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FTX、MLBと長期パートナーシップを締結

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update 2022.04.20 12:28
FTX、MLBと長期パートナーシップを締結

update 2022.04.20 12:28

公式サポーターとしてブランド認知度の向上を試みる

仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所のFTXとその親会社であるWest Realm Shires Services Inc.が、米プロ野球リーグのメジャーリーグベースボール(Major League Baseball)【以下、MLBと称す】との長期的なパートナーシップを締結したことが明らかになった。[1]

これによりFTXはMLBの改革を支援すると共に、公式サポーターとしてブランド認知度を高めることが可能になるという。具体的に、FTXは米国向けサービスであるFTX.USのロゴを春のキャンプからレギュラーシーズン、オールスターゲーム、ポストシーズンを通じて審判員が着用するユニフォームに載せることができる。また、FTXはMLB Players, Inc.との契約を結んでおり、プロモーションチャネルへのアクセス権やコンテンツ作成のためのライセンスを獲得しているようだ。

FTXの創設者兼CEOであるサム・バンクマンフリード氏は、このパートナーシップに関して次のようにコメントしている。

FTXが米国の国民的娯楽の歴史と伝統に携わる初めての仮想通貨取引所となれることを光栄に思っています。FTXは世界規模でポジティブな影響を与えるために日々努力しているが、この目標を達成するにはMLBとそのグローバルなファンベースより優れたパートナーはいないと言えるでしょう。

Sam Bankman-Fried, Founder and CEO of FTX - MLB.comより引用

一方、MLBのCRO(Chief Revenue Officer)であるノア・ガーデン氏はFTXに関して次のように述べた。

奇跡的な成長を見せるグローバルリーダーとパートナーシップを結んだことは、全てのMLB関係者にとってエキサイティングな発表になりました。FTXは急速に進化し続ける仮想通貨業界の世界的なリーダーに成長し、素晴らしい実績を築き続けています。バンクマンフリード氏およびFTX全体とのコラボレーションを開始するのが待ちきれません。

Noah Garden, CRO of MLB - MLB.comより引用

ドジャースがトークンの配布を来場者に行うなど、MLBでは各球団が仮想通貨やブロックチェーン技術を活用し始めているが、FTXとのパートナーシップがどのような恩恵をもたらすのか、今後も両社の取り組みを見守っていきたい。

release date 2021.06.25

ニュースコメント

comment

破竹の勢いで成長するFTX


天才バンクマンフリード氏が率いるFTXは、2019年に設立されてからわずか1年で日間取引量が17億ドルに達するなど、破竹の勢いで成長を続けている。FTXは一般的な仮想通貨や仮想通貨デリバティブだけに留まらず、レバレッジトークンや原油関連商品、市場予測、クオンツゾーン(自動取引ツールを用いた取引サービス)などのサービスを提供しており、業界でも期待の取引所として注目を集めているという。世界最大の取引所であるバイナンスもFTXへ投資を行なっているようだ。最近、FTXは米NBAチームのホームスタジアム命名権を買収するなど、スポーツ業界でのプロモーション活動を積極的に展開しているが、これがどのような成果につながるのか、今後も同社の動向に注目していきたい。


Date

作成日

2021.06.25

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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