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Zaif、新規の会員登録受付を一時中止

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update 2021.08.31 15:22
Zaif、新規の会員登録受付を一時中止

update 2021.08.31 15:22

ハッキング被害回復に注力

9月28日、仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)を運営しているテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区靱本町1-5-18ミフネ本町ビル10F[1])【以下、テックビューロと称す】は、9月14日に発生したZaifのハッキング被害を受け、新規の会員登録を一時中止することを発表した。

Zaifのセキュリティー対策に関しては、ハッキング被害が発生するよりも以前から日本金融庁(Japan Financial Services Agency, JFSA)が業務改善命令を出しており、この度の事件発生により適切な対策を講じられていなかったことが露呈した形となった。

テックビューロは、被害回復に注力し経営管理体制の強化およびセキュリティ対策の見直しを行うため、一時的に新規登録の受付を中止することを決定したようだ。なお、すでに申し込みが完了し本人確認の手続き中の顧客については、引き続き会員登録手続きが可能となっている。[2]

release date 2018.10.01

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨業界の健全化が求められる

Zaifは、コイン積立という定期預金のようなサービスを提供するなど、他にはみられないサービスが豊富なことや、イーサリアムが取引所にて購入できることなどから国内では人気のある仮想通貨取引所のひとつである。今回のハッキング被害後、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコからの資金援助が決定しており、これには流出資産の補償やセキュリティ向上に向けた技術と人員の提供、また、経営管理体制の強化のための資本提携と経営陣の派遣が含まれている。日本では、コインチェックのハッキング事件以来、金融庁に登録済みの仮想通貨取引所16社が日本仮想通貨交換業協会【以下、JVCEAと称す】を設立し、自主規制ルールの整備を急いでいる。今月12日には、金融庁が開催した第5回仮想通貨交換事業等に関する研究会において、JVCEAの自己規制ルールの議論が行われた。ハッキング事件が大きく取り沙汰され、日本の仮想通貨市場は苦しい展開が続いているが、今後、仮想通貨業界の健全化へ向け早い段階での規制整備が求められている。


Date

作成日

2018.10.01

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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