Select Language

米SECおよびCFTC、ビットコイン関連ファンドのリスクを警告

米SECおよびCFTC、ビットコイン関連ファンドのリスクを警告

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
米SECおよびCFTC、ビットコイン関連ファンドのリスクを警告

update 2022.04.20 12:27

ビットコインが抱える危険性に留意すべきだと主張

米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission)【以下、SECと称す】および米商品先物取引委員会(Commodity Futures Trading Commission)【以下、CFTCと称す】は、ビットコイン(Bitcoin)関連ファンドのリスクについて警告を促している。[1]

今月16日、SECのOIEA(Office of Investor Education and Advocacy)およびCFTCのOCEO(Office of Customer Education and Outreach)が共同声明を発行し、仮想通貨(暗号資産)関連ファンドに関心を持つ投資家が許容できるリスクレベルを考慮する必要があると主張した。また、両機関はビットコインおよびビットコイン先物が非常に投機的な商品だとの考えを示しており、投資家が仮想通貨市場の高いボラティリティや規制の欠如、詐欺、価格操作などの危険性に留意すべきだと述べた。

米国では2021年中のビットコインETF誕生に期待が高まっているが、その投機的な性質からSECは否定的な態度を示している。先月発行された文書の中で、SECは投資会社法で規制されるファンドが投資家保護を提供しなければならないと言及し、この原則はビットコイン先物を保有するファンドにも適応されると強調した。

仮想通貨市場は拡大を続けているが、SECおよびCFTCはどのような対応を見せるのか、今後もこれら規制当局の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.06.18

出典元:

  1. US Securities and Exchange Commission

    https://www.sec.gov/oiea/investor-alerts-and-bulletins/ib_fundstrading

ニュースコメント

comment

ビットコインETF実現に尽力する米企業


現在、米国では米大手資産運用会社であるフィデリティ投信がビットコインETFの立ち上げを計画しているのに加え、VanEckやWisdomTree、Kryptoinなどの企業が同様の動きに出ている。中には複数回にわたってSECに申請書を提出している企業もあり、例えば、VanEckは今年に入ってからも当局とビットコインETFの実現に向けて協議を継続しているという。しかしながら、SECはビットコインETFに関して非常に慎重な対応を示しており、これら企業への最終的な回答期限を幾度となく延期してきた。SECはVanEckによる最新の申請に対して今月17日頃に回答を言い渡すと伝えているが、今の所、同社または当局からの報告はないようだ。隣国のカナダでは、資産運用会社のパーパスが世界初のビットコインETFの上場に成功しているだけに、将来的に米国でもETFを通じた仮想通貨投資が可能になることを期待したい。


Date

作成日

2021.06.18

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨USUALの将来性は?RWA活用のステーブルコインプロトコルを解説

仮想通貨USUALは、ステーブルコインプロトコル「Usual」のガバナンストークンです。Usualは、BlackRockなどからRWA(現実資産)を集約してステーブルコインを発行し、その収益をコミュニティに再分配するプロトコルとして注目を集めています。
update2024.11.20 20:00

Milton Marketsが2024年11月より最大100%分入金ボーナスを開催

Milton Marketsで期間限定の100%入金分ボーナスキャンペーンが開催されます。当記事では100%入金分ボーナスの概要や、注意点を中心に解説していきましょう。
update2024.11.20 19:30

スマホ版MT4のやさしい使い方ガイド~iPhone&Androidの基本操作~

この記事では、優先的に押さえておきたいMT4アプリの機能を5つのグループにまとめ、iPhone版とAndroid版での使い方を解説します。「基本操作を手っ取り早く確認したい!」という方はぜひご活用ください。
update2024.11.20 19:00

ZoomexがクリプトバトルZを開催!毎週開催の取引大会で現物USDTやボーナスを獲得

2024年11月1日、海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、取引大会シリーズ「クリプトバトルZ」を開催しました。ラウンドごとの特典総額は3,480ドル相当です。当記事では、クリプトバトルZの詳細や参加方法、注意点を解説します。
update2024.11.15 20:00

ゴールドラッシュXMは本当に儲かるのか?ほぼ破綻リスクゼロのEAの実力は

ゴールドラッシュXMのランディングページで謳われている「1ヵ月で取引資金が2倍に」、「破綻リスクはほぼゼロ」という宣伝文句に違わぬ実力が備えられているのか、フォワードテスト・バックテストを実施して検証しました。
update2024.11.14 20:30

Titan FXがブラックフライデーキャンペーンを開催!取引でキャッシュバックが付与

Titan FXが、2024年11月25日(月)からブラックフライデーキャンペーンを開催します。今回のキャンペーンでは、FX通貨ペア銘柄またはゴールドを1ロット取引するごとに500円のキャッシュバックが付与されます。
update2024.11.14 20:00

XMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小!どのくらい狭くなったか検証

2024年10月25日にXMTradingが仮想通貨CFDのスプレッドを縮小しました。この記事では、BTCUSDとETHUSDのスプレッドの計測結果やほかのFX業者と比較した結果を解説します。
update2024.11.14 19:30

Milton Marketsが11月の1万円FXチャレンジとXリポストキャンペーンを開催!

Milton Marketsで、11月の1万円チャレンジが開催されます。この記事では、開催期間や上位入賞の条件、これまでの1万円チャレンジと変わった点などを解説します。
update2024.11.14 19:00

XMTradingがお歳暮プロモを開催!100%入金ボーナスを付与

海外FX業者のXMTradingが2024年10月15日から11月15日までお歳暮プロモを開催することを発表しました。キャンペーン期間中に対象口座へ入金すると、100%の入金ボーナスが付与されます。新規・既存ユーザーの両方が対象です。
update2024.11.12 19:30

Zoomexがあったか冬支度応援キャンペーンを開催!総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券がもらえる

Zoomex(ズーメックス)が、あったか冬支度応援キャンペーンを開催しました。各種条件をクリアすると、総額76万円相当のビットコインとAmazonギフト券を獲得できます。キャンペーン開催期間は、2024年11月19日〜11月25日までです。
update2024.11.07 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル