作成日
:2022.08.11
2024.07.24 15:03
豪華なボーナスキャンペーンで知名度がある海外FX業者FXGT(エフエックスジーティー)は、2022年7月下旬から8月にかけて、レバレッジ、スワップポイント、スプレッドの3つの取引条件を大幅にアップグレードしました。
特にユーザーにとって嬉しいアップデートが、一部銘柄に対してスワップフリーが導入されたことでしょう。また、スワップフリーが導入されたことに加えて、8月4日には米ドル建てのビットコインを含む5銘柄のスプレッドを縮小したことを発表しました。さらに、仮想通貨銘柄のレバレッジについても取引条件が改善されています。
米ドル建てのビットコイン(BTC/USD)は、スプレッドの縮小、スワップフリー、レバレッジの緩和と3拍子そろった取引改善が実施され、仮想通貨ユーザーにとって、さらに利便性が高いFX業者となったといえるでしょう。
スワップポイントとは、日にちをまたいで、または一定時間ごとにポジションを持ち越した際に支払い、または受け取りとなる料金のことです。2022年8月1日、一部の仮想通貨とゴールド、株価指数を対象にスワップフリーが導入されました。
スワップフリーの対象となる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)はもちろん、イーサリアムキラーとして知名度があるカルダノ(ADA、エイダコイン)やポルカドット(DOT)など合計10種類32銘柄です。
また、ゴールドや株価指数もスワップフリーの対象となります。
株価指数はポジションを保有してから3日間のみスワップフリーとなります。4日目以降はスワップポイントが発生するため、長期保有に注意が必要です。
ポジションを長期で保有するスイングトレーダーにとって、スワップポイントは大きな取引コストとなります。FXGTのスワップポイントは、他社よりも高く設定されており、以前から改善を求める声がありました。
特に、仮想通貨銘柄の場合、4時間ごとにスワップポイントが発生する仕組みになっているため、長期でポジションを保有しにくいという弱点がありました。
今回のスワップフリー導入により、ビットコイン(BTC)などの主要仮想通貨銘柄でも長期でポジションを保有しやすくなります。大きなトレンドを狙うスイングトレードを検討することも可能となり、より取引の幅が拡がったといえるでしょう。
ビットコイン(BTC)、LTC(ライトコイン)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)のダイナミックレバレッジの適用範囲が変更され、より高いレバレッジが利用できるようになりました。
FXGTには2つのレバレッジの仕組みがありますが、仮想通貨を取り扱う口座タイプに適用されるのが「ダイナミックレバレッジ」です。ダイナミックレバレッジは、取引量に応じてレバレッジが変動する仕組みのことで、取引量はロット数やエントリー価格、契約サイズ(コントラクトサイズ)で求めます。ドル換算をする必要があり計算がやや複雑になるため、気づかずにレバレッジ制限を受けてしまう可能性があるため、注意が必要です。
具体的には、取引量5,000ドルまではレバレッジ1,000倍、取引量5,001ドルから1万ドルまでは800倍、取引量1万1ドルから5万ドルまでは400倍のレバレッジが適用されます。
例えば、執筆時点(2022年8月)でビットコイン/米ドル(BTC/USD)の価格は約2万4,000ドルとなっており、1ロットを保有する場合の取引量は2万4,000ドルとなります。
ビットコインの価格が2万4,000ドルの場合、ビットコイン/米ドルの1ロットの必要証拠金は46.25ドルです。従来は、1ロットのビットコインの必要証拠金は85ドルだったため、約40ドル程度少ない証拠金で1ロットのポジションを保有できます。
少ない証拠金であっても資金を有効に活用でき、これまで以上に柔軟にトレードできるでしょう。
2022年8月4日、FXGT(エフエックスジーティー)は米ドル建てのビットコイン(BTC/USD)とゴールド(XAU/USD)、ドル円、ユーロドル、ポンドドルのスプレッド縮小をしたと発表しました。Myforex編集スタッフがFXGTのカスタマーサポートに詳細を問い合わせたところ、全ての口座タイプを対象にスプレッド縮小を実施したとのことです。
FXGTのスタンダード口座のスプレッド推移を確認すると、7月22日ごろにスプレッドが縮小していることが確認できました。
