作成日
:2020.02.24
2022.07.06 13:23
英国・ロンドンに拠点を置く海外FXブローカーのHYCM(本社:18 King William Street London, EC4N 7BP United Kingdom
)は、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォーム上でETF取引サービスを開始したことを発表した。HYCMは、スパイダー(SPDR)S&P 500とiシェアーズ ラッセル(iShares Russell)2000 Index及び ベロシティシェアーズ(VelocityShares)3x Inverse Crude Oil ETNという最も取引されているETF3本を含む合計20本の商品を提供するとのことだ。同社のETFは、最大レバレッジ20倍で、全ての取引スタイルに対応した複数の口座タイプで取引することができるという。HYCMにとってETFは、FXや株式、インデックス、仮想通貨、コモディティに次ぐ商品ラインナップの拡充になるとのことだ。
ETFのリリースに際し、HYCMのチーフ為替アナリストであるGiles Coghlan氏は以下のようにコメントしている。
ETFを取引する大きなメリットの1つは、ポートフォリオの分散ができることです。ETFは複数の株式もしくは証券への投資や、特定のセクターに特化した投資を行うことが可能です。例えば、銀行業界を取り巻く市場環境が良好であれば、ETFを通じて銀行業界全体へ投資することで、個別の銀行株をトレードするよりもより多くの投資機会を享受することができるでしょう。1993年に初めてETFが開発されて以降、年々その人気が高まっており、現在は年間5兆ドルの取引が行われております。ETFを通じてセクター全体に投資することで、個別株と比較してボラティリティを抑えると共に、ポートフォリオを分散することもできます。
Giles Coghlan, Chief Currency Analyst of HYCM - FXStreetより引用
ETFは個別株と比較してボラティリティが低いほか、運用管理費用とブローカー手数料も抑えられる。トレーダーは既存のETFを通じて、革新的で時流に乗る様々な業界に投資することが可能だ。尚、足元ではアヴァトレード・ジャパンがMT5をリリースし、ETFを含むマルチアセットクラスに対応した取引サービスを提供するほか、ドイツ取引所が医療用大麻ETFを上場させるなど、多くの金融サービスプロバイダーがETF関連サービスの強化を図っている。そして今回、HYCMは投資家に人気の複数のETFをリリースすることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。
release date 2020.02.24
1977年に創業したHYCMは、英国やキプロス、ケイマン諸島、ドバイ当局の規制下において、140か国以上でグローバル展開する歴史と伝統ある海外FXブローカーだ。FXやインデックス、コモディティなど300種類以上の金融商品を取引できる。2018年11月、HYCMは仮想通貨の取扱いを開始したほか、仮想通貨CFDの取引も早期から始めた海外FXブローカーであり、業界全体をリードする革新性を発揮している。同社のソリューションは業界でも高く評価されており、数々の賞を受賞するなど豊富な実績も誇っている。取引口座は、取引手数料やスプレッド、最低預入金額などに差を持たせ、FIXEDとCLASSIC及びRAWの3つの口座タイプから、顧客ニーズに応じて選択することができる。FXに関しては40種類以上の通貨ペアを、0.2pipsから最大レバレッジ200倍のトレードが可能だ。40年を超える歴史と革新性を兼ね備えたHYCMが、世界各国で顧客基盤の拡大を図るべく、画期的なソリューションが開発することを期待したい。
作成日
:2020.02.24
最終更新
:2022.07.06
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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