作成日
:2018.09.28
2021.08.31 15:22
cTraderプラットフォームを開発するSpotware(本社:Griva Digeni Ave., 118, Limassol 3101, Cyprus
)は9月28日、ユーザーにクラウドサービスなどを提供するcTrader ID サイトを改訂したことを発表した。これにより、cTrader IDを保有するトレーダーは、cTrader プラットフォームのパーソナルサイトが提供する全ての機能とメリットを享受することが可能となる。cTrader IDとは、cTraderへのサインインに利用するIDであるが、トレーダーは cTrader IDサイトにて様々なサービスの利用が可能となる。新たなcTrader IDサイトでは、cTrader IDに登録した複数のブローカーのデモとライブ取引口座のリスト一覧を容易に確認することが可能となった。また、新たに使い勝手の良いセキュリティオプションメニューが追加され、トレーダーは取引口座の変更に関するお知らせ機能の設定もしくは編集を行うことができる。加えて、アクティブセッションの確認や無効の設定を行ったり、cTraderを利用する接続端末を選択することも可能となる。
さらに、Spotwareは他のトレーダーとコンタクトが図れるソーシャルネットワークを開発した。これにより、cTrader IDユーザーは、MyFXbookやFxBlue等のサイトに自身のトレード成績を公表することができるようになるほか、トレーディングロボットやテクニカル分析に必要な複数のインディケーターを利用することが可能となる。
Spotwareのコミュニティ管理責任者であるPanagiotis Charalampous氏は、以下のようにコメントしている。
cTrader IDサイトは、常にトレーダーの使い勝手の良さを優先して開発しており、複数のブローカーの口座や顧客の好みなどを効率的に管理できます。付加価値の高い機能やツールをcTrader IDユーザーへ提供することで、効果的な口座管理を可能にするとともに、他のトレーダーやアプリケーション、リソースと結びつけることで、顧客のトレード環境を大きく改善させることに寄与しています。
Panagiotis Charalampous, Head of Commnunity Management at Spotware - The Industry Spreadより引用
なお、Sporwareは今後、cTrader IDサイトに更に2つの機能の追加を予定している。1つ目の機能は、顧客が自分自身でアプリケーションを開発することができるオープンAPIシステムの組み込みである。2つ目はチャート撮影機能であり、顧客が自身の投資アイデアやトレードの実例、戦略などを他のトレーダーと共有して、クラウド上でチャートの利用が可能になるという。
release date 2018.9.28
Spotwareは、ここ数カ月の間にcTraderWeb 3.0 Betaをリリースし、新バージョンのcTraderモバイルアプリを発表するなど、新しいプラットホームを相次いでリリースしている。今回は、cTrader IDサイトの改定が発表されたが、cTrader IDサイトとは、ユーザーが作成したアカウントにて、cTraderのクラウドサービスに接続し、異なるブローカー間のアカウント管理や、好みのチャート表示などを複数のデバイスでアクセスを効果的に管理することが可能なサイトである。すなわち、Spotwareはユーザーへオールインワン設定を提案しており、プラットフォームのクラウド化への移行に向けて、積極的に開発を進めている印象を受ける。現状では、やはりMT4やMT5が利用者数やツールの種類などにおいて、依然優位な立場ではあるが、素早い開発展開を見せているcTraderに世界中が意識し始めているのは間違いなさそうだ。
作成日
:2018.09.28
最終更新
:2021.08.31
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー