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Pepperstone英国法人、2018年度通期業績を発表

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update 2022.05.30 17:30
Pepperstone英国法人、2018年度通期業績を発表

update 2022.05.30 17:30

設立以来初の黒字を達成

オーストラリア最大のリテールFXブローカーであるPepperstone Group Limitedの英国子会社Pepperstone Limited(本社:68 Hanbury St, London E1 5JL United Kingdom[1])【以下、Pepperstone英国法人と称す】は、2018年6月30日締めの2018年度通期業績を発表した。事業の立て直しに注力する中、年間を通じて業績拡大が継続していることが明らかとなった。

Pepperstone英国法人は、エクゼキューション(執行)に特化したFX・CFDブローカーであり、2017年に英国市場でソフトローンチ(地域・対象を限定した試験的な業務開始)を果たしていた。その後は、システム及びオペレーションの改善を図る目的で、トレーディングサービスを一時中断した上で、2017年8月に業務を再開していたことから不安定な経営状況を露呈させていた。

そのような環境下でも、2018年度通期業期に関しては、2か月に亘るトレーディングサービスの中断期間が含まれているにも拘らず、CFD取引手数料とスプレッドを主な収入源とするトレーディング収益は、498万ポンド(640万ドル)計上することができている。2017年度の業務期間は短いものの、2017年度のトレーディング収益である32,952ポンドと比較して、実に99%以上の増加率を達成したことになる。

一方でトレーディング費用も増加傾向にあり、前年の19,931ポンドから95.5%増の140万ポンドへと膨れ上がっている。利益面に目を移すと、粗利に関しては、前年比99.6%増の360万ポンドで着地している。純利益で見ても、170万ポンドの利益を計上しており、2017年度が280,162ポンドの赤字であったことから、2018年度の数字は2017年の業務開始以来初めて黒字を達成したことを意味しており、Pepperstone英国法人がこの1年で急成長を遂げていることが伺えよう。加えて、分別管理を行う顧客資産残高に関しては、2017年度の4,890ポンドから約100%増の1,460万ポンドへと急拡大し、順調に資産を積み上げていることが見てとれる。

Pepperstone英国法人が公表した2018年度業績報告書の中では、ブレグジット(Brexit)への対応も記載されている。ブレグジットと金融サービスを行うためのパスポート資格動向に不透明感が燻っていることを受け、Pepperstone英国法人では、ドイツオフィスを設立し、ドイツ連邦金融監督庁(Die Bundesanstalt für Finanzdien stleistungsaufsicht, BaFin)へ全ての金融サービスを行えるライセンス申請を行っているとのことだ。現在までのところ、ドイツオフィスには2人のスタッフを配置し、ライセンス申請はBaFinによる審査中とのことである。

Pepperstone英国法人では、2019年3月に英国がEU(欧州連合)から離脱する前に、ドイツオフィスのライセンス申請が承認されると見込んでいるという。11月初頭には、親会社のPepperstone Group Limitedも業績を発表しており、2018年度決算では大幅な業績拡大が続いていることが明らかとなっている。Pepperstoneグループ全体で、更なる成長に向けた次なる一手に注目したい。

release date 2018.11.16

出典元:

ニュースコメント

好調な業績が続くPepperstone

Pepperstone Group Limitedは、今月初旬に2018年6月末までの2018年度通期業績を発表し、売上高が2017年度と比較して54%増加という、驚くべき伸び率を挙げていることが明らかになったばかりだ。この度のPepperstone英国法人の業績は、それに続くものであり、Pepperstone全体での大幅な業績拡大がさらに進んでいることが伺える。10月末には、同じく英国に拠点を置くFX・CFDブローカーであるPlus500が業績を発表しているが、好調だった2018年上半期の業績とは裏腹に、第3四半期売上高は前期と比較して40%減少している。また、9月にはCMC Marketsが業績予想の修正(2019年度の売上高見通しを引き下げ)を発表しているなど、ESMAによる新規制が影響し、欧州を拠点とするブローカーは軒並み売上高が減少する傾向にある中、Pepperstoneは様々な戦略により好調な業績が続いている。BaFinライセンス取得後もさらなる飛躍を見せられるかが期待される。


Date

作成日

2018.11.16

Update

最終更新

2022.05.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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