Select Language

Orient Futures Singapore、MT5をリリース

Orient Futures Singapore、MT5をリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
Orient Futures Singapore、MT5をリリース

update 2021.08.31 15:33

高度な取引機能と快適な接続環境を提供

シンガポールを拠点とする金融テクノロジープロバイダーのOrient Futures International(Singapore)Pte. Ltd.(本社:1 Wallich Street #30-03 Guoco Tower Singapore 078881[1])【以下、Orient Futures Singaporeと称す】は、高頻度取引(HFT)などを行うプロフェッショナルトレーダー向けに、MetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースした。[2]

Orient Futures SingaporeはMT5を活用することで、エクイニクス(Equinix)のSG1データセンターとシンガポール証券取引所(Singapore Exchange, SGX)のコロケーションサイト間を接続し、FX上場デリバティブ及び店頭(OTC)FXにおいて超高速且つ低レイテンシーの取引サービスを提供するという。MT5エコシステムは、MT5ブリッジを通じてOrient Futures Singaporeのアグリゲーター(流動性集約業者)と接続すると共に、SG1データセンターを利用したコロケーションサービスを活用できるとのことだ。

MT5のリリースに際し、Orient Futures SingaporeのCEOであるMarcus Goi氏は以下のようにコメントしている。

コンピューター技術の飛躍的な向上に伴い、取引プラットフォーム機能も拡充しております。一方で、取引がグローバル化する中、お客様はテクノロジーに精通し、高度な機能と快適な接続環境を備えた取引システムを求めております。MT5はアルゴリズム取引を含む革新的なツールを搭載しており、多機能且つマルチアセットに対応した取引プラットフォームとして、お客様のニーズに対応できると考えております。金融イノベーションの提供にコミットする我が社が、同プラットフォームを導入することは合理的な判断と言えるでしょう。我が社はMT5を活用することで、オンライントレーディング業界のリーディングカンパニーとして、技術的に優れた取引環境を提供していきます。

Marcus Goi, Chief Executive Officer of Orient Futures Singapore - Orient Futures Singaporeより引用

尚、他の金融サービスプロバイダーも、高機能が付帯したMT5の導入・活用を進めている。例えば、HotForexはMT5上でCFD取引を開始した他、NAGAがMT5をリリースした。そして今回、Orient Futures Singaporeが顧客ニーズにマッチした同ツールを導入したことにより、更なる取引拡大が期待できそうだ。

release date 2020.09.09

出典元:

ニュースコメント

エクイニクスのデータセンターを活用する金融サービスプロバイダー

国際決済銀行(BIS)の2019年FX・店頭デリバティブサーベイによると、シンガポールの日次平均取引高は6,400億ドルに上り、アジアパシフィック(APAC)地域で最大のFXセンターになるという。同国ではシンガポール金融管理局(MAS)がSG1イニシアチブを主導する中、Orient Futures Singapore以外にも多数の金融サービスプロバイダーが、エクイニクスのデータセンターを活用した競争力あるプライシング提供を試みている。例えば、CFH Clearingはシンガポールに新オフィスを開設し、SG1データセンターを活用した流動性供給サービスを提供している。加えて、CFH ClearingはYour Bourseと提携し、エクイニクスのLD4、NY4、TY3データセンターを介したコロケーションサービスを行う方針も明らかにしている。また、HFT業者を始めとする投資家が超高速且つ低レイテンシーの取引サービスを求めており、グローバルベースでエクイニクスのデータセンターの活用が進んでいる状況だ。顧客獲得競争が激化する中、今後も多くの金融サービスプロバイダーが、競合他社との差別化要因となり得るエクイニクスのデータセンターを活用したソリューション提供を試みると予想される。


Date

作成日

2020.09.09

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル