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eToro、仮想通貨IOTAの提供を開始

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update 2021.08.31 15:22
eToro、仮想通貨IOTAの提供を開始

update 2021.08.31 15:22

事業拡大に向け、仮想通貨として12銘柄目となる追加

世界最大級のソーシャルトレーディングを提供するeToro(UK)Ltd.(本社:42nd floor, One Canada Square Canary Wharf E14 5AB London UK)【以下、eToroと称す】は、新たに仮想通貨のIOTAの取扱いを開始することを発表した。eToroは6月にCardanoを追加するなど取引銘柄の拡大を続けており、今回のIOTAの追加で12種類の仮想通貨取引を提供することになる。

2015年にリリースされたIOTAは、非中央管理型のIoT(Internet of Things,モノのインターネット)デバイスとの互換性に特化した仮想通貨である。一般的なブロックチェーンネットワークとは異なるTangleと呼ばれる独自技術を使用しており、現在のIOTAの時価総額は14億ドルとなっている。

eToroは2007年に設立され、2014年にビットコイン取引を開始している。昨年は爆発的な仮想通貨ブームを受け、昨年12月には2016年の顧客数を1日で獲得している。今年3月には独自の仮想通貨取引を含めたブロックチェーン事業に向けて1億ドルを調達したほか、6月にはロンドンに事務所を開設してヘッジファンドを行う計画を発表している。

なお、今年のIOTAはニュースが目白押しとなっている。5月には IOTAの技術が業務効率を向上させるとして、国際連合プロジェクトサービス機関(UNOPS)がIOTA財団との提携を発表しており、7月にはドイツの車メーカーであるAudiと提携してTangleに基づく無人の移動性エコシステムの検証を行っている。

その他、6月には、動画共有サービスのYouTubeにて、世界がTangleと関わることを意図するQubicと呼ばれる新システムを発表している。今月には、韓国の大手仮想通貨取引所であるUpbitにおけるリリースを目指し、交換プロセスの迅速化を目的とした新しいオープンソースプロトコルを発表している。さらには、カリフォルニアを拠点として北米市場へ参入する意向も表明されており、IOTAの今後の動きが注目される。

release date 2018.8.21


Date

作成日

2018.08.21

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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