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【海外FX業者編】海外FX業者の早朝スプレッドは?リアルタイムデータで調査

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update 2022.08.10 22:24
【海外FX業者編】海外FX業者の早朝スプレッドは?リアルタイムデータで調査

update 2022.08.10 22:24

海外FX業者は国内のFX業者よりも高いレバレッジを提供していることで人気ですが、国内FX業者よりもスプレッドが広いというイメージを持っている方が多くいます。

数年前まではスプレッドが広い海外FXブローカーが主流でしたが、現在は、スプレッドを重視する海外FX業者も多くあり、国内FX業者と比較しても競争力のあるスプレッドを提供しているFX業者もあります。

一方、早朝はスプレッドが大きく拡大する傾向があり、寝ている間にストップロスになってしまうことも考えられます。海外FX業者は国内FX業者よりもスプレッドの変動幅が大きいので、口座タイプ、取引時間やブローカーごとのスプレッドの違いを理解することが大切です。

そこで、主要海外FX業者をピップアップして、平常時のスプレッド、早朝のスプレッドをMyforexで調査しました。

昼間のスプレッドの平均

ほとんどの海外FX業者では、変動制スプレッドを導入しています。取引量が少なくなる早朝はスプレッドが開きやすくなる反面、取引量の多いロンドン市場やニューヨーク市場の時間帯にはスプレッドが狭くなる傾向があります。

また、ほとんどの海外FX業者では、複数の口座タイプを提供しています。

口座タイプによっては、スプレッドは抑えられているものの別途取引手数料が発生する場合があります。取引回数が多いスキャルピングやデイトレーダーなどは各FXブローカーの口座タイプの要件をあらかじめ確認するのがおすすめです。

主要海外FX業者の5社をピックアップし、各ブローカーのスタンダードタイプの口座で、通常時における米ドル/円のスプレッドを調査しました。計測は、当サイトMyforexが提供するリアルタイムスプレッド比較ツールで、11時〜14時(2022年4月25日)時点で実施しました。

ドル円 平常時スプレッド比較
海外FX業者 公表平均スプレッド Myforex計測値
(最小~最大)
Exness
(スタンダード口座)
1.1 Pips 0.8 Pips ~ 3.4 Pips
FXGT
(スタンダード口座)
- 1.7 Pips~2.1Pips
XMTrading
(スタンダード口座)
1.6 Pips 1.5 Pips~1.9 Pips
Titan FX
(スタンダード口座)
1.33 Pips 1.3 Pips~1.6 Pips
HFM
(プレミアム口座)
1.7 Pips 1.8 Pips~2.1 Pips
Exness(スタンダード口座)
公表平均スプレッド 1.1 Pips
Myforex計測値 0.8 Pips ~ 3.4 Pips
FXGT(スタンダード口座)
公表平均スプレッド -
Myforex計測値 1.7 Pips~2.1Pips
XMTrading(スタンダード口座)
公表平均スプレッド 1.6 Pips
Myforex計測値 1.5 Pips~1.9 Pips
Titan FX(スタンダード口座)
公表平均スプレッド 1.33 Pips
Myforex計測値 1.3 Pips~1.6 Pips
HFM(プレミアム口座)
公表平均スプレッド 1.7 Pips
Myforex計測値 1.8 Pips~2.1 Pips
point Myforexのリアルタイムスプレッド比較とは?

30社以上のFXブローカーのリアル口座のスプレッドを独自に計測し、記録しているツールです。指定したFXブローカーのスプレッドをグラフで表示したり、リアルタイムのスプレッドや過去の平均値を調べることができます。

Exness(エクスネス)のスタンダード口座は、他の海外FX業者と比較すると、スプレッドの変動が非常に大きくなっています。Exnessの公式ページでは、スタンダード口座の平均スプレッドは1.1 Pipsと公表されていますが、時間帯によってはスプレッドが大きく変動しているという結果となりました。

FXGT(エフエックスジーティー)は平均スプレッドを公表していません。

XMTrading(エックスエムトレーディング)、Titan FX(タイタンエフエックス)、HFM(旧HotForex)は、各公式サイトで公表している平均スプレッド付近でおおむね推移しています。

XM、TitanFX、HFM、FXGTは、スプレッドが一定の範囲内で安定して推移しているという結果となりました。

point 夜間は狭いExnessのスプレッド

Exnessのスタンダード口座は、取引量の多くなる日本時間の16時〜20時前後までは非常に低いスプレッド水準で推移しています。他のFX業者よりもスプレッドの変動は激しいですが、時間帯によっては最も有利なブローカーといえます。

早朝はスプレッドの変動幅が大きい

取引量が減少する日本時間の早朝の時間帯は、スプレッドが大きく開く傾向があります。2022年4月22日の午前5時〜午前8時ごろのスプレッドを調査し、スプレッドの最大値と平均値を比較しました。

早朝スプレッド比較 ドル円
海外FX業者 最大値 公表平均スプレッド
Exness
(スタンダード口座)
8.7 Pips 1.1 Pips
FXGT
(スタンダード口座)
9.5 Pips -
XMTrading
(スタンダード口座)
10.6 Pips 1.6 Pips
Titan FX
(スタンダード口座)
9.9 Pips 1.33 Pips
HFM
(プレミアム口座)
12.3 Pips 1.7 Pips
Exness(スタンダード口座)
最大値 8.7 Pips
公表平均スプレッド 1.1 Pips
FXGT(スタンダード口座)
最大値 9.5 Pips
公表平均スプレッド -
XMTrading(スタンダード口座)
最大値 10.6 Pips
公表平均スプレッド 1.6 Pips
Titan FX(スタンダード口座)
最大値 9.9 Pips
公表平均スプレッド 1.33 Pips
HFM(プレミアム口座)
最大値 12.3 Pips
公表平均スプレッド 1.7 Pips

通常、夏時間でスプレッドが開く時間は午前6時頃ですが、Exnessは午前5時頃にスプレッドが広がっています。各FXブローカーを比較してみると、多くのFXブローカーが午前7時ごろにスプレッドが落ち着く中で、Exness(エクスネス)は午前8時ごろまでスプレッド幅が広くなっているのが特徴的です。

HFM(旧HotForex)は最もスプレッドの開きが大きく、12.3 Pipsを記録しました。一方、Exnessは8.7 Pipsにとどまりました。

HFMやXMTrading(エックスエムトレーディング)は30分から1時間程度でスプレッド幅が緩やかに落ち着いているのが分かりました。また、午前8時には比較した全てのブローカーが通常スプレッドに戻っていることが確認できました。

point スリッページが重要

FX会社の良し悪しを評価するには、スプレッドだけでなくスリッページも重要です。極端に言えば、見かけのスプレッドが狭くても、取引の都度スリッページが発生するFX会社だと、結果的に取引コストが高くなってしまいます。しかし、スリッページがどの程度発生するかについては、比較する方法が限られています。一つの方法として、Myforexでは、自分がリアル口座で実際に行った取引についてどの程度スリッページが発生したかを記録できるインディケータ、「スリッページ記録ツール」を無料で提供しています。

まとめ

今回の調査では、昼間の時間帯については、Exness以外のブローカーでは変動幅0.02〜0.03 Pipsの範囲で推移していました。一方、Exnessは非常に大きな変動幅となっています。

しかし、ロンドン市場が始まる日本時間午後4時以降の取引量の多い時間帯で比較すると、最も狭いスプレッドを提供しているのはExnessのスタンダード口座であり、Exnessは取引量によってスプレッドが大きく左右されるということが分かります。

早朝のスプレッドは大きく開きやすい傾向があり、スプレッドの広がりによるストップロス注文の約定などには十分注意が必要です。

マイフォレックスのスプレッド比較ツールでは、通貨ペアやFX業者ごとのリアルタイムのスプレッドを比較することができます。また、リアルタイムだけでなく過去のデータをもとに最小値、最大値、平均値なども算出できるほか、時間帯によってのスプレッドの変動幅も調べることができます。

今回はドル円でしたが、今後も様々な通貨ペアごとの時間帯や経済指標発表時の調査を行います。


Date

作成日

2022.05.02

Update

最終更新

2022.08.10

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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