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FXGTがスワップフリーに!取引条件が大幅改善

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update 2024.07.30 10:14
FXGTがスワップフリーに!取引条件が大幅改善

update 2024.07.30 10:14

FXと仮想通貨のハイブリッド取引サービスを提供するFXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨を含む一部の銘柄のスワップポイントを廃止することを決定しました。

従来の取引条件では、ポジションを保有すると一定期間ごとにスワップが発生していましたが、今後は対象銘柄のスワップが0になります。限定的なスワップ廃止ではあるものの、ユーザーにとっては歓迎すべきニュースといえるでしょう。

FXGTは、ユーザーの要望に合わせて、取引しやすい環境を提供するために、取引条件を見直したとしています。

FXGTのデメリットが解消!

FXGTは、ボーナスプログラムの豊富さや仮想通貨の取扱銘柄数の豊富さがユーザーに支持されているブローカーではありますが、デメリットがなかったわけではありません。これまでは、仮想通貨や株価指数銘柄などのポジションを保有している間は、スワップポイントが差し引かれていました。

point スワップポイントとは

スワップポイントとは、日にちをまたいでポジションを持ち越した際に支払い、または受け取りとなる料金のことです。FXの場合は、買い・売りどちらかのポジションでスワップポイントがプラス(つまり受け取り)になる通貨ペアもありますが、仮想通貨銘柄は基本的に両方マイナススワップとなり、取引のコストとなっていました。

加えて、スワップフリー導入前は、ほかのブローカーよりもスワップポイントが高く設定されていたため、不満を感じるユーザーも少なくありませんでした。一方、FXGTと競合するFX業者のExnessでは、暗号通貨と金(XAUUSD)、株式、株価指数のスワップを0に設定しており、非常に好評でした。

FXGTによるスワップフリー導入は、FX業界内での競争力向上を目的に実施されたものと考えられます。

対象銘柄は仮想通貨とゴールド、株価指数

今回のスワップフリー導入によって、スワップが廃止される銘柄は、仮想通貨とゴールド(XAUUSD)、株価指数の3つです。ただし、仮想通貨の一部の銘柄にはスワップフリーが適用されませんので注意しましょう。

スワップフリーの対象外となる銘柄は、NFTとDeFiに区分される仮想通貨と、ソラナ(SOL)・ルナ(LUN)の2種類、仮想通貨市場の代表的な銘柄に連動する指数であるGTi12です。

上記を除き、具体的には以下の銘柄が対象となります。

銘柄名 特徴
ビットコイン(BTC) 世界で初めてリリースされた最も有名な仮想通貨
イーサリアム(ETH) ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇る仮想通貨
リップル(XRP) 2013年にリリースされた仮想通貨で、ブリッジ通貨としての活用が期待されている
ビットコインキャッシュ(BCH) 2017年のビットコインのハードウォークによって誕生した仮想通貨
ライトコイン(LTC) 承認速度が早く、日常決済でも活用が期待される
カルダノ(ADA、エイダコイン) ブロックチェーンでの相互運用やスマートコントラクト機能で優れている
ステラルーメン(XLM) 個人間や海外などの送金を円滑に行うことを目的とした作られたトークン
ポルカドット(DOT) 幅広いブロックチェーンの相互運用を可能にする仮想通貨
ドージコイン(DOGE) インフルエンサーの発言で価格が乱高下するミームコイン
柴犬コイン(Shiba Inu、SHIB) ドージコインを模倣したミームコインで、イーサリアムのブロックチェーン上に構築されている
ビットコイン(BTC)
世界で初めてリリースされた最も有名な仮想通貨
イーサリアム(ETH)
ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇る仮想通貨
リップル(XRP)
2013年にリリースされた仮想通貨で、ブリッジ通貨としての活用が期待されている
ビットコインキャッシュ(BCH)
2017年のビットコインのハードウォークによって誕生した仮想通貨
ライトコイン(LTC)
承認速度が早く、日常決済でも活用が期待される
カルダノ(ADA、エイダコイン)
ブロックチェーンでの相互運用やスマートコントラクト機能で優れている
ステラルーメン(XLM)
個人間や海外などの送金を円滑に行うことを目的とした作られたトークン
ポルカドット(DOT)
幅広いブロックチェーンの相互運用を可能にする仮想通貨
ドージコイン(DOGE)
インフルエンサーの発言で価格が乱高下するミームコイン
柴犬コイン(Shiba Inu、SHIB)
ドージコインを模倣したミームコインで、イーサリアムのブロックチェーン上に構築されている

また、株価指数にスワップフリーが適用される期間は、ポジションをオープンしてから3日間です。4日目以降はスワップがかかるため、株価指数のポジションを長期間保有する場合は注意しましょう。

対象口座タイプは?

FXGTでは6種類の口座を提供していますが、スワップフリーの対象となるのは全ての口座タイプです。しかし、スワップフリー対象銘柄の取引に対応している口座が元々以下の4つに限られているため、実質的には下記の4つの口座タイプが対象となります。

  • ミニ口座
  • プロ口座
  • スタンダード+口座
  • ECN口座

上記の口座ではスワップフリー対象銘柄だけではなく、FXやエネルギー、株式などの取引も可能です。ただし、ミニ口座のみ株式の取引には非対応となっています。

FX銘柄のスワップはそのまま

前述の通り、今回スワップが廃止される銘柄は、仮想通貨と金、株価指数のみです。FX銘柄のスワップに変更はありません。そのため、FX通貨ペアのみを取引しているFXGTのユーザーには残念ながら恩恵はありません。

FXGTの口座で、ユーロドルのショートポジションを保有すると、1ロットにつき1日あたり220円前後のスワップが差し引かれます。ロングポジションを保有した場合もスプレッドはマイナスです。1日あたり880~900円ほどスワップが差し引かれます。

他の海外FX業者と比較すると、Exnessはロングポジションのスワップはマイナスになっていますが、ショートポジションのスワップはプラスになっているため、FXGTはやや不利な条件になっているといえるでしょう。

fxg exn
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FXGTとは?

FXGTは、仮想通貨銘柄の取引に力を入れているFX業者です。仮想通貨取引におけるユーザーの評価も高く、最近ではゴールドの取引にも力を入れています。仮想通貨・貴金属取引に対応している口座の取引条件は以下の通りです。

仮想通貨・貴金属取引対応口座 ミニ口座
プロ口座
スタンダード+口座
ECN口座
レバレッジ 最大1,000倍
取扱銘柄 【FX/通貨ペア】:54
【CFD/貴金属】:2
【CFD/株価指数】:9
【CFD/エネルギー】:3
【CFD/仮想通貨FX】:44
【CFD/DeFiトークン】:10
【CFD/NFT】:5
【CFD/株式】:31

仮想通貨・貴金属取引に対応している口座は4種類です。2022年5月に取扱仮想通貨銘柄が17種類追加され、7月にはプロ口座とECN口座の金のスプレッドを縮小するなど、FXGTでは仮想通貨・金取引のサービスを強化しています。

CFD全般の取り扱いも豊富で、扱っている海外FX業者が少ない個別株銘柄や、VIX指数(恐怖指数)なども取引できます。

より有利な条件で仮想通貨の取引が可能に

スワップが廃止される前は、スワップの高さがFXGTで仮想通貨を取引する際のネックになっていました。しかし、仮想通貨取引にスワップフリーが導入されたことで、FXGTのデメリットが1つ解消されます。

FXGTはもともと仮想通貨に力を入れていることもあり、スワップフリーの導入は仮想通貨を取引している既存のFXGTユーザーにとって大きなメリットといえるでしょう。

加えて、FX業者の乗り換えを検討している方やこれから仮想通貨取引に挑戦する方も以前より有利な条件で取引できるようになります。仮想通貨用の取引口座を開設する際は、FXGTも候補に入れておくとよいでしょう。


Date

作成日

2022.08.02

Update

最終更新

2024.07.30

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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