Babel、ONCとの提携で仮想通貨カストディサービスを強化

仮想通貨サービスプロバイダーであるBabel Finance【以下、Babelと称す】は、Onchain Custodian【以下、ONCと称す】と提携し、機関投資家向けの仮想通貨カストディサービスを強化することを発表した。[1]

Babelは香港を拠点に機関投資家や富裕層の個人投資家に仮想通貨関連サービスを提供しており、その事業領域は仮想通貨カストディや仮想通貨レンディング、プライムサービス、プライベートバンキング、仮想通貨マイニングなどに及んでいる。今回、Babelはこのパートナーシップに基づき、ONCのプラットフォームを介して同社の仮想通貨カストディサービスを提供することが可能になったという。

Babelのパートナーシップ責任者であるYulong Liu氏は、このことについて次のようにコメントしている。

我々はONCとパートナーシップを結んだことを喜ばしく思います。この共同イニシアチブはASEAN地域全体で急増する仮想通貨需要にターゲットを絞り、既存および潜在的な仮想通貨投資家に包括的なソリューション群を提供する役割を果たすことになるでしょう。BabelはONCのような一流のインフラプロバイダーから安全性を担保する強力なサポートを得ることで、ウォール・ストリートで広く採用されるイノベーションをもたらすためのリソースを投入し続けることが可能になります。

Yulong Liu, Head of Global Partnerships at Babel Finance - Mediumより引用

一方、ONCのCOO（Chief Operating Officer）であるEl Lee氏は、Babelとのコラボレーションにより、機関投資家や個人投資家がトークンエコノミーにアクセス可能になると説明しているが、両社のパートナーシップがどのような変化をもたらすのか、今後もこれら企業の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.08.19

• Medium

  https://medium.com/onchain-custodian/babel-finance-joins-onchain-custodian-to-offer-bespoke-asset-management-services-f8013f757d3b