Select Language

イラン政府、仮想通貨取引を合法と認めず

イラン政府、仮想通貨取引を合法と認めず

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:30
イラン政府、仮想通貨取引を合法と認めず

update 2021.08.31 15:30

当局は仮想通貨を法定通貨として扱わない方針

今月4日、イラン政府が新しい法案を可決し、仮想通貨を法定通貨として認めず、国内での仮想通貨取引を合法としない方針であることが地元メディアの報道で明らかになった。[1]

報道によると、この新しい法案の成立によって政府や金融機関が仮想通貨を法定通貨として取り扱わないことが明確になったという。以前からビットコイン(Bitcoin)などの仮想取引所についてイラン中央銀行は違法であると明言していたが、今回の発表に際してもその価値を保証しないとの立場を強調した。

これまでイラン政府はマイニング事業を産業化しており、事業者は同国の産業鉱山貿易省(Ministry of Industry, Mine and Trade)から承認を得ることで事業開始が可能となっている。基本的にイラン政府はマイニング事業を新しい産業分野として後押しする構えだが、マイニング施設は国の中心部から30キロメートル以上離す必要があるなど、事業者に対する制限を設けているようだ。イラン政府の新しい規制では、テヘランやイスファハーンなどの中心都市でのマイニング事業の禁止や、マイニング事業者が消費する電力には割高な輸出向け料金が適応されることが盛り込まれているという。

米国の経済制裁が強まる中、イランでは国家主導の仮想通貨開発が決定されるなど仮想通貨関連の法整備が進んでいるが、国内にマイニング機器を輸入するためのライセンス制度を導入しておらず、同国の税関は懸念を露わにしている。先月31日、イランの州警察は約23万ドル相当のマイニング機器を密輸した個人を逮捕しており、国内に違法なハードウェアが出回っている可能性があることが明らかになったが、当局はどのような対応を見せるのか、今後もイラン政府の動きには注目していきたい。

release date 2019.08.05

出典元:

ニュースコメント

米中の貿易戦争が仮想通貨市場に影響

米中の貿易戦争が加熱する中、米国のドナルド・トランプ大統領は中国に対して強気の姿勢を崩さず、様々な項目で追加関税を課すことを宣言しており、中国側も負けじと応戦する構えを見せている。米国が開示した追加関税のリストの中には、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれる仮想通貨マイニングに特化したハードウェア製品も含まれ、25%程度の関税が追加で課されることになっているという。この追加関税が現実のものとなれば、Bitmainをはじめとする中国の大手マイニング機器メーカーにとって大打撃となるだけでなく、少なからず仮想通貨市場全体にも影響がおよぶ恐れがあると言えるだろう。多くの仮想通貨は中国製のマイニング機器や中国内のマイニングプールからのハッシュパワーに大きく依存しており、供給源となっている中国企業の力が弱まればネットワークの効率性やセキュリティが低下する可能性もあるだけに、今後は米中の戦いの行方も注視していきたい。


Date

作成日

2019.08.05

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

PCでブラウザを立ち上げた際にメタマスクが勝手に起動する現象が起きており、SNS上でも話題になっています。Myforex編集部でもこの現象を確認しており、当記事執筆時点(2025年4月3日)ではGoogle ChromeとBraveのブラウザで発生していることが確認できています。
update2025.04.03 19:45

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

複数の海外FX業者の公式Xアカウントが凍結されました。凍結されたのは日本向けのアカウントで、同じブローカーの英語アカウントは現在も閲覧できる状態です。海外FX業者の公式Xアカウントが凍結された背景を解説します。
update2025.04.01 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、キャプテン翼のIPを活用したWeb3ゲームです。2025年4月にJOHNトークンのエアドロップが予定されており、注目を集めています。本記事では、JOHNトークンの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
update2025.03.27 19:00

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

MTF-MAでトレードのレベルを上げる。MT4/MT5で使えるインディケータを比較

MTF分析は複数の時間足を組み合わせて相場全体を把握する手法です。MTF分析を使いこなすことでエントリーの方向やタイミングを掴みやすくなります。本記事ではMTF分析を簡単にするインディケータや、エントリー精度を上げる方法を解説します。
update2025.01.21 19:15
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル