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バイナンス、マイニングプールの立ち上げを計画

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update 2021.08.31 15:28
バイナンス、マイニングプールの立ち上げを計画

update 2021.08.31 15:28

2020年第2四半期のローンチに向けた活動を開始

世界的な大手仮想通貨取引所のBinance【以下、バイナンスと称す】は、同社初の試みとなるマイニングプールを立ち上げる予定であることを明らかにした。[1]

この情報はロシアのCoinlifeを含む複数の仮想通貨メディアに報道され、最終的にバイナンスのCEOであるChangpeng Zhao氏のTwitter(ツイッター)上で事実であることが確認されている。公開された詳細情報によると、バイナンスはマイニングプールを立ち上げるために専門家を雇用しており、2020年第2四半期のローンチを目処に開発を進めているという。これに関してSigmapoolの責任者であるJakhon Khabilov氏は、バイナンスが中国のマイニング企業に接触すると同時に、潜在的なクライアントに紹介ボーナスを提供することを持ちかけていると言及した。

現在、仮想通貨市場ではバイナンスの競合であるOKExやHuobi(フォビ)などの大手取引所が次々とマイニングプールを立ち上げており、これらのサービスはビットコイン(Bitcoin)ブロックチェーンにおけるブロック生成数でそれぞれトップ10位内にランクインしている。世界第2位の規模を誇るマイニングプール、PoolinのAlejandro de la Torre氏は、これらの取引所が流動性を強化するためにマイニングプールを開設していることを指摘し、実際にそれが最も安価な手段になり得ると説明した。

一方、ロシアのマイニング企業であるBitRiverでCEOを務めるIgor Runets氏は、取引所にとってマイニングプールの立ち上げが論理的なステップであるとの考えを示している。取引所のユーザーの多くがマイニングプールを利用するとの見解もあるが、バイナンスユーザーはこれをどう評価するのか、今後も同取引所の動向を見守っていきたい。

release date 2020.04.03

出典元:

ニュースコメント

バイナンスの参入が市場環境に変化をもたらす

マイニングプールは仮想通貨市場で重要な役割を担っており、各仮想通貨のブロックチェーンにハッシュパワーを提供するだけでなく、過去にはビットコインキャッシュの分裂を促す主な要因にもなっている。最近では仮想通貨価格が低迷していることを背景に収益性が落ち込んでいるようだが、中国を拠点とするBitmainがHKEXに上場申請を行うなど、依然として大手マイニング企業は強い影響力を保持している様子がうかがえる。また、仮想通貨業界ではマイニングプールに投資が流入しており、過去にはビットコインキャッシュICOでViaBTCが3,000万ドルを調達し、既存事業の拡大に成功したという。バイナンスがマイニングプール事業を開始したことは、仮想通貨業界の力関係に大きな変化をもたらす可能性があると考えられるが、これを受けた競業他社はどのような動きに出るのか、今後もその展開に注目していきたい。


Date

作成日

2020.04.03

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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