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仮想通貨エイダコインが日本初上陸!ビットポイントが取り扱いを開始

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update 2023.03.16 15:54
仮想通貨エイダコインが日本初上陸!ビットポイントが取り扱いを開始

update 2023.03.16 15:54

株式会社リミックスポイントが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所であるビットポイントが、エイダコイン(ADA/Cardano)の取り扱いを開始しました。[1]

ビットポイントは2021年8月下旬にエイダコインを上場させることを発表していましたが、時期の詳細は不明でした。しかし8月25日に正式に取り扱いを開始したことを発表し、その記念として「フォロー&RT(リツイート)キャンペーン」と題したプロモーションを9月8日まで実施しています。

既にTwitter(ツイッター)上では、この情報が広く拡散されており、ビットポイントは仮想通貨コミュニティの注目を集めているようです。エイダコインの上場を待ちわびていた投資家やトレーダーも多く、期待の仮想通貨として早くも話題になっています。

今回はそんなエイダコインの特徴と、利用できる関連サービスについて詳しく解説していきます。

そもそもエイダコインとは?

エイダコインは今回日本に初上陸する通貨なので、どのような仮想通貨なのかあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。そんな方のために、まずはエイダコインの特徴を紹介します。

カルダノで利用できる仮想通貨

エイダコインはカルダノと呼ばれるブロックチェーン上で発行される仮想通貨であり、対応するDApps(分散型アプリケーション)で利用できます。ビットコインなどは、ブロックチェーンの名称と、そのブロックチェーン上で使用される仮想通貨の名前が一致していますが、カルダノでは異なる名称になっています。

カルダノとエイダコイン
knowledge カジノ向け?

カルダノは、かつてカジノ向けと言われたこともあります。しかし、カジノ特化で開発されたわけではありません。カルダノが公開された2017年当時、ブロックチェーンはその透明性やデータ改ざんの困難さで注目されており、ブロックチェーンの利用方法の一つとしてカジノでの利用も想定されていました。何らかの理由で、カルダノがカジノと結び付けられてインフルエンサー等に取り上げられ、カジノ用のブロックチェーンという印象がついてしまいました。

point DAppsで仮想通貨の利用環境拡大

送金に特化したビットコイン(BTC)から始まった仮想通貨ですが、ブロックチェーン上で稼働する分散型アプリケーションは、仮想通貨を利用するための環境を拡大していくと考えられます。DAppsは通常のスマホアプリと同じ要領で、ゲームの課金やサブスクリプションの支払い、送金、決済などに仮想通貨の利用を可能にしています。

イーサリアムと比較される存在

エイダコインおよびカルダノは、元イーサリアム(ETH)開発者であるチャールズ・ホスキンソン氏らによって開発されました。

そのためか、エイダコインとイーサリアムは目指す方向なども似ており、競合の仮想通貨として語られることが多いです。最近では、エイダコインの時価総額が仮想通貨市場No.2のイーサリアムに迫ってきていることから、「イーサリアム・キラー」ともいわれているようです。

エイダコインとイーサリアム

イーサリアムと対比して見てみると、仮想通貨としてエイダコインがどのような価値を持っているのか、イメージしやすいかもしれませんね。

活発な開発活動に裏付けられた信用

仮想通貨市場では、資金調達のみを行って開発を放棄する、詐欺的なプロジェクトも存在します。このような仮想通貨は「詐欺コイン」や「スキャム」などと呼ばれます。過去には、エイダコインも詐欺コインと疑われたこともありましたが、今ではその懸念を十分に払拭していると言えるでしょう。

運営元であるカルダノ財団を中心に、カルダノはIOHKやEmurgoなど開発企業のサポートを受け、活発な開発活動を継続しています。その水準は仮想通貨市場全体でも1、2を争うレベルにまで達しています。

日本国内で取引可能となったエイダコイン

今回、ビットポイントが取り扱いを開始したことで、日本でもエイダコインが取引できるようになりました。ここからは、海外市場におけるエイダコインの取引状況に加え、日本国内で利用できるようになった関連サービスを紹介します。

海外では代表的な仮想通貨のエイダコイン

現在、エイダコインの時価総額は約880億ドルに達し、市場全体で第3位の規模にまで成長しています。(2021年8月26日時点CoinMarketCapより)[2]

世界の200を超える取引所がエイダコインを取り扱っており、その中にはBinanceBybit、コインベース、フォビなどの大手も含まれます。関連サービスも充実していると言えるでしょう。

binance bybit coinbase huobi

著名人の中にはエイダコインに期待を寄せる人も少なくなく、米人気ロックバンド「KISS」のメンバーであるジーン・シモンズ氏が30万ドル相当のエイダコインを購入したことは話題になりました。[3]

仮想通貨の価値は時価総額や取り扱い取引所数だけで決まるものではありませんが、今やエイダコインは主要な仮想通貨と言っても過言ではないでしょう。

ビットポイントで利用できるサービス

ビットポイントはエイダコインの取り扱いを開始しましたが、現時点で利用できるサービスは以下の通りです。

初心者向け取引サービス

ビットポイントは「販売所」形式で、エイダコインの取扱いを開始しました。これは、ビットポイントを相手方にして仮想通貨を売買するサービスです。取引所よりも購入レートが不利になりますが、ユーザーは希望数を入力するだけで、簡単に仮想通貨を売買することができます。

また、取引所形式のBitpoint Proにも上場しています。狭いスプレッドでアクティブに売買したい場合は、取引所を使用しましょう。

仮想通貨レンディングサービス

ビットポイントは「貸して増やす」という、仮想通貨レンディングサービスを提供しています。ユーザーは、保有する仮想通貨をビットポイントに貸し出すことで手数料収入を得ることができます。

ビットポイントに上場したことで、エイダコインもレンディングサービスの対象となりました。直ぐに取引に使わないのであれば、エイダコインを貸し出して手数料収入を得られてお得ですね。

エイダコイン保有でステーキング報酬獲得のチャンス

仮想通貨の値上がり益を得ながら、同時に副次的な収入を得ることができるのは、夢のような話ですよね。実はステーキングをすればそれを実現できる可能性があります。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ここではステーキングの概要とエイダコインでステーキング報酬を得る方法を紹介します。

報酬が獲得できるステーキングとは?

ステーキングとは、コンセンサスアルゴリズムとしてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨において、ブロック生成の承認作業を行うことで報酬を得られる仕組みです。PoSはエイダコインを始め、コスモス(ATOM)やテゾス(XTZ)、ネオ(NEO)などの仮想通貨で採用されています。

ステーキングに参加するには、仮想通貨を一定数以上保有している必要があります。PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用するビットコイン(BTC)などであれば、誰でもブロックの承認者(マイナー)になることができますが、PoSは通貨の保有者にしかブロックを承認する機会が与えられません。逆に言えば、PoSを採用する仮想通貨を保有さえしていれば、ステーキング報酬を獲得するチャンスが生まれるということです。

point PoWとPoSの違い

ブロックの生成方法を決めるコンセンサスアルゴリズムにはいくつかの種類がありますが、主要なものはPoWとPoSの2つです。PoWが「コンピュータによる計算」を評価するのに対し、PoSは資産の保有量や保有年数を評価します。どちらも公平にブロック生成権を与えることを目的としていますが、PoWはより高い計算能力を、PoSはより高い経済的なコミットメントを重視する点で異なります。

エイダコインでステーキング報酬を獲得する方法

エイダコインを用いてステーキング報酬を獲得するには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。大きく2つの方法があります。

専用ウォレットを利用する

エイダコインには、ダイダロス(Daedalus)とヨロイ(Yoroi)と呼ばれる、2つの専用ウォレットがあります。ダイダロスはデスクトップ版のウォレットで、ヨロイはiOSやAndroid、Webブラウザにも対応しているウォレットです。

