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SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

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update 2025.12.16 03:42
SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

update 2025.12.16 03:42

2025年以降、「SwiftTrader(スイフトトレーダー)で出金が遅れている」「サポートから返答がない」といった投稿がSNSで相次いでいます。出金遅延やサポートに対する不満を投稿するユーザーが増えており、一部では運営が崩壊しつつあるとの指摘もあります。

本記事では、SwiftTraderで報告されている出金トラブルを紹介するほか、2023年に破綻したGEMFOREX(ゲムフォレックス)との類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。

SwiftTraderが資金難との噂

2025年10月現在、SwiftTrader(スイフトトレーダー)が「資金難に陥っているのではないか」と指摘する声が一部で上がっています。

出金を拒否された事例の中には、後述するボーナスを利用した取引の出金条件を満たしていなかったケースもあります。しかし、ボーナスで得た利益だけではなく、自己資金の出金を拒否された例もあり、ユーザーの間ではSwiftTraderに対する不信感が高まっています。

過去には、GEMFOREX(ゲムフォレックス)というFX業者が、出金拒否の増加からそのままサービスを停止した事例もあり、SwiftTraderが「突然飛ぶのでは」と不安視するユーザーもいるようです。

2025年以降に出金拒否が増加

SwiftTrader(スイフトトレーダー)は、2024年5月にサービスを開始したブローカーです。

サービス開始直後は、一部で出金遅延の報告は見受けられたものの、基本的には問題なく出金できていたようです。しかし、2025年以降、出金トラブルが増加傾向にあります。X(旧Twitter)上での出金拒否・遅延関連の投稿は6月以降20件ほど確認されており、マイナーな海外FX業者のトラブル報告の投稿数としては、多い部類に入るといえるでしょう。

ボーナスがらみの出金拒否が多い

SwiftTraderでは、ボーナスに関連した出金拒否が複数報告されています。

SwiftTraderは、口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供しており、ボーナス目当てで利用しているユーザーも多かったようです。しかし、SNS上では「ボーナスの出金条件を満たしていない」として出金を拒否されたという投稿が相次いでいます。

SwiftTraderの規約では、「入金ボーナスで得た利益を出金するには、ボーナス500USDごとに100万USDの取引が必要」とされており、10ロット(1億5,000万円分)以上取引しなければ出金ができないルールになっています。出金するタイミングでこの条件を知ったという人もおり、他社と比較して厳しすぎるという意見が寄せられています。

SwiftTrader入金ボーナス規約

画像引用:SwiftTrader

別のトレーダーはボーナスだけでなく入金分の資金も出金できなかったと報告しており、最終的にMetaTrader5(MT5)アカウントが凍結されたとする投稿もあります。こうした対応が、SwiftTraderに対するユーザーの不信感を高めているようです。

大幅な出金遅延も

SwiftTraderでは、最終的に無事出金できたものの、公式に案内されている期間を大幅に超えて資金が着金したという報告も複数見られます。

仮想通貨(暗号資産)での出金は通常24時間以内とされていますが、実際には32日かかったという投稿も確認されています。また、送金方法は不明ですが19日を要したケースも報告されています。

SwiftTrader仮想通貨の出金期間

画像引用:SwiftTrader

SwiftTraderでは仮想通貨(USDT)と国内銀行送金、Peskaでの出金に対応しており、公式情報では国内銀行送金を利用した場合は、通常5営業日で出金できるとされています。どの方法を利用していたとしても、19日は明らかに長い遅延といえます。

こうした遅延は一時的なシステム要因とも考えられますが、利用者の間では「資金繰りの悪化が背景にあるのでは」と不安視する声も上がっています。

サポートも崩壊?

SNS上ではサポートに対する不満も投稿されています。

出金拒否や遅延を報告する投稿の多くは、「問い合わせても返答がない」「数日待っても対応されない」といったサポートへの不信感とセットになっており、以前よりも対応品質が低下している様子がうかがえます。

対応の遅れが続いていることから、一部では「運営体制が崩壊しつつあるのでは」との指摘も見られます。現時点で公式から説明はありませんが、従来のように安定したサポートを提供するのが難しくなっている可能性があります。

GEMFOREX騒動との類似点と破綻の兆候

過去に破綻した海外FX業者との類似点も、SwiftTrader(スイフトトレーダー)への不信感が生じている一因になっていると考えられます。2023年5月にサービスを停止したGEMFOREX(ゲムフォレックス)の事例では、破綻前に以下のような動きが見られました。

  • 入金ボーナスの頻発
  • 出金遅延・拒否・金額の制限
  • サポートの形骸化

SwiftTraderの現在の状況が、これらすべてに当てはまるわけではありません。しかし、出金遅延・拒否の増加やサポート品質の低下など、GEMFOREXの末期に似た傾向が一部で確認されています。

もしこの状況下でSwiftTraderがボーナスキャンペーンを強化すれば、ユーザーに「資金繰りの穴埋め」と受け取られ、信頼低下を招くおそれもあります。

SwiftTraderの経営状況が公に示されているわけではありませんが、出金対応やサポートの質が低下しているのは事実です。現在の状況を踏まえると経営状況の悪化によって、出金拒否の増加やサポートの崩壊に繋がっているとユーザーが不安視するのも無理はないでしょう。

SwiftTraderの利用は控えるべき

SwiftTrader(スイフトトレーダー)では出金遅延やサポート品質の低下など、不安要素が複数確認されています。現状を踏まえると、安定した取引環境を重視するのであればSwiftTraderの利用は控えるべきでしょう。

海外FX業者は数多く存在しますが、信頼できる運営体制を築いているブローカーは限られます。資金の安全性や出金スピードを重視するのであれば、実績のあるブローカーを利用することをおすすめします。信頼性の高い主要ブローカーの情報は、以下のページでご確認いただけます。


Date

作成日

2025.10.16

Update

最終更新

2025.12.16

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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