作成日
:2020.09.17
2022.04.20 12:07
2020年9月17日に、MetaQuotes社より、MetaTrader5の新バージョンBuild2615のリリースが発表されました。新バージョンでは、取引銘柄に関する情報収集機能が強化され、取引条件の詳細画面から閲覧できる項目が増えた他、ブルームバーグやウォール・ストリート・ジャーナルといった外部のメディアサイトへもダイレクトにアクセスできるようになりました。また、ストラテジーテスターの最適化の基準に、「複雑な基準の最大値」の選択項目が追加されています。
取引条件の詳細画面に、新たな項目「セクター」「産業」「国」が追加されました。これにより取引銘柄は、15種類のセクターに分類され、セクターによっては、産業別に更に細区分することができます。
参照:取引条件を確認する方法
尚、FXブローカー側で「セクター」「産業」「国」を登録していない場合は、詳細画面には表示されません。通常、FXブローカーでは、銘柄毎に「セクター」や「産業」を細かく分類しておらず、これらの登録を行っているケースは少ないです。
セクターが指定されている場合、気配値表示で、セクター別に一括で銘柄を表示させることや、セクターでのソート機能を利用することができます。セクター内で、産業別に区分されている場合、産業別の一括表示や、ソート機能の利用も可能です。
気配値表示内で右クリックし、メニュー一覧より「セット」、「追加」の順にマウスポインターを動かすと、セクター一覧が表示されます。産業を選択する場合は、属するセクター名にマウスポインターを動かすと、産業一覧が表示されます。
MetaTrader5から、ブルームバーグやウォール・ストリート・ジャーナルといった外部のメディアサイトへもダイレクトにアクセスできるようになりました。
気配値表示内で右クリックし、メニュー一覧より「基本データ」にマウスポインターを動かし、アクセスする外部サイトを選択します。尚、FXブローカー側で外部サイトへのアクセス設定を許可していない場合、メニュー一覧に「基本データ」のコマンドは表示されません。
ブラウザが立ち上がり、指定したメディアサイトにて、該当の銘柄情報が表示されます。
エキスパートアドバイザ(EA)のバックテストに利用されるストラテジーテスターの最適化の基準に、「複雑な基準の最大値」の選択肢が新たに追加されました。「複雑な基準の最大値」を選択すると、取引回数や、ドローダウン、リカバリーファクター、期待利得、シャープレシオといった複数の項目に基づいて最適化が行われます。
今回のアップデートでは、上記に加え軽微な不具合の修正や、MetaTrader5専用プログラミング言語であるMQL5やプログラミングツールのMetaEditorのアップデートも実施されています。改善内容の詳細は、MetaQuotes社のWebサイトからご確認頂けます。
出典元:
作成日
:2020.09.17
最終更新
:2022.04.20
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