken Lee building, 20 Edith Cavell Street, Port-Louis 113302, Mauritius[1])【以下、Besst Point Capital Houseと称す】は、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースしたことを発表した。[2]

Besst Point Capital Houseは、運用業界で14年以上の経験を持つファンドマネージャーによって設立されたヘッジファンドだ。同社は様々な投資戦略を駆使し、機関投資家や個人富裕層などを対象に2億5000万ドルの運用資産を管理している。

MT5の導入に際し、Besst Point Capital Houseの会長を務めるSantoshkumar Gaikwad氏は以下のようにコメントしている。

MT5の導入により、我々は目標の達成に近づき、マルチマーケットに対応した取引プラットフォームが利用できるようになります。我が社のディーリングチームは、多岐にわたるソースを通じて豊富な流動性にアクセスできる他、様々なアルゴリズムを採用し、純資産額(NAV)や運用資産(AUM)及び運用報酬の計算、そしてレポート作成を行うことができます。モバイル端末上でこれら全ての機能を利用することで、透明性と柔軟性が高められるでしょう。

Santoshkumar Gaikwad, Chairman of Besst Point Capital House - MetaQuotesより引用

尚、足元において、多くの金融サービスプロバイダーがMT5の導入を進めている。直近では、Orient Futures SingaporeがMT5をリリースした他、NAGAもMT5をリリースしている。そして今回、Besst Point Capital Houseが同ツールを導入したことにより、運用パフォーマンスの更なる向上へ繋がることに期待したい。

release date 2020.09.28

出典元:

ニュースコメント

FX市場でのプレゼンスを拡大させるアルゴリズム取引

JPモルガンチェースが実施した2020年3月時点の顧客調査によると、最小投資金額1,000万ドル超のFXトレーダーの内、60%がアルゴリズム取引を行っていたという。今回Besst Point Capital Houseが導入したMT5も、高性能なアルゴリズム取引機能が搭載されており、ユニークなエコシステムを構築している。FX市場において、アルゴリズム取引の占める比率が高まる中、多くの金融機関が関連ソリューションの提供を積極化している。直近では、HSBCがNDFアルゴリズム執行ツールをリリースし、アジア5か国と米ドルの各通貨ペアに対応したアルゴリズム取引のソリューションを提供している。またドイツ取引所がQuantitative Brokers株の過半数を取得し、アルゴリズム取引分野の強化を図っている他、JPモルガンチェースは機械学習(ML)を活用した次世代型のアルゴリズム取引ツールを開発している。グローバルベースで熾烈な運用競争が繰り広げられる中、今後も多くの金融機関が市場インパクトの軽減につながるアルゴリズム関連ソリューションを開発すると予想される。


Date

作成日

2020.09.28

Update

最終更新

2022.12.23

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル