Select Language

Spotware、ピッチフォーク描画ツールをリリース

Spotware、ピッチフォーク描画ツールをリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:28
Spotware、ピッチフォーク描画ツールをリリース

update 2022.04.20 12:28

cTrader Automateとチャート管理関連機能を改善

Spotware Systems【以下、Spotwareと称す】のコミュニティチームは、利用需要が高いオープンソースのピッチフォーク描画ツールをリリースした。[1]

これにより、トレーダーはcTraderのチャート上に、「アンドリューピッチフォーク」と「シフ・ピッチフォーク」、「変形シフ・ピッチフォーク」、「ピッチファン」を描画できるようになった。ピッチフォーク描画ツールは、APIを用いたチャート管理やオブジェクトを利用し、cTrader上のビルトインツールのように機能することで、画面スペースを有効活用できるという。また、同ツールのリリースに先立ち、Spotwareコミュニティチームは2021年6月、市場で人気の高いフィボナッチ描画ツールもリリースしている。[2]同インディケータを利用することで、トレーダーは「フィボナッチ・ファン」や「フィボナッチ・タイムゾーン」、「トレンドベース・フィボナッチ・タイムゾーン」、「フィボナッチ・チャネル」を描画することができる。Spotwareはこれらの描画ツールを提供することで、cTrader Automateとチャート管理に関連した機能の改善に繋げている。

Spotwareの基幹製品であるcTraderは、使い勝手の良さに定評があり、ユーザーの間で徐々に人気を高めている取引プラットフォームだ。また、cTraderは約定スピードが早く、同時決済機能や板情報なども利用でき、特にスキャルピングなどの短期売買に適していると言える。有力海外FXブローカーの中では、フィンテック市場の発展に大きく貢献した業界リーダーを決めるイベントであるUltimate Fintech Awardsで受賞したFxProや、2021年6月にマルタ法人を設立したTradeviewなどが、同取引プラットフォームを導入している。また、最大200%の入金ボーナスを実施中のMYFX Marketsも、利便性と透明性が高いcTraderの導入を検討しているという。

Spotwareは利用需要が高い複数の描画ツールをリリースすることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.07.08

出典元:

  1. Spotware(cTrader)

    https://ctrader.com/forum/announcements/36451
  2. Spotware(cTrader)

    https://ctrader.com/forum/announcements/36195

ニュースコメント

comment

利用価値を高めるcTrader


今回cTraderで利用できるようになったピッチフォークは、レジスタンスラインやサポートライン、トレンド転換などを判断する上で有効活用できるテクニカルツールだ。例えば、アンドリューピッチフォークは、トレンドラインを基準として、上下に平行線を加えたラインを形成し、上側の平行線がレジスタンスラインを、下側の平行性がサポートラインを示すことになる。因みに、同手法はアラン・H・アンドリュース博士によって開発され、ラインの形状が農具のピッチフォークに似ていることから、アンドリューピッチフォークと名付けられた。また、数学者のレオナルド・フィボナッチ氏が生み出したテクニカル分析ツールがフィボナッチだ。例えば、フィボナッチ・ファンは、一定期間における高値と安値を指定してトレンドラインを形成することで、押し目買い・戻り売りポイントの判断やブレイクポイントの目安として活用できる。これら人気インディケータのリリースなどによりcTraderの利用価値が高まる中、多くのトレーダーが同取引プラットフォームを活用して取引を活性化することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.07.08

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

またコピトレ詐欺か?WeekendFXにAmazingTick型の詐欺疑惑

WeekendFXのコピートレードに参加したユーザーが、「出金できなくなった」と次々に声を上げ始めています。AmazingTickの詐欺事例との類似点も多く、同じ手口のコピトレ詐欺なのではないかという疑惑が持ち上がっています。
update2025.06.23 19:00

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExnessで海外送金による銀行口座の凍結が発生している事例を取り上げていきます。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

【速報】イラン・イスラエル停戦報道でビットコイン反発、一時10万6,000ドル突破

2025年6月23日、トランプ大統領がイラン・イスラエル間の停戦を自身のSNSで発表しました。これにより中東での地政学リスクが後退し、ビットコイン(BTC)の価格は一時10万6,000ドルまで急反発しました。
update2025.06.24 19:00

Exnessの出金遅延はなぜ起きた?オンラインカジノ規制の影響とは

海外FX業者のExnessでは、国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00

初めてのバックテストでも安心!MT5ストラテジーテスターの使い方ガイド

MT5のストラテジーテスターでは、バックテストによりEAのパフォーマンスを確認できます。バックテストの開始手順や注意点を解説します。
update2025.06.17 19:00

MT4初心者必見!FX自動売買EAバックテストのよくあるトラブルと対策集

バックテストをした際にEAを選択できない、途中でテストが止まる、結果が安定しないなどの症状が発生することがあります。本記事では、バックテストをした際に発生する症状別に対処方法を解説します。
update2025.05.13 19:00

高値更新のBTCでVantageが500倍レバレッジを解禁!業界最高水準の取引環境を提示

海外FX業者のVantage Tradingが、BTCUSDとETHUSDのレバレッジを500倍に引き上げることを発表しました。主要な海外FX業者のレバレッジ・スプレッドを比較し、Vantage Tradingがどのようなトレーダーに向いているのかを説明します。
update2025.06.20 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル