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ペイパル、仮想通貨の外部送金を可能にする機能実装を計画

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update 2022.04.20 12:27
ペイパル、仮想通貨の外部送金を可能にする機能実装を計画

update 2022.04.20 12:27

仮想通貨関連事業を拡大していく方針

大手オンライン決済サービスのPaypal Holdings Inc.【以下、ペイパルと称す】が、同社のプラットフォームからサードパーティウォレットへの仮想通貨(暗号資産)送金を可能にする機能の実装を計画していることが明らかになった。[1]

昨年11月に仮想通貨市場に参入したペイパルは仮想通貨決済機能をローンチし、米国内のユーザーを対象にペイパルの加盟店で利用できるようになった。現時点でペイパルの仮想通貨関連サービスは決済のみに留まっており、ユーザーが外部に仮想通貨を送金することはできないようになっているという。これに関してペイパルのブロックチェーン部門責任者であるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏は、同社が仮想通貨の送金機能を開発していると言及した。

先月、ペイパルは2021年度第1四半期の決算発表を行い、アクティブユーザー数が過去最高となる3億9,200万人に達したことに加え、売上高が前年同期比29%増の60億3,000万ドルを記録したと伝えた。[2]ペイパルのCEOであるダン・シュールマン氏は、TIME Magazine(タイム)の取材にて仮想通貨が通貨以上の価値を持つ存在だと称賛しており、仮想通貨関連事業を拡大していく意向であることを示している。[3]

ペイパルはCurvの買収を今年中に完了し、仮想通貨関連サービスを強化することが予想されているが、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.05.28

ニュースコメント

comment

決済企業の仮想通貨市場進出を牽引するペイパル


全世界2,900万件の小売店をパートナーして抱えるペイパルが、仮想通貨決済を導入したことは業界に変革をもたらし、決済企業の仮想通貨市場参入を促進している。最近では、大手クレジットカード会社であるVISA(ビザ)がステーブルコインのUSDコイン(USD Coin)を用いた仮想通貨決済のトライアルを実施するなど、業界ではより具体的な動きが生じているようだ。また、ペイパルの競合であるSquare(スクエア)は同社のモバイル決済アプリである「Cash App」を通じてビットコイン(Bitcoin)の販売を開始しただけでなく、テスラ(Tesla)と同じく同仮想通貨を保有してバランスシートに組み込んでいるという。この流れは、中央銀行発行の独自デジタル通貨(Central Bank Digital Currency, CBDC)の登場で更に加速していくと考えられるが、業界はどのように偏移していくのか、今後もその動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.05.28

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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