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MetaTrader5 新バージョン Build3520がリリース

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update 2022.12.13 14:29
MetaTrader5 新バージョン Build3520がリリース

update 2022.12.13 14:29

2022年11月25日、MetaQuotes(メタクォーツ)社はMetaTrader5(MT5)の新バージョンBuild3520をリリースしました。今回のアップデートでは、Google認証等を利用した二段階認証の機能が追加されました。

近年、セキュリティ意識の高まりから二段階認証のニーズが増加しています。MT5に二段階認証機能が追加されたことにより、これまでよりも安全に利用できるようになりました。

ただし、標準搭載された機能ではなく、FX会社側が設定できるオプション機能の扱いです。利用するには、FX会社が二段階認証設定を許可している必要があります。

Google認証等を利用した二段階認証が可能に

MT5の二段階認証では、Google認証等お好みの二段階認証アプリを利用可能です。

一般的な二段階認証と同様の手順で、QRコードをアプリに読み込ませて登録を行います。一度設定を行うと、次回以降ログイン情報の入力を行う際はログインIDとパスワードに加え、二段階認証アプリに表示されるワンタイムパスワードの入力が必須となります。

登録は、ナビゲータ部分に表示されるメニューより行うことができますが、FX会社側で二段階認証設定を許可していない場合、二段階認証の選択肢が表示されません。

二段階認証の設定方法

ここでは、MT5で二段階認証を利用する方法について説明します。二段階認証の利用には、予めお手持ちのスマートフォンでGoogle Authenticator、Microsoft Authenticator、Authyいずれかのアプリを使える状態にしておくことが必要です。

手順1

「ナビゲータ」欄の口座一覧からログイン中のアカウントを右クリックし、表示されたメニューから「Enable 2FA/TOTP」をクリックします。

MT5ログイン中ユーザーのコンテキストメニュー MT5ログイン中ユーザーのコンテキストメニュー

手順2

「口座の2FA/TOTPを有効にする」画面にて、スマートフォンで二段階認証に使うアプリを起動し、表示されたQRコードを読み取ります。

2FA/TOTPのQRコード読み取り 2FA/TOTPのQRコード読み取り

手順3

スマートフォンのアプリ側でワンタイムパスワードが表示されますので、「ワンタイムパスワード」欄に入力し、「2FAを有効にする」ボタンをクリックします。

口座の2FA/TOTPを有効にする画面 口座の2FA/TOTPを有効にする画面

手順4

アカウントの二段階認証が有効化され、画面の「2FAを有効にする」ボタンが「ログイン」ボタンに切り替わりますので、「ログイン」ボタンをクリックします。

口座の二段階認証が設定完了 口座の二段階認証が設定完了

手順5

口座へのログイン画面に切り替わりますので、スマートフォンのアプリに表示されているワンタイムパスワードを「ワンタイムパスワード」欄に入力して、「OK」ボタンをクリックします。

口座ログイン画面 口座ログイン画面
point 二段階認証を設定したアカウントのログイン

口座の二段階認証を設定すると、以後その口座にログインする際は必ずワンタイムパスワードの入力が求められます。また、二段階認証を設定したアカウントにログインしたままMT5を閉じた場合は、次回MT5を起動した際にもログイン画面が表示され、ワンタイムパスワードの入力が必要です。

二段階認証の解除方法

MT5口座に設定した二段階認証は、後から解除することも可能です。

手順1

「ナビゲータ」欄の口座一覧から、二段階認証を設定しているログイン中のアカウントを右クリックし、表示されたメニューから「Disable 2FA/TOTP」をクリックします。

二段階認証設定済みユーザーのコンテキストメニュー 二段階認証設定済みユーザーのコンテキストメニュー

手順2

「口座の2FA/TOTPを無効にする」画面が表示されますので、ワンタイムパスワードを入力し、「2FAを無効にする」ボタンをクリックすると、二段階認証が解除されます。

口座の2FA/TOTPを無効にする画面 口座の2FA/TOTPを無効にする画面

今回のアップデートでは、上記に加えバグの修正が行われています。アップデートの詳細はメタクォーツ社のWebサイト[1]からご確認頂けます。


Date

作成日

2022.12.13

Update

最終更新

2022.12.13

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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