Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

バーゼル委員会、銀行による仮想通貨保有を規制する方針

バーゼル委員会、銀行による仮想通貨保有を規制する方針

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
バーゼル委員会、銀行による仮想通貨保有を規制する方針

update 2022.04.20 12:27

ビットコインの保有に1,250%の資本要件を課す可能性

G20諸国を中心とする中央銀行と銀行監督機関で構成されるバーゼル銀行委員会(Basel Committee on Banking Supervision, BCBS)【以下、バーゼル委員会と称す】は、銀行による仮想通貨(暗号資産)の保有に対して厳格な要件を設定することを提案した。[1]

今月10日に発行したコンサルテーション・ペーパーの中で、バーゼル委員会は将来的に仮想通貨を保有する銀行が増加していくと予想しており、世界の金融システムを守るために資本要件を導入すべきだとの考えを示している。仮想通貨市場は銀行が抱えるローンやデリバティブ商品、その他資産と比較すると依然として小規模だと言えるが、バーゼル委員会は仮想通貨が詐欺やサイバー攻撃、マネーロンダリングなどの特異なリスクと結びついていることを懸念しているようだ。

具体的に、バーゼル委員会は仮想通貨を「トークン化された伝統的資産」と「安定化メカニズムを備えた仮想通貨(ステーブルコイン)」、および、「いずれにも該当しない仮想通貨」のグループに分類し、それぞれにリスクウェイトを設定することを提案している。例えば、ビットコイン(Bitcoin)であれば、リスクウェイトは1,250%で100ドル相当に対して1,250ドルの資本金を有することが求められるという。今回、中央銀行発行の独自デジタル通貨(Central Bank Digital Currency, CBDC)に関しては規制の対象外とされている。

バーゼル委員会は仮想通貨規制に向けて議論を継続すると言及しているが、これが仮想通貨市場にどのような影響を及ぼすのか、今後も同委員会の動向を見守っていきたい。

release date 2021.06.14

出典元:

  1. Basel Committee on Banking Supervision

    https://www.bis.org/bcbs/publ/d519.pdf

ニュースコメント

comment

銀行の仮想通貨市場に対するエクスポージャーが拡大


これまで、銀行はカストディサービスやトレーディングデスクなどで仮想通貨需要に対応してきたが、近年、より直接的な形で仮想通貨市場に関与し始めている。例えば、スイスの大手銀行であるデューカスコピーはイーサリアムによる入出金サービスを開始するだけでなく、独自仮想通貨のデューカスコイン(Dukascoin)を活用してトークンエコノミーの構築を試みているという。その他、ロシアの商業銀行であるExpobankが仮想通貨担保ローンを同国で初めて提供するなど、この流れは世界規模で拡大しているようだ。銀行の仮想通貨市場に対するエクスポージャーは高まりを見せており、バーゼル委員会が指摘する通り何らかの規制が必要であることは明白だと言えるだろう。先月末、一時的にビットコイン価格が3万ドル付近にまで下落するなど、ボラティリティが上昇してきているが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように偏移していくのか、今後も仮想通貨市場での展開に注目していきたい。


Date

作成日

2021.06.14

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

HFMがKATANA(カタナ)口座をリリース!Exnessキラーになるか?

HFMがハイスペック口座であるKATANA口座をリリースしました。最大の特徴は、無制限レバレッジと低スプレッドという、2つの要素を兼ね備えている点です。本記事では、KATANA口座のスペック・特徴を解説するほか、ExnessやXMTradingと条件を比較します。
update2026.05.07 19:00

海外FXの入出金におすすめの仮想通貨ウォレットは?選び方や注意点も解説

海外FXでの仮想通貨入出金の重要性が高まっています。 ウォレット経由で送金する際、使用するウォレットの選び方にもポイントがあります。本記事では、海外FX入出金におすすめの仮想通貨ウォレットを紹介し、選び方や利用時の注意点なども解説します。
update2026.04.02 19:00

JPYCの送金に必要なガス代とは?ガス代無料で送金・交換する方法も

ウォレットにあるJPYCなどの仮想通貨を送金したり、交換したりするには、ガス代と呼ばれる手数料が必要です。本記事では、JPYCの送金等に必要なガス代の概要や仕組み、一部ガス代を無料で取引する方法などを解説します。
update2026.06.02 19:30

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

海外FXの国内銀行送金で同時多発的に口座が凍結される?情報共有システム導入による影響とは

マネーロンダリング対策として不正利用口座の情報を全国の金融機関で共有するシステムが2027年4月を目途に導入されます。本記事では、このシステムの導入によって海外FXユーザーにどのような影響が及ぶのか、なぜ国内銀行送金がさらにハイリスクになるのかについて解説します。
update2026.04.07 19:00

有名アカウントによるMoonshot FXコピトレへの誘導が物議|「中の人交代疑惑」も浮上

Xフォロワー数1万人超のFX系インフルエンサーが、Moonshot FXのコピートレード案件を紹介していることが話題になっています。同社の公式サイトには怪しい点が多く、実体のある業者なのか疑問視する声も上がっています。この記事では、Moonshot FX公式サイトの不審な点や、海外FXユーザーが同社を警戒する理由などを説明します。
update2026.03.12 19:00

USDTを日本円に換金する方法は?税金や手数料などの注意点も解説

海外FXの仮想通貨入出金ではステーブルコインのUSDTを使うケースが多く、利益などを出金する際はUSDTを日本円に換金する必要があります。本記事では、USDTを日本円に換金する方法に加え、税金や手数料などの注意点を解説します。
update2026.04.13 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない