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Twitterも仮想通貨関連の広告掲載を禁止に

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update 2021.08.31 15:23
Twitterも仮想通貨関連の広告掲載を禁止に

update 2021.08.31 15:23

3月27日より段階的に適用を開始

米国のSNS大手のTwitter, Inc.(1355 Market Street Suite 900 San Francisco, CA 94103 USA)【以下、Twitterと称す】は、仮想通貨に対する世界的な規制強化の動きを受けて、3月27日から仮想通貨関連の広告掲載を段階的に禁止することを発表した。

これまでTwitter上では、仮想通貨関連の情報発信が頻繁に行われており、米国大手のニュースサイトであるレディット(Reddit)と共にTwitterが、仮想通貨の普及に一役買ってきたことは確かな事実である。多くの仮想通貨コミュニティによって利用されているTwitterであるが、仮想通貨の広告掲載を禁止することになっても、Twitterの利用価値が下がることはないであろう。

3月27日から適用が開始されるTwitter上での仮想通貨関連の広告掲載の禁止の動きは、先行して同様の措置をとっているFacebookやGoogleに続く決定となるが、広告による詐欺的な取引への勧誘から利用者を保護することが目的だとTwitterは主張している。

今回の決定について、Twitterは次のようにコメントしている。

我々は、Twitter利用者の安全を確保することに注力しています。そのため、我々は仮想通貨に関連する広告に関して、新しいポリシーを追加しました。この新たな方針の下で、ICO及びトークン販売の広告掲載を全面的に禁止します。

Official statement of Twitter

Twitterの新たな方針は、今後30日以内にICO及びトークンの販売に関するすべての広告に適用されることになる。仮想通貨取引所や仮想通貨を保管するウォレットサービスを提供している業者に関しては、特定の主要株式市場に上場している場合を除き、広告掲載禁止の対象となる。また、日本に関しては金融庁に登録している業者は対象外となるようだ。

この発表を受けて、ビットコインの価格は8,000ドル台まで下落し、仮想通貨市場全体でも軒並み値を下げる展開となった。大手ソーシャルメディアによる相次ぐ広告禁止は、仮想通貨市場にとって大きな打撃となることは間違いないが、仮想通貨における不正行為や違法取引が後をたたない現状において、消費者を保護するためには当然の措置であるといえる。今後も他の企業がこの動きに追随し、同様の措置をとる可能性も考えられる。

release date 2018.3.26


Date

作成日

2018.03.26

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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