Select Language

Libra Association、Blockchain Capitalの加盟を発表

Libra Association、Blockchain Capitalの加盟を発表

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:31
Libra Association、Blockchain Capitalの加盟を発表

update 2021.08.31 15:31

多数の仮想通貨関連企業に投資する同社の影響力に期待

Facebook, Inc.(本社:1 Hacker Way, Menlo Park, California 94025[1])【以下、Facebookと称す】の仮想通貨イニシアチブを先導するLibra Associationは、新しくBlockchain Capitalが同協会に加盟したことを発表した。[2]

Libra Associationは今月18日、ベンチャーキャピタルのBlockchain Capitalがメンバー企業として同協会に加盟し、グローバル決済システムの構築に協力することを伝えた。これに関してLibra Associationの政策およびコミュニケーション部門の責任者であるDante Disparte氏は、結果的に同協会がリブラ(Libra)ネットワークの専門性および業界との関係性を強化することになるとコメントしている。2013年に設立されたBlockchain Capitalは、コインベースやリップル社を含む80社以上の仮想通貨関連企業に投資しており、業界での影響力を強めているという。

これに加え、Libra Associationは今月17日に英銀行大手HSBCの元CEOであるJames Emmet氏を組織に招き入れたことを発表した。2019年にペイパルがLibra Associationからの脱退を表明して以降、mastercard(マスターカード)やVISA(ビザ)、Ebay(イーベイ)、Stripe(ストライプ)などの企業が離脱しており、同協会は組織の統制を強化することが急務となっていたようだ。

今年に入ってから、仮想通貨のプライムブローカーであるTagomiがLibra Associationへの加盟を発表したのに続き、決済ポータルのCheckout.comやシンガポール政府系ファンドのTemasekが参加を決定しているが、同協会はリブラの発行を実現できるのか、今後もその動向に注目していきたい。

release date 2020.09.22

出典元:

ニュースコメント

停滞するリブラを横目に進展を見せる競合プロジェクト

昨年6月、Facebookはリブラの立ち上げを発表したが、米国を始めとする各国政府の猛反発を受けてプロジェクトが停滞している。そんな中、リブラに対抗するCelo Alliance for Prosperityが発足され、Andreessen HorowitzやMercy Corps、Anchorage、Bison Trails Co.、Coinbase Venturesなどが世界的なステーブルコインの開発に協力している状況だ。先月26日、同アライアンスはリブラに先行し、上級者向けの仮想通貨取引プラットフォームであるCoinbase Proにビットコイン(Bitcoin)および米ドル、ユーロ、英ポンドを基軸としたステーブルコインを上場することに成功したという。その他にはバイナンスのビーナス(Venus)などの競合プロジェクトも台頭してきているが、どのような展開を見せるのか、今後も仮想通貨市場での動きを見守っていきたい。


Date

作成日

2020.09.22

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

仮想通貨KERNELの将来性は?リステーキングを推進するKernelDAOを解説

仮想通貨(暗号資産)KERNELは、リステーキング(再ステーキング)のためのエコシステムを提供する「KernelDAO」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KERNELの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.04.11 19:30

MT4/MT5のローソク足の色は4つのポイントでカッコよくできる!

MT4/MT5は、自分だけのオリジナルデザインにチャートをカスタマイズできます。配色や表示設定を少し変えるだけで、補色やコントラストを意識することで、より視覚的に分かりやすいチャートにすることも可能です。この記事では、誰でも簡単にできるチャートのカスタマイズ方法を4つのポイントに分けてご紹介します。
update2025.02.12 19:30

Galaxy DAO被害者のSNSの投稿が話題、マイページもログイン不可に

X上に、GEMFOREXを炎上させるとする投稿がポストされ、元GEMFOREXユーザーの間で話題になっています。近日中に集めた情報を公開するとしており、詳細は不明ながら元ユーザーの間で、にわかに盛り上がりを見せています。Xでの投稿内容やGalaxy DAOの状況を解説します。
update2025.04.14 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル