Select Language

Google、仮想通貨関連の広告掲載を解禁

Google、仮想通貨関連の広告掲載を解禁

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:22
Google、仮想通貨関連の広告掲載を解禁

update 2021.08.31 15:22

GoogleやFacebookで仮想通貨関連の広告解禁の流れ

Google LLC(本店:1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043, United States[1])【以下、Googleと称す】は、仮想通貨関連の広告掲載に対する全面禁止措置の一部を解禁し、2018年10月より、事前に承認された広告主であれば特定の条件の下に広告を受け付けることを明らかにした。

今年3月、Googleは仮想通貨やICOの広告掲載禁止を発表したが、これはFacebook, Inc.(本社:1601 Willow Road, Menlo Park, CA 94025, United States[2])【以下、Facebookと称す】が1月に先行して仮想通貨関連の広告掲載の禁止を発表したことを受けての動きであったとみられている。その後、Twitter, Inc.(本社:1355 Market Street, Suite 900, San Francisco, CA 94103, United States[3])【以下、Twitterと称す】も仮想通貨に対する世界的な規制強化の動きを受け、FacebookやGoogleに続くように3月下旬、Twitterによる仮想通貨関連の広告掲載禁止が発表され、3社ともに仮想通貨に対する厳しい姿勢を示していた。

Googleは現在、広告掲載の解禁にあたり、金融商品や金融サービスに関するポリシーを改定し、仮想通貨関連の広告を審査するプロセスの構築に取り組んでいる。今後、仮想通貨関連の広告掲載を希望する広告主には、適性を証明するための申請書の提出が義務付けられており、ライセンスの有無やバックグランドの情報などを含め、審査が行われるようだ。10月より、すべてのアカウントに同ルールが適用され、広告のターゲットとなる国で広告主がGoogleの承認を受けることが広告掲載の条件となっている。

この度の仮想通貨の広告掲載解禁の動きが業界に大きな影響を与えたことは間違いなく、Googleが米国で人気の仮想通貨取引所であるコインベースの広告掲載を許可した2日後に、Facebookでもコインベースの広告が掲載されたことが確認されている。Facebookは、以前から広告禁止措置について再検討の必要性を感じており、6月には一部の仮想通貨の広告については出稿を許可している。また、最近では仮想通貨市場の値動きが落ち着いていることからも、仮想通貨関連の広告をこれ以上禁止する正当性を見出せなくなったと考えられる。

一方、仮想通貨関連の広告に関して慎重なGoogleだが、興味深いことに、同社は2012年以降ブロックチェーン技術の開発を行う6つの企業に関与しており、世界で2番目にブロックチェーンへの投資に積極的な企業となっている。GoogleとFacebookの最大手2社が対応方針を転換させた今、Twitterを含む業界大手企業が今後どのような動きをみせるのか注目が集まっている。

release date 2018.9.26

出典元:

ニュースコメント

今後のソーシャルメディア業界の動向に注目

Googleは仮想通貨やICOに関する広告の一切の掲載禁止を発表していたが、この度の仮想通貨関連の広告掲載の解禁発表を受け、仮想通貨を提供しているブローカーや業界にとって、非常に明るいニュースとなった。Googleの発表によると、今年10月から日本と米国においては、事前に規制当局から承認された広告主(仮想通貨取引所等)が特定の条件の下で広告枠を買うことを可能にするという。今回の発表では、解禁となるのは日本と米国限定となるようだが、これまでの仮想通貨関連広告の全面禁止措置が撤廃されたことは、仮想通貨業界に対し金融規制当局の規制強化への取り組みが評価されたのではないかとみられる。なお、この解禁発表は仮想通貨関連の全面解禁ではなく、ICO(イニシャルコインオファリング)、ウォレット、取引アドバイスについての広告は10月以降も禁止されている。しかしながら、GoogleやFacebookが仮想通貨広告に対する姿勢を軟化させたことを受け、他のソーシャルメディアも今後の対応を見直すことになるだろう。 今回のGoogleによる決定は、先日発表されたLINEのLINKトークン発行や、仮想通貨交換業者の登録を目指している楽天など、仮想通貨業界への参入を表明している大手企業にとっても朗報となるだろう。今後も引き続き、ソーシャルメディア業界の動向に注目したい。


Date

作成日

2018.09.26

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

PCでブラウザを立ち上げた際にメタマスクが勝手に起動する現象が起きており、SNS上でも話題になっています。Myforex編集部でもこの現象を確認しており、当記事執筆時点(2025年4月3日)ではGoogle ChromeとBraveのブラウザで発生していることが確認できています。
update2025.04.03 19:45

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

複数の海外FX業者の公式Xアカウントが凍結されました。凍結されたのは日本向けのアカウントで、同じブローカーの英語アカウントは現在も閲覧できる状態です。海外FX業者の公式Xアカウントが凍結された背景を解説します。
update2025.04.01 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、キャプテン翼のIPを活用したWeb3ゲームです。2025年4月にJOHNトークンのエアドロップが予定されており、注目を集めています。本記事では、JOHNトークンの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
update2025.03.27 19:00

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

MTF-MAでトレードのレベルを上げる。MT4/MT5で使えるインディケータを比較

MTF分析は複数の時間足を組み合わせて相場全体を把握する手法です。MTF分析を使いこなすことでエントリーの方向やタイミングを掴みやすくなります。本記事ではMTF分析を簡単にするインディケータや、エントリー精度を上げる方法を解説します。
update2025.01.21 19:15
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル