作成日
:2018.08.22
2022.05.20 13:46
ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro(UK)Ltd.(本社:42nd floor, One Canada Square Canary Wharf E14 5AB London UK)【以下、eToroと称す】は、英国サッカーチームと大規模なスポンサー契約を締結したことを発表した。
この度の契約は一度に7つのプレミアリーグチームとのスポンサーシップ契約となるスケールの大きい契約であることに加え、契約金がビットコインで支払われることから、大きな話題となっている。eToroはこの度のスポンサーシップ契約で、ビットコインでプレミアリーグのパートナーシップを獲得した初の企業となった。また、ビットコインで支払われる契約金は、約4〜500万ポンド相当と推定される。
eToroとパートナーシップ契約を締結するのは、Tottenham Hotspur 、Brighton & Hove Albion F.C.、Cardiff City F.C.、Crystal Palace F.C.、Leicester City F.C.、Newcastle United F.C.、Southampton F.C.の7チームである。特にSouthampton F.C.との契約は、サッカー業界最大規模のスポンサー契約となる可能性が高い。
一連のスポンサーシップ契約は、スポーツマーケティングの専門代理店であるSportQuakeのサポートを受け、長期にわたる交渉を経て締結されたようだ。この契約によるスポンサーシップ資産には、選手へのアクセス、デジタルライツ、チケット、LED広告ボード、インタビュー時の背景ボードが含まれる。
eToroは、今年初めに米国市場へ仮想通貨事業の展開に乗り出しており、3月には1億ドルの資金調達にも成功している。米国で近年サッカーへの人気が高まっていることを考慮し、eToroが今後を見据えて、この度の大規模なスポンサーシップ契約に踏み切ったことは間違いない。
また、SportQuakeの創設者兼CEOであるMatt House氏は、eToroと英国プレミアリーグに強力な相乗効果が生まれることを期待しており、eToroが競合他社に先んじて、ビットコインとブロックチェーンをサッカーの世界に導入し革命をもたらしたとコメントしている。
eToroの創設者兼CEOであるYoni Assia氏は、仮想通貨事業の拡大を強く推進しており、この度の英国サッカー界への参入は、同社の仮想通貨取引事業の世界的普及を目指した動きであるといえる。
release date 2018.8.22
作成日
:2018.08.22
最終更新
:2022.05.20
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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