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ペイパル、仮想通貨ウォレットサービスCurvを買収か

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update 2022.04.20 12:27
ペイパル、仮想通貨ウォレットサービスCurvを買収か

update 2022.04.20 12:27

仮想通貨分野でベンチャー企業への投資を拡大

大手オンライン決済サービスのPaypal Holdings Inc.(本社:2211 North First Street San Jose, California 95131[1])【以下、ペイパルと称す】が、機関投資家向けの仮想通貨ウォレットサービスであるCurvの買収を検討していることが明らかになった。[2]

メディアの報道によると、ペイパルは2億ドルから3億ドルの資金を投じてCurvの買収を試みているという。昨年末、ペイパルは仮想通貨関連サービスを本格始動して以来仮想通貨市場での取り組みを加速させており、ベンチャー企業への投資を拡大している。最近、ペイパルは仮想通貨関連企業のPaxosに出資したことに加え、仮想通貨カストディプラットフォームであるBitGoの買収なども画策していたようだ。

米ニューヨークに本社を置くCurvは、イスラエルのテルアビブで研究開発を行なっており、MPC(Multi-Party Computation)セキュリティ技術を基礎とするホットウォレットおよびコールドウォレット、キーレスセキュリティインフラなどを提供している。昨年10月、CurvはシリーズA(ベンチャーキャピタル等が最初に出資する段階)の投資ラウンドで3,000万ドルの資金調達に成功したという。

現在、ペイパルは仮想通貨関連サービスを英国に展開する他、仮想通貨決済の導入などを計画しているようだが、Curv買収を実現することができるのか、今後も同社の動きを見守っていきたい。

official release 2021.03.05

ニュースコメント

comment

仮想通貨市場で存在感を発揮するCurv


仮想通貨市場では、安全かつ信頼性の高い仮想通貨ウォレットの需要が高まっているが、これに対してCurvの創設者兼CEOであるItay Malinger氏は、同社が先進的なアプローチを用いて仮想通貨のセキュリティを向上させるとの目標を示している。実際にCurvはEllipticと提携することで、トランザクションリスクスコア機能を実装するなど、積極的に新しいテクノロジーを取り込んでいるという。その他、CurvはHAYVNと提携し、UAE(アラブ首長国連邦)市場で顧客基盤を拡大しているようだ。既にCurvはエミレーツ航空を始めとする一般企業、eToroやGenesisなどの仮想通貨関連企業を顧客として抱えているが、どのような事業展開を見せるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。


Date

作成日

2021.03.05

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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