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GEMFOREXが出金遅延の原因を公開|50億円の持ち逃げと10億円の未払いの被害も報告

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update 2025.11.02 03:40
GEMFOREXが出金遅延の原因を公開|50億円の持ち逃げと10億円の未払いの被害も報告

update 2025.11.02 03:40

caution 2023年5月31日にサービス停止

GEMFOREXは、サービスを2023年5月31日時点で一時停止すると発表しました。本記事の内容が、上記の決定より前の情報となる点につきまして、ご承知おきのほどお願いいたします。

2023年5月15日、海外FX業者のGEMFOREX(ゲムフォレックス)が、昨年末から続く出金遅延問題に関する情報を更新しました。決済代行会社による約50億円の持ち逃げと、約10億円の未払いが発生していたことを、新たに発表した形となります。

このタイミングで公表した理由についてGEMFOREXは、「捜査の都合上、公開を留めていたものの、事実と異なる情報がSNS上で拡散され、誤解が生じているため」といった旨の説明をしています。

GEMFOREXユーザーはもちろん、新規口座の開設を検討している方は、状況を慎重に見極める必要がありそうです。

GEMFOREXによる出金遅延問題

2022年12月以降、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の出金遅延が話題になっています。4月27日には、Twitter(ツイッター)の公式アカウントが削除され、大きな注目を集めました。

出金遅延の理由について以前は、以下のように説明されておりました。

年々、第三者名義貸しや当社口座転売、ボーナスを利用した利用規約違反などが急増し、2022年中頃から集団による前述の利用規約違反に歯止めが効かなくなってまいりました。結果、2022年11月後半、当社契約のリクイディティプロバイダーから指導が入り、利用規約ならびにガイドライン違反者への厳格な対応を実施する事になりました。その事により、本件と関係のない一部のお客様にまでご迷惑が及んでしまった形となります。

『GEMFOREXのお知らせ』 - より引用

上記の通り、名義貸しや口座の転売などの不正利用が起こったことにより、無関係のユーザーにも影響が及び、遅延が起こっていると発表されていました。また、GEMFOREXの提携先に対して、通報のような形で連絡するユーザーがおり、これによって解消が長引いているとも報告されていました。

このような報告を受けて不安が募る中、5月15日にGEMFOREXは公式サイトを更新し、決済代行会社の持ち逃げ・未払いによって、60億円を受け取れていないことも明かします。

caution 事実確認が難しい

一般的に公式によるアナウンスは信憑性が高いと考えられます。ただし今回の状況においては、上記内容を事実として受け取って良いか、判断は難しいでしょう。Myforexでは、口座転売や決済会社の持ち逃げなどについて、具体的事実は確認できておりません。

50億円の持ち逃げと10億円の未払いも影響

GEMFOREX(ゲムフォレックス)の発表によると、被害状況は以下のように説明されています。

2022年後半、決済代行会社(A社)による約50億円の持ち逃げが発生。現在、警察に被害届を提出し主犯格の捜索中。示談が成立しない場合は訴訟に入る予定でおります。

『GEMFOREXのお知らせ』 - より引用

上記の通り、2022年の後半に、決済代行会社による持ち逃げ事件が発生したと報告しており、被害額は約50億円にのぼるとされています。決済代行会社の社名は公開されていませんが警察に被害届を提出して、現在は主犯格を捜査中とのことです。決済代行会社との示談が成立しない場合は、訴訟に入るとしています。

加えて、同じ時期に別の決済代行会社による10億円の未払いが発生したことも、遅延の一因となっているようです。

2022年後半、決済代行会社(B社)による約10億円の未払いが発生。現在、毎月1,000万円ずつ弊社口座に分割にて支払われております。

『GEMFOREXのお知らせ』 - より引用

未払いの会社についてはすでに示談が成立しており、毎月1,000万円ずつ支払われているようです。

このようにGEMFOREXは、合計60億円を受け取ることができないまま、サービスを提供し続けていたようです。同じ時期に決済代行会社によるトラブルと、リクイディティプロバイダーによる審査が重なったことで、大きな遅延につながったとしています。

point リクイディティ・プロバイダーとは

リクイディティ・プロバイダー(Liquidity Provider)とは、市場における流動性(リクイディティ)を提供する金融機関のことを指します。「Liquidity Provider」の頭文字をとってLPと呼ばれることもあります。FXにおけるリクイディティ・プロバイダーは、それぞれのFX会社がリスクヘッジのためにカバー取引を行う銀行などの金融機関です。

今後の出金対応

GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、今後の出金対応についても説明しています。

LP審査中ユーザーへの返金

LP審査中のユーザーに対しては、GEMFOREXが資金を立て替えて、週に1回のペースで出金を行うとのことです。

しかし出金できる金額に制限があるため、週毎に出金額は変わると説明されています。また、出金される曜日は固定で決まっているわけではありません。

LP審査中が完了したユーザーへの返金

LP審査が完了したユーザーに関しては、一括出金が可能となります。

LP審査がいつ完了するのか、目途が立っていない状況ではあるものの、GEMFOREXは解決のために動いているとしています。

遅延損害金の配布も

ユーザーが出金申請を行った日から30日経過後から、出金が完了されるまでの間、年5%の利率で発生しているものとして計算され、ユーザーのお財布口座に反映されます。

偽のTwitterアカウントに注意

お知らせ文中でGEMFOREX(ゲムフォレックス)は、偽のTwitterアカウントが存在することにも触れています。

GEMFOREXの公式Twitterアカウントは、4月27日に削除されて以来、復旧の目途は立っていないとされています。そのため、現状ではGEMFOREX公式の情報を確認できるのは、Webサイトのみです。

公式を装ったアカウントがあっても偽のアカウントとみなすよう、GEMFOREXは注意喚起しています。

有料情報や真偽不明の情報にも注意

一部では今回の騒動に便乗して、有料で何らかの情報を販売しようとしているアカウントもみられます。GEMFOREX公式は自らが有料情報を販売していることはないと説明しているため、有料だからといってその情報が正しいとは限りません。憶測混じりの情報である可能性も少なくはないので、購入の検討は慎重に行うほうが良いでしょう。

また、SNSでは真偽不明の情報が数多く出回っています。SNSで拡散されていると多数派の見解だと感じられることがありますが、正しいかどうかは不明ですので、冷静に対処する必要があるでしょう。

SNS上では不満を滲ませる投稿が多数

今回の発表を受けて、SNS上では一部で理解を示すユーザーもいるものの、不満の声が多く見受けられます。分割で出金に対応することを発表していたGEMFOREX(ゲムフォレックス)ですが、全額出金できたユーザーもいれば、1万円しか出金されなかったユーザーもいるようです。

また、全額出金の目途が立っていない状態で、ボーナスで入金を促し続けるGEMFOREXの姿勢に疑問を呈するユーザーも多いようです。GEMFORXは独自仮想通貨のリリースやNFTの販売予定も発表していますが、それどころではないだろうという意見も見受けられます。

被害届の提出を検討するという投稿もあり、しばらく炎上が収まる気配はなさそうです。GEMFOREXは2度と使わないとする投稿も数多く見られます。今後運営が続けられるとしても、信頼回復は簡単ではないでしょう。

依然として出金の見通しは不透明

昨年末より続いているGEMFOREX(ゲムフォレックス)の出金遅延騒動ですが、今回の発表で遅延の理由が明らかにされました。原因は明らかになったものの、対応は5月8日発表された内容から変わりありません。

SNS上ではユーザーの不安の声があふれています。全額が出金できるかどうかは、依然として不透明な状況です。

GEMFOREXでは以前よりプロモーションに力を入れており、時期によって違いがあるものの、新規口座開設ボーナスは1~2万円と比較的高めに設定されていました。ここ最近は3万円とこれまでになく高額に設定されています。

口座開設ボーナスの引き上げと今回の騒動の関連性は不明ですが、集客にかなり苦戦している可能性も考えられます。ボーナスに魅力を感じる方も多いかもしれませんが、新規口座の開設を検討している方は、しばらく様子を見た方がよいでしょう。


Date

作成日

2023.05.15

Update

最終更新

2025.11.02

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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