FXGTのスタンダード口座では、7月21日以前は20ドル〜30ドルで推移していましたが、執筆時点(2024年5月24日時点)では平均76ドル〜92ドルで推移しています。スプレッド縮小に加えてスワップフリーの対象銘柄でもあるため、これまでよりもさらに取引コストを抑えることが可能となりました。
現時点のリアルタイムスプレッドは、下記から確認できます。
FXGTが発表したスプレッド縮小対象銘柄の中にゴールド(XAU/USD)も含まれています。7月上旬はスプレッドの変動幅が大きく、通常の時間帯でも4.0ドルから5.0ドル以上になることがありましたが、7月18日以降はほとんどの時間帯で4.0ドル以下で推移しています。
2022年8月1日から8月5日の期間でスタンダード口座のゴールドの平均スプレッドは3.8ドルとなっていました。現時点のゴールドのリアルタイムスプレッドは、下記から確認できます。
主要FX通貨ペアであるドル円、ユーロドル、ポンドドルの3銘柄もスプレッドが縮小されたと発表されました。スタンダード口座の3銘柄の平均スプレッド(執筆時点)は以下のとおりです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
ドル円 | 1.6~1.8 Pips |
ユーロドル | 1.4~1.6 Pips |
ポンドドル | 1.3 Pips~1.6 Pips |
例えば、ドル円では、2022年7月23日以前は1.9Pips以上でスプレッドが推移していましたが、7月25日以降のスプレッドは1.5 Pips〜1.8 Pipsで推移しています。
現時点のドル円のリアルタイムスプレッドは、下記から確認できます。
ユーロドルは執筆時点(2022年8月6日)で1.4〜1.6Pipsで推移しており、7月上旬のスプレッド推移と比較すると、0.2〜0.3 Pips程度縮小しています。また、ポンドドルは執筆時点のスプレッドが1.5 Pips付近で推移しており、7月上旬のスプレッドと比較すると0.3〜0.4Pips程度縮小していました。
上記のように、3通貨ペアとも平均的なスプレッドは低下していることが分かります。
FXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨銘柄の取引に力を入れているのが特徴です。仮想通貨取引において、ユーザーから高い評判を得ています。最近ではゴールドの取引にも力を入れています。仮想通貨・貴金属取引に対応している口座の取引条件は以下の通りです。
仮想通貨 貴金属取引対応口座 |
ミニ口座 プロ口座 スタンダード口座 ECN口座 |
---|---|
レバレッジ | 最大1,000倍 |
取扱銘柄 |
【FX/通貨ペア】:54 【CFD/貴金属】:2 【CFD/株価指数】:9 【CFD/エネルギー】:3 【CFD/仮想通貨FX】:44 【CFD/DeFiトークン】:10 【CFD/NFT】:5 【CFD/株式】:31 |
仮想通貨・貴金属取引に対応している口座は4種類です。2022年5月に取扱仮想通貨銘柄が17種類追加され、7月にはプロ口座とECN口座の金のスプレッドを縮小するなど、FXGTでは仮想通貨・金取引のサービスを強化しています。
CFD全般の取り扱いも豊富で、扱っている海外FX業者が少ない個別株銘柄や、VIX指数(恐怖指数)なども取引できます。
FXGT(エフエックスジーティー)は、7月下旬から8月上旬にかけて、様々な取引条件の改善を実施しました。全ての仮想通貨ではありませんが、主要仮想通貨はスワップフリーとなっているため、これまで以上にポジションを長期で保有することが容易になります。
また、レバレッジの緩和によって、主要仮想通貨銘柄では、より資金効率のよい取引が可能となりました。さらに、ビットコイン(BTC)については、スプレッド縮小も実施され、取引コストを大幅に抑えることが可能です。
上記のアップデートに加えて、取引サーバーのアップデートも実施されています。
スワップフリーの導入によって、FXGTの弱点となっていた「高いスワップポイント」が克服され、より仮想通貨ユーザーが利用しやすい取引環境が整いました。FXGTは様々なボーナスキャンペーンを開催しているので、上手に組み合わせて取引すると、証拠金を大きく増やして取引を始められます。
作成日
:2022.08.11
最終更新
:2024.07.24
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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