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Exness、Financial Commissionに加入

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update 2022.04.20 12:28
Exness、Financial Commissionに加入

update 2022.04.20 12:28

最大20,000ユーロの補償サービスなどが利用可能に

FXやCFD、仮想通貨(暗号資産)ブローカーと投資家との紛争解決に特化した第三者機関であるFinancial Commission【以下、FinaComと称す】は7月22日、キプロスを拠点とする海外FXブローカーのExness(エクスネス)が新たに加入したことを発表した。[1]

Exnessは22日、FinaComの認定ブローカーメンバー(Approved Broker Members)としてのステータスを取得したという。これにより、Exnessとその顧客は、FinaComの補償ファンドから顧客1人当たり最大20,000ユーロの補償を始め、様々なサービスが受けられるようになる。また、ExnessはFinaComが定める規制の遵守にコミットする必要があるとのことだ。

トレーダーと金融サービスプロバイダー間で紛争を解決することが困難なケースもあるため、独立した外部紛争解決(External Dispute Resolution)【以下、EDRと称す】機関への需要が高まっている。直近では、FinaComは2021年上半期報告書を公表しており、加盟ブローカー以外の企業に対して求める補償金額が急増していることに鑑み、依然として個人投資家保護が十分でないと指摘している。このような中、FinaComは仲裁機関や各国裁判所などの典型的な仲裁・調停機関よりも、簡潔且つ迅速な紛争解決をサポートするという。

2008年に創業したExnessは、グループにて厳格な規制で知られる英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)を始め複数のライセンスを保有している他、公式ホームページで財務実績に関する報告書を一般公開するなど、信頼性や透明性の高い経営を実践している。また、セーシェルの金融サービス局(Financial Services Authority, FSA)規制下のNymstar Limited社が、日本人向けにサービスを提供している。Exness最大の魅力として挙げられる特徴は、業界唯一となる無制限レバレッジとハイスペックなトレード環境にある。加えて、FXに強みを持つExnessは仮想通貨の最大レバレッジを200倍に引き上げ、仮想通貨関連サービスを強化している。このような中、FXやCFD、更に仮想通貨分野に対応したEDR機関であるFinaComへの加入は、Exnessが高い信頼性をアピールする上で大きなメリットになると言えそうだ。

ExnessはFinaComに加入し規制を遵守した高品質のサービスを提供することで、更に顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.07.26

ニュースコメント

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多様なソリューションを提供するFinaCom


FinaComでは、最大20,000ユーロの補償サービス以外にも、多岐にわたるソリューションを提供し、その存在価値を高めている。例えば、FinaComはAdvanced Marketsと提携しており、加盟ブローカーはAdvanced Marketsが誇る世界トップクラスの流動性サービスにアクセスすることができる。また、FinaComは独立系第三者機関であるVerifyMyTradeと提携した執行認証サービスを提供している。有力海外FXブローカーの中では、仮想通貨CFDを提供開始したTitan FXが同認証を取得し、高い執行の質を担保している。その他にも、FinaComに加盟するブローカーは、Delkos Researchの市場分析やTradeforaによる取引前後の執行分析サービス、Broker Pilotのリアルタイムのディーリングリスク管理ソリューションなどが利用できる。2021年上半期には、FinaComに口座凍結や出金、プライスチェックに関する苦情が多く寄せられたという。FinaComに加盟するExnessTitan FX(タイタン FX)のように、多くの海外FXブローカーが安心・安全な取引環境の構築に向けた取り組みを強化することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.07.26

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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