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FxPro、YouTubeを利用した新しいマーケティング戦略を開始

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update 2022.06.02 11:51
FxPro、YouTubeを利用した新しいマーケティング戦略を開始

update 2022.06.02 11:51

動画の再生回数は好調に推移

8月初めに発行された欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】による新規制に伴い、企業や海外FXブローカーは、新たなマーケティング戦略の開拓を余儀なくされている。こうした中、FxPro Financial Services Limited(本社:2Karyatidon 1, Ypsonas 4180, Cyprus)【以下、FxProと称す】は、新規顧客獲得に向けて、YouTubeを利用したマーケティング戦略に乗り出したようだ。

FxProは2週間ほど前から自社のYouTubeチャンネルに一連の広告をアップロードしている。投稿された動画は、囲碁等のオンラインゲームやボクシング、サッカー、アーチェリーといった、欧米で人気のあるスポーツに焦点を当てた内容となっており、動画内で流れるトレーディングに関するナレーションが印象的である。スポーツとトレーディングには、求められるスキルに類似性がみられることから、ブローカーはスポーツとのコラボレーションを好むようだ。一方、動画のクオリティも重要であり、Fxproの動画には相当の制作費がかけられていることが伺える。また、動画は最初に英語で公開された後、ポーランド語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語でも投稿されているが、英語で公開された4つの動画においては、再生回数が10,000〜31,000回に上り、好調に推移しているようである。

ESMAが、GoogleやFacebook等の大手ソーシャルメディアに対し、ブローカーの広告掲載禁止という措置をとっている中、YouTubeがブローカーの新しいマーケティング戦略のターゲットとなっている点は非常に興味深い。Googleにおいては、子会社であるYouTubeでの広告掲載にも影響を受けると予想されていたため、FxProのYouTubeを利用したマーケティング戦略がどれほどの効果をもたらすかは、近いうちに明らかになるであろう。

先日eToroが、プレミアリーグのサッカークラブ7つと500万ドルのパートナーシップを発表したように、ブローカー各社はマーケティング活動に注力していることが伺える。新規顧客獲得はブローカーにとって重要な課題となっていることから、今後もブローカー各社におけるマーケティング戦略がますます激化していくと見られる。

release date 2018.8.22


Date

作成日

2018.08.22

Update

最終更新

2022.06.02

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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