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バイナンス、マイニング収益を最適化するSmart Poolサービスを開始

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update 2021.08.31 15:32
バイナンス、マイニング収益を最適化するSmart Poolサービスを開始

update 2021.08.31 15:32

Binance Poolにおけるマイナーの平均収益が50%増加

大手仮想通貨取引所のBinance【以下、バイナンスと称す】は、同社のマイニングプールであるBinance Poolでより高い収益性を確保するためのSmart Poolサービスを開始したことを発表した。[1]

発表によると、Smart Poolサービスを利用すれば、マイナーはハッシュレートを自動で割り当てて同じアルゴリズムを採用する異なる仮想通貨をマイニングすることが可能になり、収益性を最適化できるという。現在、Smart PoolサービスはSHA256と呼ばれるアルゴリズムをサポートし、具体的にはビットコイン(Bitcoin)やビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、ビットコインSV(Bitcoin SV)などの仮想通貨が対象となっている。既存のBinance Poolユーザーは、マイニングURLまたはユーザーIDを変更せずに、ワンタッチでSmart Poolサービスを有効化することができる。

既にBinance PoolのマイナーはSmart Poolサービスの恩恵を受けており、平均収益が50%増加している状況だ。また、同サービスはマイニング報酬をビットコインで支払うことに加え、最低限の収益を保証し、マイニング活動を促進している。Smart Poolサービスを利用すれば、最終的な収益が一般的なFPPS(Full Pay Per Share)モデルのそれを下回ることはなく、もしもの際にはバイナンスがマイニング報酬を補填するようになっているという。

今年4月にバイナンスがマイニングプールを立ち上げて以来、Binance Poolは6.52EH/s(エクサハッシュ/秒)超えのハッシュレートを誇るマイナーを6,000人以上獲得している。今回、バイナンスがSmart Poolサービスをローンチしたことは、この流れを更に加速させると考えられるが、仮想通貨コミュニティはどのような反応を示すのか、今後も同社の取り組みを見守っていきたい。

release date 2020.06.24

出典元:

ニュースコメント

マイニング業界に脅威を与えるバイナンス

今年5月にビットコインが3回目の半減期を迎えたことでマイニング収益が減少し、仮想通貨市場からマイナーが撤退すると心配されていた。この危機に対して多くのマイニングプールは、サービスを多様化することで事業の安定化を図ろうとしており、業界大手のPoolinはBlockFiとの提携で金融サービス事業を拡大している。他にも、BitmainやF2Poolのシェア拡大に加え、バイナンスやHuobi(フォビ)、OKExなどの大手取引所による新規参入が続き、生き残りをかけた競争が激化している状況だ。実際に大手マイニング企業のBTCCがマイニングプールを閉鎖するなど、撤退する企業も目立ち始めている。抜群の知名度を誇るバイナンスがマイニングプール事業を強化した事実は、競合他社にとって脅威になると考えられるだけに、今後もマイニング業界での展開を注視していく必要があると言えるだろう。


Date

作成日

 : 2020.06.24

Update

最終更新

 : 2021.08.31

著者情報

Zero(ゼロ) | Zero

金融ライター

arw
Zero

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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