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ビットコイン銀行Mode Banking、10月中の株式上場を計画

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update 2021.08.31 15:31
ビットコイン銀行Mode Banking、10月中の株式上場を計画

update 2021.08.31 15:31

市場から4,000万ポンド規模の資金調達を行う予定

英国でビットコイン(Bitcoin)バンキングアプリMode(モード)を展開するMode Bankingが、株式上場により4,000万ポンド(約5,260万ドル)規模の資金調達を計画していることが明らかになった。[1]

Mode Bankingは今年8月にMode Global Holdings PLとして正式に法人化されたばかりだが、10月中にロンドン証券取引所(London Stock Exchange)【以下、LSEと称す】に上場することを望んでいるという。これに加え、Mode Bankingは複数の投資家から750万ポンド(約987万ドル)の資金調達を行うことを予定している。Modeでは、ビットコインを売買するだけでなく、仮想通貨を保有することで金利収入を得られるため、Mode Bankingはビットコイン銀行として注目を集めているようだ。

Mode Bankingの創設者であるJonathan Rowland氏は、2000年代のドットコムバブルの際に投資会社のJellyworksを立ち上げ、同社をLSEでの株式上場に導いた経験を持つ人物だ。Jellyworksは取引初日に3億ポンド(約3億9,480万ドル)の時価総額を記録したものの、最終的にその値が6,700万ドルまで下落してShore Capitalに買収されるに至った。

今年8月、Mode BankingはAlipay(アリペイ)の元幹部であるRita Liu氏を組織に招き入れ、同社の事業戦略およびパートナーシップを強化する動きを見せている。その他にもMode Bankingは1億ドル以上の損失に対応するBitGoの仮想通貨保険に加入し、コンプライアンスの整備を図っているようだが、株式上場は実現するのか、今後も同社の動向を見守っていきたい。

release date 2020.09.09

出典元:

ニュースコメント

英国政府の後押しで仮想通貨関連サービスが拡大

世界的な金融センターであるロンドンを擁する英国では、仮想通貨およびブロックチェーン技術の台頭で次々と新しいサービスが誕生している。最近では、チャレンジャーバンク(銀行業務ライセンスを取得し、既存銀行と同様のサービスを全てモバイルアプリ上で提供する企業)のレボリュートが5億ドル以上の資金調達に成功し、仮想通貨関連サービスを強化している。この流れを後押しするように英国政府は、仮想通貨関連広告をFCAが監視するスキームの構築を提案しており、投資家保護を実現すると同時に、仮想通貨市場におけるイノベーションを促そうと試みているという。今回、Mode BankingがLSEに上場されることになれば、仮想通貨関連サービスの認知が高まるだけでなく、仮想通貨関連企業に新しい資金調達の道を示すことになるだろう。これがどのような影響を及ぼすのか、今後も仮想通貨市場での展開に注目していきたい。


Date

作成日

2020.09.09

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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