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ロビンフッド、iOS14のウィジェットに対応

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update 2022.08.05 16:57
ロビンフッド、iOS14のウィジェットに対応

update 2022.08.05 16:57

同社アプリをタップすることなく、素早く投資関連情報の確認が可能

米国のシリコンバレーを拠点とし、取引手数料無料のモバイルアプリを提供するRobinhood Markets, Inc.【以下、ロビンフッドと称す】は9月24日、同社アプリをアップル(Apple)がリリースしたiOS14のウィジェットに対応させたことを発表した。[1]

これにより、ロビンフッドのユーザーは同社アプリをタップすることなく、iOS14のホーム画面上で自身のポートフォリオやシンボル及びその他投資関連情報を確認できるようになった。またロビンフッドのウィジェットは、ホーム画面上で配置や大きさの変更も可能だという。

足元では、iPhoneやiPad、Apple Watchのソフトウェアアップデートにより、多岐にわたる画期的な機能が提供されている。最新版のiOS14を利用する世界中のアップルユーザーは、好みのアプリを追加及びカスタマイズできるウィジェットギャラリーにて、自身のホーム画面のカスタマイズやスクリーンショットの共有を可能にする。またiOS14がリリースされた当初は、ビッグテックなど一部のトップ企業のみが同ソフトウェアのウィジェットに対応していたものの、今日では数多くの投資アプリもウィジェット対応を進めている。

尚、他の金融サービスプロバイダーもモバイルアプリ機能の強化を図っている。例えば、BidFXがモバイルアプリをアップグレードした他、Wombat Investは端株取引サービスを開始している。そして今回、ロビンフッドは同社アプリをiOS14のウィジェットに対応させたことで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.09.28

出典元:

ニュースコメント

安心・安全な取引環境の整備が急務となるロビンフッド

2020年8月、ロビンフッドはD1 Capital Partnersが主導するシリーズG(スタートアップの資金調達における一段階)の投資ラウンドで2億ドルの資金を調達していたが、9月23日に追加で4億6,000万ドルの資金調達に成功したという。これにより、同社の企業価値は112億ドルに達し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を遂げている。一方で、ロビンフッドは安心・安全な取引環境の整備が急務となっている状況だ。同社のユーザーが、投資余力及びオプションの資産価値を表していた73万ドル以上のマイナスを損失と勘違いして自殺したことを受け、ロビンフッドはオプション取引サービスを大幅刷新した。また度重なるシステムダウンを受け、顧客から集団訴訟を起こされた他、コンプライアンス体制にも問題が生じていることから、ロビンフッドは英国でのサービスを中止し、インフラ及び顧客関係の強化に注力する方針を示している。足元では、投資の世界に参入する投資初心者が急増していることもあり、同社がより安心・安全に取引できる環境整備に向けた取り組みを強化することに期待したい。


Date

作成日

2020.09.28

Update

最終更新

2022.08.05

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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