作成日
:2019.11.27
2022.07.18 17:25
ベリーズを拠点とするFX・CFDブローカーScope Markets(本社:21 Regent Street, 2nd floor, Belize City
)は、ケニアに新たなトレーディングオフィスとなるSCFM Limited【以下、SCFMと称す】を設け、既に1,000名の顧客が口座を開設したことを発表した。SCFMは、ケニアのFX業界を規制する資本市場局(Capital Markets Authority)【以下、CMAと称す】よりライセンスを取得し、Scope Marketsブランドのもと、NDD(ノンディーリングデスク)方式の海外FXブローカーとしてサービスを提供している模様だ。なお、SCFMはキプロスを拠点とするSM Capital Markets Limited【以下、SM Capital Marketsと称す】の完全子会社であり、そのSM Capital MarketsはScope Markets groupの傘下に収まっている。
ケニアでのオフィス開設に際し、Scope MarketsのCEOであるJacob Plattner氏とSCFMのCEOを務めるKevin Ng'ang'a氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。
我が社は、機関投資家から個人投資家に至るまで幅広い顧客領域を効率的にカバーするために、ターゲットとなる市場を定める必要がありました。そこで、我々は長年にわたりアフリカ市場の動向を観察してきたなかで、ケニアがアフリカのハブになり得ると見込んでおります。そして、我が社がケニアを皮切りに、いずれはアフリカでナンバーワンのオンラインブローカーになると確信しており、アフリカでの成功は世界でベストな個人投資家・機関投資家向けブローカーの一つになるという最終目標の達成に寄与すると考えております。また、ケニア当局の存在は、我々がお客様との信頼関係を築き上げ、オンライントレーディング事業を成功させるうえで重要なポイントといえます。その点、同局は金融商品を的確に理解し、如何にしてケニア市場を規制するか理解していると感じております。最後に、ケニアは若年労働者が豊富で、経済が急速に発展しており、多くの人が教育を受け、オンラインを多用し、CMAがオンライン取引を厳格に規制しているという特色があります。
Jacob Plattner, CEO of Scope Markets - FinanceMagnatesより引用
我々は、デジタルエコノミー時代において、若者が収益を獲得する手段として、雇用の創出を担うオンラインFXトレーディング業界をリードしたいと考えております。また、ケニア人を始めアフリカ人のお客様がオンラインFX取引をする際に、安心・安全で規制を遵守したプラットフォームを提供しなければなりません。トレーディング業界においては大きな情報格差が生じていることから、我が社はそのギャップを埋めるべく、経験豊富なスタッフによる能力開発トレーニングに注力していきます。
Kevin Ng'ang'a, CEO of Scope Markets Kenya - FinanceMagnatesより引用
なお、今年5月にEquiti GroupがケニアでFXPesaを始動しており、Scope Marketsは新規制策を導入したCMAからNDD方式のオンラインFXライセンスを取得した2番目の海外FXブローカーとなる。また、アフリカFX市場はESMA新規制の恩恵を受けていることを背景に、ThinkMarketsが南アフリカでFXサービスを提供開始するなど、多くの海外FXブローカーが重点戦略地域として市場開拓を試みている。そして今回、規制の整備が進み成長著しいケニアでScope Marketsが事業を展開することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。
release date 2019.11.27
1997年に創業したScope Marketsは、金融業界にて50年以上の豊富な経験を持つ経営陣が率い、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)の許認可のもと、FXやグローバル株式、インデックス、コモディティなど200種類を超える金融商品を提供する歴史ある海外FXブローカーの一つだ。取引口座は最低預入金額やスプレッドに差異を持たせた2つの口座タイプを用意し、共に変動スプレッド制を敷くと共に、最大レバレッジ500倍で提供している。取引プラットフォームに関しては、世界中の投資家から絶大な人気を誇るMetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)を導入し、NDD方式による透明性の高い取引サービスを提供しているところに特色を持つ。また、Scope Marketsはウェストハムと提携するなど、効率的なマーケティング戦略を実践し、グローバルにブランド力の向上を図っている。同社が世界で最良のブローカレッジファームを目指すうえで、今後如何なる画期的なソリューションを提供するか注目したい。
作成日
:2019.11.27
最終更新
:2022.07.18
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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