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アップル、仮想通貨業界での経験を持つ人材を募集

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update 2022.04.20 12:27
アップル、仮想通貨業界での経験を持つ人材を募集

update 2022.04.20 12:27

代替決済のパートナーシッププログラム開始を目指す

今月25日、米Apple【以下、アップルと称す】が代替決済のパートナーシッププログラムを開始するため、仮想通貨(暗号資産)業界での経験を持つビジネス開発マネージャーを募集していることが明らかになった。[1]

今回、アップルのWPC(Apple Wallets, Payments, and Commerce)チームが、代替決済におけるパートナーシッププログラムのフレームワーク構築とビジネスモデル形成、主要な競合他社の特定、戦略的なパートナーシップ管理などの仕事に従事する経験豊富なビジネス開発マネージャーを募集しているという。具体的に、アップルは仮想通貨ウォレットおよび後払い販売(Buy Now Pay Later, BNPL)、ファストペイメント、仮想通貨などの分野で5年以上の経験を持つ人材を求めているようだ。

アップルは仮想通貨市場においてどのような試みを行なっているか公表していないが、米大手仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)が提供する仮想通貨デビットカードのCoinbase CardをApple Payでサポートする可能性があると噂されている。情報サイトのMacRumorsがコインベースアプリのソースコードにApple Payのグラフィックを発見したと報告しており、Coinbase Cardを通じた仮想通貨決済が利用可能になるとの期待が高まっている状況だ。

これまでアップルはMobeewaを買収するなど、iPhoneをモバイル決済端末として利用することを可能にするテクノロジーに投資を行なってきたが、次はどのような動きに出るのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.05.28

ニュースコメント

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ブロックチェーン関連の人材獲得競争が激化


ブロックチェーンは次世代の情報プラットフォームとして普及することが期待されており、多くの企業が同テクノロジーの取り込みを図っている。それに伴い、大手企業によるブロックチェーン開発のための人材獲得競争も激化しているようだ。例えば、アップルと並びGAFAの一角であるFacebookはブロックチェーン開発を促進するために、ブロックチェーン関連のスタートアップ企業であるChainspaceから人材を採用しているという。また、仮想通貨市場に新規参入したペイパルもブロックチェーンに精通した人材の獲得を試みている。この流れはシリコンバレーだけに留まらず、ウォール・ストリートにも波及しており、ブロックチェーン人材の価値が高騰しているが、今後も主要な企業の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.05.28

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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