Select Language

ACY Securitiesの最新動向と今後の展望

ACY Securitiesの最新動向と今後の展望

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.06 16:10
ACY Securitiesの最新動向と今後の展望

update 2022.06.06 16:10

充実した投資教育や豊富な商品ラインナップの提供を模索

オーストラリア・シドニーを拠点とする海外FXブローカーであるACY Securities(本社:Level 18, 799 Pacific Hwy, Chatswood NSW 2067[1])のマーケティング部門ヘッドを務めるAshley Jessen氏が、新たなサービスの開始やパートナーシップ契約の締結など同社の最新動向に関する見解及び今後の展望を示した。

Ashley氏は2000年以来金融サービス業界に従事し、CFDs Made Simpleの著者であると共にWiley Trading Guide Volume 2の発行にも携わっており、ACY Securitiesにおいてはデジタルストラテジーの立案と人材活用の任を負っている人物だ。

Ashley氏によると、ACY Securitiesは顧客からのフィードバックを重要視しており、社内チームによるフィードバック検証を積み重ねた所、顧客はFX市場における最新の主要イベントを容易に把握したいと常々望んでいるという。そこで同社では、チーフマーケットアナリストであるRussell Sandiford氏が、デイリーマーケットビデオや週に2度配信されるライブウェビナーで、グローバル市場動向をトレーダーに分かりやすく解説する新たなライブマーケット分析サービスの提供に注力している。ブレグジットや米中貿易交渉など市場を左右する経済イベントが溢れているなか、Russel氏がそれらの主要マクロ経済イベントの解説やトレードアイデアの提供などを行っているとのことだ。

Ashley氏は、創業8周年を迎えたACY Securitiesが足元までの数年間に驚異的な成長を遂げ、現在も成長拡大を続けていると述べている。2018年にはSynergy FXを買収したほか、新たにECN方式の取引口座をリリースした。また、中国とシドニーには最先端のオフィスを開設すると共に、CloudHubと呼ばれるカスタマイズ可能な顧客管理システムも導入した。更には、2019年9月にACY SecuritiesはFinlogixと提携し、ライブマーケットデータやHTML5形式のチャート、経済指標、ソーシャルトレーディング機能などが付帯したFinlogixのプラットフォームを活用することで、トレーダーは自身のトレード分析に関して投資家コミュニティを通じたリアルタイムなフィードバックを受けることができるようになった。同プラットフォームは効率的に学習効果を高めることが期待でき、投資初心者にとって直感的に理解できる使い勝手の良いインターフェイス設計になっている。加えて、運用成績が優良なトレーダーに対し総額15万ドルの賞金を授与するアジアトレーディング杯(Asia Trading Cup)を2018年に初めて開催したことを誇りに思うと共に、2019年のイベントは3段階にわたる予選と2020年1月に決勝戦を行う、より大々的なものになっていると続けた。

今後に関しては、10月末までにMetaTrader 5(MT5)上に株式を加え、商品ラインナップの拡充を図ると共に、向こう数カ月の間にECN方式のマルチアセットクラスの取引環境を提供すべく、更なるトレード商品を追加投入していく意向を示した。ACY Securitiesが充実した投資教育や豊富な商品ラインナップなどの提供を通じて、どれほど顧客取引の拡大に結びつけられるか、今後の業績動向に注目したい。

release date 2019.10.10

出典元:

ニュースコメント

投資初心者向けサービスを充実させ顧客との接点拡大を目指すACY Securities

ACY Securitiesは、グローバルデリバティブ市場向けのフィンテックソリューションを提供するFinlogixとの提携を通じて、積極的にウェビナーを実施していることに加え、注目アナリストの投資戦略や投資コミュニティなどをもとに、FXやインデックス、コモディティ、仮想通貨市場の分析やトレードアイデアの立案などに寄与するサービスを提供するなど、投資初心者向けの教育サービスの提供に注力している。顧客獲得競争が激化するFX業界において、海外FXブローカーは教育コンテンツの充実を図る必要性が高まっていることから、ACY Securitiesもフィンテックを活用した魅力的な投資教育サービスの提供することで、新たな顧客層との接点を増加させる試みを実践しているのであろう。同社以外にもLegacyFXがサービス機能を強化した際には投資教育機能に注力し、多岐にわたる分析ツールや投資教育コースなどを無料で提供している。今後も海外FXブローカー各社から、目まぐるしく移り変わる複雑な金融情勢を紐解く画期的な投資教育関連ソリューションが打ち出されることを期待したい。


Date

作成日

2019.10.10

Update

最終更新

2022.06.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名などには総額100万円の賞金が贈られます。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル