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シバイヌコイン、Coinbase Proへの上場で価格高騰

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update 2022.04.20 12:27
シバイヌコイン、Coinbase Proへの上場で価格高騰

update 2022.04.20 12:27

ドージコインに次ぐミームコインとして期待される

米大手仮想通貨(暗号資産)取引所のCoinbase, Inc.【以下、コインベースと称す】が機関投資家向けのプラットフォームであるCoinbase Proでシバイヌコイン(Shiba Inu Coin)の取り扱いを開始すると発表した[1]ことを受け、6月15日にシバイヌコイン価格(SHIBA/USD)が高騰した。

今回、コインベースはCHZ(Chiliz)およびKEEP(Keep Network)と共に、シバイヌコインをCoinbase Proに上場することを公表し、早ければ今月17日から取引サービスが有効化されると伝えた。その発表の直後から、シバイヌコイン価格は30%を超える急騰を記録しており、時価総額が約36億ドルに達したという。

シバイヌコインはイーサリアム(Ethereum)ベースの仮想通貨であり、柴犬のマスコットキャラクターで有名なドージコイン(Dogecoin)に次ぐミームコイン(SNSなどで人気を博す仮想通貨)として期待されているようだ。シバイヌコインのネットワーク上では、芸術分野におけるNFT(Non-Fungible Token)関連サービスやShibaswapと呼ばれる分散型取引所などの開発プロジェクトがサポートされている。

コインベースは仮想通貨市場に強い影響力を持っており、度々、上場を決定した仮想通貨の価格高騰の要因となることがある。このような現象はコインベースエフェクトと呼ばれ、前回、ドージコインがCoinbase Proに上場した際にも観測されている。シバイヌコインも同様にコインベースエフェクトの恩恵を受けたと考えられるが、どのような価格推移を見せるのか、今後も同仮想通貨価格の動向に注目していきたい。

release date 2021.06.17

ニュースコメント

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ミーム株やミームコインの登場に危機感を示す規制当局


近年、SNSを始めとするインターネットコミュニティが活発になっていることを背景に、ミーム株やミームコインへの投資が加速している。これに対して米FINRAがソーシャルメディア利用調査の実施を検討するなど、規制当局が危機感をあらわにしているようだ。欧州ではゲームストップ株のようなミーム株の踏み上げに対してESMAが懸念を表明し、リスク許容度を踏まえて信頼性の高い情報ソースから投資判断を下すよう注意を促している。より直接的な動きとしては、タイの証券取引委員会(Securities and Exchange Commission, SEC)がNFTやミームコインを規制する方針を示しており、既に今月11日から具体的な規制を導入しているという。この世界的なミーム株やミームコインのトレンドはどこまで拡大していくのか、今後も個人投資家の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.06.17

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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