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BUX、手数料無料の仮想通貨取引サービスをローンチ

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update 2022.06.02 11:26
BUX、手数料無料の仮想通貨取引サービスをローンチ

update 2022.06.02 11:26

2,500通貨以上のBUXトークンを保有するユーザーが対象

オランダの個人投資家向けブローカーであるBUX(本社:Spuistraat 114-b Amsterdam, 1012VA Netherlands[1])は、新しい仮想通貨取引プラットフォームのBUX Cryptoを立ち上げ、手数料無料の取引サービスを提供することを明らかにした。[2]

BUXは今年3月初旬にBUX Cryptoをソフトローンチしたが、今回、欧州全土に向けてこの取引サービスを正式に開始することを発表した。BUXによると、最低2,500通貨のBUXトークン(BUXの独自トークン)を保有するユーザーに関しては、この仮想通貨取引サービスを手数料無料で利用できるという。今の所、BUX Cryptoはビットコイン(Bitcoin)およびイーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、ライトコイン(Litecoin)、BUXトークン(BUX Token)など、ユーロを軸とした6種類の通貨ペアをリスティングすることを決定している。

BUXの創設者兼CEOであるNick Bortot氏は、BUX Cryptoに関して次のようにコメントした。

BUX Cryptoは我が社の事業の延長線上にあり、新規ユーザーに対しても気軽に投資でき、シンプルかつ安価なサービスを提供することに焦点を当てています。2014年にBUXを立ち上げて以来、我が社は次世代の投資家のニーズに合ったアプリを開発してきました。既存のサービスでは直感的に利用可能なインターフェースを介し、手数料なしで株式に投資することができます。

Nick Bortot, Founder and CEO of BUX - BUXより引用

今年1月、BUXはソーシャル・トレーディングプラットフォームであるBlockportを買収し、リブランディングを行うことでBUX Cryptoの立ち上げを実現している。また、昨年、BUXはayondo英国法人の買収に向けて交渉しており、欧州市場での事業拡大を加速させる動きを強めている状況だ。BUX Cryptoは仮想通貨サービスプロバイダーとしてオランダ中央銀行(De Nederlandsche Bank, DNB)に登録されているため、欧州25カ国で利用可能となっているが、欧州市場の需要を獲得することはできるのか、今後もその動向を見守っていきたい。

release date 2020.04.10

出典元:

ニュースコメント

米国を中心にソーシャルトレーディングサービスが台頭

近年、金融業界ではSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)やコミュニケーションツールを統合したソーシャルトレーディング・プロバイダーが台頭しているようだ。特に米国市場ではコピートレード(他者のトレードに同期した取引を可能とする機能)が一種のブームとなっており、今年に入ってズールトレードがコピートレードプラットフォームをリリースしている。また、仮想通貨関連では、eToroが米国でCopyTrader の提供を開始し、仮想通貨を含む1,500種類以上の金融商品を対象としたコピートレードを実現したという。この流れを受けて、BUX Cryptoもソーシャルメディア機能に注力した製品開発戦略を展開していく方針を固めている。詳細は明らかにされていないが、BUX Cryptoは上級者および初心者が互いに学びあえる独自機能の開発に重点を置くことを表明しているだけに、今後も同社の取り組みに期待したい。


Date

作成日

2020.04.10

Update

最終更新

2022.06.02

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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