Select Language

Scope Markets、ウェストハムとパートナーシップ契約を締結

Scope Markets、ウェストハムとパートナーシップ契約を締結

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.18 17:18
Scope Markets、ウェストハムとパートナーシップ契約を締結

update 2022.07.18 17:18

様々なマーケティング活動を通じて自社のブランド力向上を図る

中米に位置するベリーズを拠点とするFX・CFDブローカーであるScope Markets(本社:21 Regent Street, 2nd floor, Belize City[1])は、イングランド東ロンドンを拠点とするサッカークラブの古豪ウェストハムユナイテッド【以下、ウェストハムと称す】とパートナーシップ契約を締結したことを明らかにした。

パートナーシップ契約の詳細な条項や期間などに関しては明らかにされていないものの、Scope Marketsがウェストハムの様々なコミュニケーションチャネルを通じて自社を広告宣伝する機会を持ち、英国をはじめグローバルに同社製品・サービスの拡充を図ることが期待されている。

Scope Marketsは、パートナーシップ契約をきっかけにブランド力の向上を図るべく、多くのサッカーファンが詰めかけるウェストハムのサッカースタジアム内にて、様々なプロモーション活動を行う予定となっている。加えて、このパートナーシップ契約のもとでは、ウエストハムのファンやScope Marketsの既存顧客に向け、ウエストハムに関連づけたマーケティング活動を提供することも可能となる。例えば、既に開幕しているイングランドプレミアリーグ2018年シーズンでは、ウェストハムのユニフォームの背中襟下やトレーニングウェアなどにScope Marketsのロゴを追加する予定であり、これによりScope Marketsの名を多くの人に浸透させていくことが期待できる。

このパートナーシップ契約の締結に関し、ウェストハムの副会長であるKarren Brady氏と、Scope MarketsのCEOであるJacob Plattner氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々はScope Marketsがパートナーシップ契約を結び、ウェストハムユナイテッドファミリーの一員に加わってくれたことを大変喜ばしく思っています。このパートナーシップ契約の締結は、我々が目指しているグローバルなコーポレートアイデンティティーの確立に大きく寄与すると考えております。

Karren Brady, Vice-Chairman of West Ham United - West Ham Unitedより引用

高額を投じるスポンサー契約を結ぶ相手方を決める際には、様々な決め手があると思います。我々にとって、投資の意味合いを適切に理解し、ハードワークができ且つチームワークを重んじ、そして競争が非常に激しい環境でも成功をおさめているイングランドプレミアリーグのウェストハムとスポンサー契約を締結することは、我が社が目指すブランドイメージと一致しており、コーポレートブランドをより一層高めることに繋がると考えております。

Jacob Plattner, CEO of Scope Markets - West Ham Unitedより引用

Scope Marketsとウェストハムのディール(取引、案件)は、新たな顧客獲得を狙うFXブローカーと高い人気と知名度を誇るイングランドプレミアリーグのクラブがスポンサー契約を締結する最新の事例となる。ここ数年にわたり、FX・CFDブローカーやバイナリーオプション各社にとって、自社のブランド認知度を向上させるために、ヨーロッパのサッカーやラグビー、レーシングといったスポーツチームとスポンサー契約を締結することが一般的になっている。また、マーケティング手法も従来のテレビや新聞、雑誌といったマスメディア媒体を使った広告(Above the line marketing)だけでなく、ネット上の広告・イベント(Below the line)を活用し、より世間の注目を惹きつけ、ブランド認知度を高められるような思考を凝らしたものとなってきている。

なお、ウェストハムは、2017年に英国金融行動監視機構(The UK Financial Conduct Authority, FCA)規制下のHantec Markets(本社:Hantec House, 12-14 Wilfred St, Westminster, London SW1E 6PL[2])と3年間にわたるクラブの公式FXパートナー契約を結んでいるが、今回のScope Marketsとのパートナーシップ契約締結がHantec marketsとのスポンサー契約にどのような影響をもたらすかは定かになっていない。

release date 2018.9.25

出典元:

ニュースコメント

パートナーシップによりブランド知名度アップを目指す

企業がスポーツチームや選手とパートナーシップ契約を締結する理由は、ブランド認知向上と新規顧客の獲得が主な目的である。パートナーシップ契約を締結すれば、ユニフォームなどへブランドロゴを入れることができるためブランド知名度を上げることができるほか、チームとコラボレーションしたキャンペーンを行うことにより、異なる顧客層へアプローチすることも可能になる。広告効果はスポーツチームや選手の知名度と人気により差が出ることから、人気スポーツチームや人気選手にはオファーが集中する傾向があるようだ。さらに、大きな注目を集める大会がある場合にもその傾向が強く見られ、今年はサッカーワールドカップロシア大会が開催されたことで、サッカーチームとパートナーシップを契約する企業が目立っている。特に最近では仮想通貨関連企業が積極的にスポーツ関連のスポンサーシップを相次いで発表しており、直近ではTigerWitがリバプールFCとスポンサー契約し、7月にはeToroがアイントラハト・フランクフルトとスポンサー契約、次いで8月には7つの英国サッカープレミアリーグとスポンサーシップを締結している。


Date

作成日

2018.09.25

Update

最終更新

2022.07.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル