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Exnessが新たに仮想通貨17種類を追加

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update 2022.09.02 12:32
Exnessが新たに仮想通貨17種類を追加

update 2022.09.02 12:32

2021年10月、Exness(エクスネス)は、新たに17種類の仮想通貨CFD銘柄を追加しました。2021年9月に仮想通貨を5種類追加してから、わずか1か月足らずの仮想通貨CFD銘柄の追加ということで、サービス拡大の本気度が伺えます。

今回追加された銘柄は「バイナンスコイン(BNB)」「エイダコイン(ADA)」といった時価総額の高い人気銘柄から、データ転送に強みを持つ「ポルカドット(DOT)」、急激な値上がりで注目された「ドージコイン(DOGE)」、分散型データ保存に使用する「ファイルコイン(FIL)」のような特定の分野に強みを持つ銘柄など、多岐にわたります。

一挙追加で銘柄数に強み

Exness(エクスネス)では、元々10種類のドル建て取引が可能でしたが、新規に17種類の銘柄が追加されて、計27銘柄の取引が可能になっています。今回の一挙追加により、Exnessは海外FX業者の中でも銘柄数が優れたブローカーとなりました。

Exnessで追加された仮想通貨

銘柄17種類の概要

今回取引可能になった17種類の銘柄は下記の通りです。

表はこちらからご覧ください。

仮想通貨名 説明
チェーンリンク(LINK) 分散型オラクルネットワークの「チェーンリンク」で利用されるネイティブトークン
アイオーエスティー(IOST) DAppプラットフォームとしても機能する次世代ブロックチェーンのネイティブトークン
ドージコイン(DOGE) インフルエンサーの発言で価格が乱高下するミームコイン
コンパウンド(COMP) 仮想通貨レンディングサービスである「コンパウンド」のガバナンストークン
シータ(THETA) 分散型の動画プラットフォーム「シータ」で利用されるガバナンストークン
パンケーキスワップ(CAKE) バイナンススマートチェーン上に構築される分散型取引所「パンケーキスワップ」のガバナンストークン
ポリゴン/マティック(MATIC) イーサリアムのサイドチェーンとして利用される「ポリゴン」におけるガバナンストークン
フォビトークン(HTU) 大手取引所Huobiが発行する取引所トークン
マナ(MANA) ディセントラランドのゲーム内で流通するトークン
ヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR) 高速で安定したDApp構築のためのブロックチェーンのネイティブトークン
ワンインチ(1INCH) DEX(分散型取引所)アグリゲーターで使用されるガバナンストークン
ポルカドット(DOT) 異なるチェーン間のデータ転送が容易なブロックチェーンのネイティブトークン
テゾス(XTZ) ハードフォークの心配がないブロックチェーンのネイティブトークン
エイダコイン(ADA) イーサリアムの対抗馬としての発展が期待されているブロックチェーンのネイティブトークン
バイナンスコイン(BNB) Binanceが公開したブロックチェーンであるバイナンススマートチェーン(BSC)のネイティブトークン
エンジンコイン(ENJ) ゲームアイテムのNFT化を容易にするブロックチェーンのユーティリティトークン
ファイルコイン(FIL) 分散型のデータ保存システムで使用されるネイティブトークン

既に知名度の高い仮想通貨のみでなく、マナなどのメタバース関連で最近知名度を上げつつあるような銘柄も含まれているのが特徴です。

取引できる口座タイプ

Exnessでは、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)のそれぞれに4種類の口座タイプ(スタンダード、ロースプレッド、ゼロ、プロ)があります。今回追加された仮想通貨銘柄17種類はMT5では全ての口座タイプで取引可能です。

しかし、MT4で取引できる仮想通貨は下記6種類に限られています。

  • ポルカドット
  • テゾス
  • エイダコイン
  • バイナンスコイン
  • エンジンコイン
  • ファイルコイン

開発元のMetaQuotes社がMT4の新規ライセンス提供を停止していることもあり、海外FX業者も徐々にMT5への移行が進んでいます。Exnessも、銘柄数などはMT5の方が優遇される傾向があります。

注目の銘柄は?

追加された17種類のうち、特に知名度のある銘柄について解説していきます。

チェーンリンク

チェーンリンク(LINK)は、分散型オラクルネットワークの「チェーンリンク」で利用されるネイティブトークンです。分散型オラクルはブロックチェーンと外部システムを接続し、スマートコントラクトなどに必要なデータを取り込むことを可能にする技術です。分散型オラクルを利用すれば、仮想通貨価格から気象情報まで幅広いデータをブロックチェーン上で参照できるようになります。

point スマートコントラクトとは

ブロックチェーンを活用した契約の自動履行プログラムのことを指します。スマートコントラクトは条件の定義次第で支払いや送金、取引などを自動処理できることから、管理者がいない分散型のシステムにおいて重要な役割を担っているのです。

チェーンリンクは同ブロックチェーン上でのガバナンスやステーキング(承認者が報酬と引き換えにブロックを検証して生成するプロセス)に利用することができます。

ドージコイン

ドージコイン(DOGE)はインターネットで注目を集めるミームコインとして台頭してきた仮想通貨です。ドージコインは投機や投げ銭、少額決済の利用が主な使い道となっていますが、専用のオンラインショップでの支払いなどにも利用することができます。ドージコインはブロックチェーン関連の開発活動などよりも、米テスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏を始めとするインフルエンサーの発言で価格が乱高下していることが話題を呼んでいます。

ポリゴン/マティック

ポリゴン(旧マティック)はイーサリアムのスケーラビリティ問題(ブロックチェーンの処理能力の限界を迎えてしまい生じる問題)を解決するソリューションを開発することを目的としたプロジェクトです。具体的にポリゴンはイーサリアムブロックチェーンと互換性のある並列なブロックチェーン(サイドチェーン)を構築し、メインとなるブロックチェーンの処理を手助けします。

ポリゴンはマティック(MATIC)と呼ばれるガバナンストークンを発行しています。マティックはポリゴンにおける取引手数料の支払いやステーキング、投票によるガバナンスに利用することができます。

ポルカドット

ポルカドット(DOT)は、シャーディング技術を用いてトークンに限らないあらゆるタイプのデータ転送を可能にするとともに、幅広いブロックチェーンの相互運用を可能にする特徴があります。また、ブロックチェーンをバージョンアップさせる際にハードフォークする必要がないため、より迅速で安全に機能を進化させることができます。

point シャーディングとは

シャーディングとはブロックチェーンの送金能力問題(スケーラビリティ問題)に対応するために開発された技術で、メインチェーンに加えてサイドチェーンを送金処理に利用することにより、送金能力を引き上げる技術です。

エイダコイン

エイダコイン(ADA)は、コンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用し、スマートコントラクト機能を持ったブロックチェーンです。開発者にはイーサリアム創設者の一人であるチャールズ・ホプキンソン氏が加わっており、イーサリアムに取って代わりうる存在と認識されています。

その一方、開発は他のブロックチェーンに比べてゆっくりであり、Dapp(分散型アプリ)が多数開発されるようになるには今しばらくの時間を要すると見込まれています。

国内取引所でも取扱いが開始されたことで日本でも注目が集まっています。

バイナンスコイン

バイナンスコイン(BNB)は、Binance(バイナンス)が開発したバイナンススマートチェーン(BSC)とバイナンスチェーン上で使用されるユーティリティトークンです。BSC上では多数のDApp(分散型アプリ)がサービスを展開しており、BNBはこれらのブロックチェーンの送金手数料として使用されるほか、Binanceでの取引手数料支払いにも使用可能です。

ファイルコイン

ファイルコイン(FIL)は、世界中にデータを分散化して保存するシステム(ストレージシステム)です。従来のインターネット上のデータはデータセンターなどで保管されるため、データセンターが不具合を起こすと接続できなくなるほか、データセンターは誰がどこに接続したかを把握できます。ファイルコインは世界中に分散してデータ保存することから、データへのアクセスの安定性や外部者による情報収集を回避します。

Exnessの仮想通貨トレード

Exness(エクスネス)では、FX(為替)や仮想通貨、エネルギーや貴金属、株式など複数のCFDを取扱っていますが、その中でも仮想通貨は最も力を入れている分野です。

Exnessは2021年8月にCFD銘柄全体のレバレッジを引き上げがありましたが、仮想通貨は「20倍」から「200倍」と、特に大きな引き上げを行いました。取り扱い銘柄に関しても2021年9月にも仮想通貨5銘柄の追加に加えて、今回さらに17銘柄追加したということで、力の入れようが分かります。

ここからは、Exnessでの仮想通貨取引について簡単に説明します。

表はこちらからご覧ください。

仮想通貨銘柄の取引条件

Exnessでの一般的な仮想通貨の取引条件は下記の通りです。

レバレッジ 最大200倍
取引手数料 通貨ペア、口座タイプごとに異なる
スプレッド 変動スプレッド制
口座タイプ スタンダード、ロースプレッド、ゼロ、プロ
銘柄数 27銘柄
取引時間 365日24時間
ゼロカットシステム あり

Exnessの仮想通貨取引では「スタンダード口座」「プロ口座」には取引手数料がかかりませんが、「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」には1ロットあたり手数料が発生されます。

今回追加された17種類の仮想通貨の手数料は以下の通りです。(単位:ドル)

表はこちらからご覧ください。

銘柄 ロースプレッド ゼロ
LINK 2 2.2
IOST 0.5 1
DOGE 1 1.3
COMP 3.5 4.5
THETA 2 2.3
CAKE 2 2.9
MATIC 2 2.5
HT 2 2.7
MANA 2 2.5
HBAR 1 1.7
1INCH 1 1.8
DOT 1.5 2.1
XTZ 1.5 2
ADA 1 1.7
BNB 2 2.9
ENJ 3 3.4
FILU 2.5 3

LINK

ロースプレッド ゼロ
2 2.2

IOST

ロースプレッド ゼロ
0.5 1

DOGE

ロースプレッド ゼロ
1 1.3

COMP

ロースプレッド ゼロ
3.5 4.5

THETA

ロースプレッド ゼロ
2 2.3

CAKE

ロースプレッド ゼロ
2 2.9

MATIC

ロースプレッド ゼロ
2 2.5

HT

ロースプレッド ゼロ
2 2.7

MANA

ロースプレッド ゼロ
2 2.5

HBAR

ロースプレッド ゼロ
1 1.7

1INCH

ロースプレッド ゼロ
1 1.8

DOT

ロースプレッド ゼロ
1.5 2.1

XTZ

ロースプレッド ゼロ
1.5 2

ADA

ロースプレッド ゼロ
1 1.7

BNB

ロースプレッド ゼロ
2 2.9

ENJ

ロースプレッド ゼロ
3 3.4

FILU

ロースプレッド ゼロ
2.5 3

Exnessの仮想通貨銘柄のメリット

Exnessで仮想通貨CFD取引を行う大きなメリットは、最大200倍のレバレッジを利用して大きな資金を動かせることです。ボラティリティが高い仮想通貨は、国内仮想通貨取引所では最大2倍、海外仮想通貨取引所でも20倍未満が多く、どのブローカーもレバレッジは抑えめの傾向があります。一方で、Exnessは銘柄問わず200倍のレバレッジで取引ができるため、仮想通貨をハイレバレッジ取引したいトレーダーにとって貴重な選択肢です。

また、ハイレバレッジ取引では大きなリスクを伴いますが、Exnessはゼロカットシステムを採用しているため安心できます。ゼロカットシステムとは、証拠金残高がマイナスになってしまった場合に業者が損失を負担して残高を0にしてくれるサービスのことで、これがあることにより借金をする心配がありません。

point ゼロカットシステムの具体例

口座残高100万円で取引していましたが、相場の急変で110万円分の損失を出したとします。このとき、口座残高はマイナス10万円のはずですが、ゼロカットシステムを採用しているので口座残高はゼロより下になりません。

また、Exnessでは全仮想通貨CFD銘柄をスワップポイントがかからない「スワップフリー銘柄」の対象としています。スワップフリーによって持ち越し時にスワップポイントが発生することがないので、長期保有にも向いています。

仮想通貨サービスを急速に拡大

Exness(エクスネス)は今回、人気の高い銘柄のみならず、特徴的な銘柄も追加したことによって、幅広い選択肢の中から仮想通貨取引が可能な海外FX業者となりました。

2021年8月に大幅なレバレッジの引き上げを行い、9月にも銘柄追加をしていることに鑑みると、仮想通貨に力を入れるという明確な姿勢が見てとれます。これまで仮想通貨銘柄が取引できる海外FX業者といえばFXGT(エフエックスジーティー)が有名でしたが、Exnessの勢いのあるサービス拡大により、人気を二分する状況になる可能性もあります。


Date

作成日

2021.11.09

Update

最終更新

2022.09.02

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