エイダコインのダイダロスとヨロイ

これらのウォレットにエイダコインを入金していれば、ステーキングプール(ユーザーの仮想通貨をまとめて運用してステーキングを代行するサービス)にステーキングの権利を与えることで、参加することができます。エイダコインそのものを送金する必要はありません。設定方法は簡単で、ウォレット内で示される手順に従って任意のステーキングプールに接続するだけです。

ステーキングサービスに対応する取引所を利用する

取引所によっては、ステーキングサービスを提供しているところもあります。このようなステーキングサービスは、取引所のウォレットに保有される仮想通貨を対象に、ユーザーがステーキング報酬を得られる仕組みになっています。エイダコインを取り扱っている取引所がステーキングサービスに対応していれば、自身でウォレットを運用するよりも容易にステーキング報酬を獲得することが可能です。

海外と日本におけるステーキングサービスの比較

ステーキングサービスは国内ではまだ発展途上の印象ですが、海外では既に主流となっています。以下では、海外と国内におけるステーキングサービスの状況を解説します。

海外取引所のステーキングサービス

海外では大手取引所が軒並みステーキングサービスに対応しています。特徴としては、ステーキングサービスに対応している銘柄が豊富で、ステーキング報酬も魅力的なものが多いことがあげられます。

たとえば、世界最大の取引所であるBinanceでは、60銘柄以上の仮想通貨でステーキングサービスが利用できます。ステーキング報酬は銘柄や期間、ステーキング状況などによって異なりますが、年利10%を超えるものも多くあります。

なおエイダコインは人気仮想通貨であるため、大抵の大手取引所でステーキングサービスの対象となっています。

国内取引所のステーキングサービス

国内大手取引所の中でステーキングに対応しているのは、GMOコインなどわずかです。対象の銘柄も限定されています。エイダコインの場合、GMOコインでステーキングサービスを利用できます。したがって、日本国内からエイダコインのステーキングに参加するには、GMOコイン、海外取引所、専用ウォレットのいずれかを経由します。

少々手間はかかりますが、エイダコインを長期保有するのであれば、ノーリスクで報酬を獲得することができるステーキングに参加しない手はありませんよね。

エイダコイン(ADA)の買い方

2022年8月現在、エイダコイン(ADA)は日本国内の取引所でも購入できます。しかし無期限取引が可能で、資産の運用先も豊富であるBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)などの海外取引所の利用がおすすめです。

日本語対応の海外取引所でのADAの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。

取引所 現物 デリバティブ
Binance(バイナンス)
Bybit(バイビット)
Gate.io(ゲート)
CoinEX(コインイーエックス)
MEXC(メクシー)
BingX(ビンエックス)
Bitget(ビットゲット)

Binance(バイナンス)

現物 デリバティブ

Bybit(バイビット)

現物 デリバティブ

Gate.io(ゲート)

現物 デリバティブ

CoinEX(コインイーエックス)

現物 デリバティブ

MEXC(メクシー)

現物 デリバティブ

BingX(ビンエックス)

現物 デリバティブ

Bitget(ビットゲット)

現物 デリバティブ
binance bybit gate.io mexc

海外取引所は日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。

更なる成長が期待されるエイダコイン

カルダノの開発活動に支えられ、エイダコインは仮想通貨市場での評価を高めています。

最近では、カルダノがスマートコントラクト(ブロックチェーンを利用して契約を自動的に履行する機能)を実装したことなどもあり、エイダコインの価格は2.5ドルを突破して史上最高値を大幅に更新しています。(2021年8月26日時点TradingViewより)[4]

カルダノには技術的な伸び代がまだまだあるといわれていますが、これがエイダコインの価格にどのように影響するのでしょうか。

ビットポイントが取り扱いを開始したことでよりエイダコインに投資しやすい環境が整いましたが、これを機にエイダコインへの投資を検討してみるのも良いでしょう。


Date

作成日

2021.09.07

Update

最終更新

2023.03.16

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