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ネット証券各社、マネックス・アクティビスト・ファンドの取り扱いを順次開始

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update 2021.08.31 15:33
ネット証券各社、マネックス・アクティビスト・ファンドの取り扱いを順次開始

update 2021.08.31 15:33

8月17日に楽天証券が販売を開始し、その後数社がそれに続く予定

マネックス・アセットマネジメント株式会社(本社:東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル26階[1])【以下、マネックス・アセットマネジメントと称す】は8月17日、同社が運用する公募投資信託のマネックス・アクティビスト・ファンドが、ネット証券各社で順次販売開始されることを発表した。[2]

マネックス証券はマネックス・アクティビスト・ファンドの募集を6月10日から開始した。それに続き、8月17日から楽天証券株式会社が、同月21日から株式会社SBI証券が、同月28日からauカブコム証券株式会社が、同月31日から松井証券株式会社が同ファンドの販売を開始する予定とのことだ。

マネックス・アセットマネジメントによると、マネックス・アクティビスト・ファンドは長期継続的に投資家と企業の双方の利益になるエンゲージメント(対話)を通じて、日本の個人投資家の長期的な運用パフォーマンスへの寄与と、企業のサステナブルな成長を支援するという。また、このファンドビジネスは、アクティビスト2.0とも言えると述べている。

マネックス・アクティビスト・ファンドは、変革期を迎える日本企業を中心に投資し、同国の金融市場の活性化を図るとのことだ。また、徹底したボトムアップリサーチにより投資対象企業を選定し、効果的なエンゲージメントを通じて、企業価値を創出するという。尚、同ファンドはマネックスグループの子会社であるカタリスト投資顧問株式会社が投資助言を行うスキームを採用している。

尚、マネックスグループは更なる顧客基盤の拡大に向け、多岐にわたるソリューションを提供している。例えば、マネックス証券が仮想通貨CFDの取り扱いを開始した他、マネックス証券がferciで株式取引サービスを開始している。そして今回、ネット証券各社がマネックス・アクティビスト・ファンドを販売しマーケティングを強化することで、マネックス・アセットマネジメントは同ファンドの更なる取引拡大を期待できそうだ。

release date 2020.08.19

出典元:

ニュースコメント

エンゲージメントファンド市場の拡大に期待

マネックス・アクティビスト・ファンドは6月25日、個人投資家から約32億円の資金を集め、順調なスタートを切った模様だ。同ファンドは、マネックス証券取締役会長の松本大氏が、20年以上にわたりマネックスグループを率いてきた経験を活かし、投資先企業の経営陣と直接エンゲージメントを行う点が特徴として挙げられる。既に同氏と運用チームがタッグを組み、通常ではコンタクトが難しいとされる社外取締役との面談を実現させるなど、複数のエンゲージメントを行い、各企業からポジティブな反応が見られているという。他方で、日本株を対象としたエンゲージメントファンドは、純資産残高が比較的大きいものでも100億円未満に留まっていることから、マネックス・アクティビスト・ファンドを起爆剤として市場が大きく拡大することが期待されている。マネックス・アクティビスト・ファンドが市場から高い注目を集める中、運用パフォーマンスと企業価値の向上を目指すべく、マネックス・アセットマネジメントが如何なるソリューションを繰り出すか注目したい。


Date

作成日

2020.08.19

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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